2022.01.08
最終更新日:2024.03.07

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司【あの人の「東京ひとりメシ」#01】

ひとりだったら、誰の目も意見も気にせず、行きたいところへ出かけ、好きなものを好きなだけ食べられる。ひとりメシに魅せられたおいしいもの好きな大人にお気に入りの店と一皿を教えてもらいました!

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司【あのの画像_1

卓球さん、毎週、豊洲市場にいるって本当ですか?

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

豊洲大和寿司

おまかせ寿司

朝のお寿司と朝ビール。ほぼ毎週のお約束です

石野卓球さん/ミュージシャン
「活気があって“食べられる水族館”でもある魚市場が好きです」と語る卓球さん。築地の場内市場から豊洲市場への移転後も、朝6時の開店と同時に目指すのが、老舗の「大和寿司」だ。

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

楽しみすぎて開店前に着いちゃうことも


「日本中から最高の魚が集まる場所だし、朝イチでさばいたネタだから超新鮮。お造りやおつまみもなく、ただひたすらお寿司と対峙する“朝のお寿司”の魅力をここで知りました。好きすぎて通い詰め、一昨年は来店数の年間MVPを獲得。“鮪”の文字が刻まれたキャップをもらいました」
 普段から座る席も、お寿司を握る板前さんも決まっており、何を食べるかは基本おまかせ。

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

「お店のインスタグラムは毎晩チェック。気になるネタを見つけたら翌朝すぐに出動します。完全にひと昔前のレコード屋へ行く感覚ですよね(笑)。おまかせにしているのは、食べたい魚と当日のおすすめを、どういう順番で食べると個々の魅力が引き立つかまでを計算して出してくれる板前さんの腕を信頼しているから。光り物や赤貝の素晴らしさをここで知ったし、ほぼ毎週通うことで、魚で、舌で、季節を感じられるようになりました」

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司 石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

 お寿司と朝ビールを堪能したら、市場で夕飯の買い物をすませ、電車で帰宅するのがルーティン。 「それでもまだお昼前。そのあとガッツリ仕事もできるし、愛犬ともじゃれ合える。僕はこれを“豊洲時差”って呼んでるんだけど、一日で2日分過ごしたような充実感が味わえるんですよね」

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

石野卓球さんが通う、豊洲・大和寿司

“豊洲時差”のおかげで一日が2倍充実する!


Takkyu Ishino
1967年静岡県生まれ。’89年、ピエール瀧らと「電気グルーヴ」を結成。テクノミュージシャン、DJ、プロデューサーの顔をもつ。DJイベントの詳細は、https://takkyuishino.comを。


大和寿司
東京都江東区豊洲6-3-1 豊洲市場 5街区青果棟1階
TEL:050-5456-4969 
営業時間:6時〜13時
定休日:日曜、祝日、休市日、12月31日〜
1月4日 「おまかせコース(7貫+巻き物1本)」は¥4,860




Photos:Takemi Yabuki[W]
Hair&Make-up:Katsuyoshi Kojima[TRON]
Composition&Text:Yukino Hirosawa

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