2022.01.27
最終更新日:2024.03.07

食通が絶賛する「私的ベストなお弁当」3選

昨今、テイクアウトの需要が増えたこともあって、お弁当が人気を集めている。いつ食べてもおいしい、「これぞ私的ベスト!」なとっておきのお弁当を聞きました。

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日本橋弁松総本店の 箱弁折詰(赤飯弁当)

加藤ジャンプさんプロフィール画像
加藤ジャンプさん
文筆家、コの字酒場探検家
日本橋弁松総本店の箱弁折詰(赤飯弁当)

飲兵衛にはたまらない 幸せのかたまりのようなお弁当

江戸時代から続く老舗のお弁当屋さんが作る豪華折り詰め弁当。「飲兵衛のお弁当はご飯との向き合い方が肝要。ここの赤飯はもっちり感もささげ(大角豆)のアクセントも素晴らしい。おそろしいことにごま塩をふったら、酒のアテにもなる。おかずの出来は言わずもがな。並弁当には入っていない満足度の高いえびフライと、ド定番でありながら絶品のめかじき照り焼きを交互に食べるときの多幸感。永遠の傑作」。¥2,160

日本橋弁松総本店
創業170年、甘辛く・濃い江戸日本橋の味を守り続ける、知る人ぞ知る日本初の仕出し弁当専門店。日本橋総本店と都内の百貨店、スーパーなどで購入可能。


すし乃池の名代の穴子寿司

岡宗秀吾さんプロフィール画像
岡宗秀吾さん
テレビディレクター
すし乃池の名代の穴子寿司

冷めてもふっくら。フワフワの穴子

“穴子寿司といえばここ”と言われるほどの有名店。酒や醬油などでふっくらと1時間ほど煮上げた穴子は時間がたっても硬くならず、柔らか。「冷めてもふっくらフワフワの穴子が詰まってテンションが上がります。濃厚なツメはけっして甘すぎることなく、穴子のうまさを引き立てています。多少高価ですが、快楽度が高すぎるので、記念日に食べています」。¥2,500

すし乃池の名代
穴子寿司のお土産は予約も可能。
住所:東京都台東区谷中3の2の3 
TEL:03(3821)3922 
営業時間:11時30分〜13時30分(L.O.)、16時30分〜21時30分(L.O.)、日曜・祝日11時30分〜19時30分(L.O.) 
定休日:水曜、第2・第4火曜 ※年末年始は要確認


千駄木腰塚の特製のり弁

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梶原由景さん
クリエイティブディレクター
千駄木腰塚の特製のり弁

「コンビーフの概念を変える」!  今までののり弁にない秘密兵器

1949年に文京区千駄木で創業した食肉専門店は、高品質な国産牛を取り扱う精肉店ならではのお弁当も評判。「コンビーフの概念を変える」と称される自家製コンビーフは絶品だ。「のり弁にコンビーフなんて合うのかなと半信半疑でしたが、目をつぶって食べたらすき焼きなんじゃないかと思うほどの重厚な味で、ご飯に合う。ほかのおかずも焼き鮭、卵焼き、唐揚げと隙なし!」。¥1,380

千駄木腰塚
特製のり弁の取り扱い店舗は限られており、都内だと渋谷東急フードショー店とエキュート日暮里店のみ。店舗情報などは公式サイトにてご確認を。




Photos:Ryuta Seki
Composition&Text:Masayuki Sawada

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