2023.07.27

【大人のスタバ】「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」で期間限定テラス席メニューを試食ルポ!

中目黒のおしゃれスポットとして人気の「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」で、夏季限定のテラス飲食メニューを提供中。セイボリーやドルチェを盛ったプレートを編集部員が試食取材してきた。

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建築がアツい。テラスも暑い。

ここは東京のおしゃれエリア筆頭に挙げられる中目黒。外装を建築家の隈研吾が設計した「Starbucks Reserve® Roastery Tokyo(スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京)」では、7月21日(金)から8月31日(木)までの夏季限定で、3階の「「ARRIVIAMO RIVERSIDE TERRACE(アリビアーモ リバーサイド テラス)」にて大人向けメニューを販売中だ。


薬師神:ふむ。さすが隈研吾建築の外装とな。離れた場所からもひときわ目立つが、ハイソな中目黒の空気に馴染んでもいる。テラス席も期待できそう。



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今回は試着ルポならぬ、社食ルポでもない、「試食ルポ」。「スターバックス コーヒー」の最高峰にて、夏季限定の軽食プレート「Roastery Piattini Flight(ロースタリー ピアッティーニ フライト)」の試食・試飲会に大人男子2人で参戦するのだ。

北條:こんにちは。中目黒の風に吹かれつつ、テラス席でおしゃれなプレートを食するために、今日は朝食とランチを抜いてやって来ました。


取材陣は薬師神ともう1人、「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」の裏手に北條がいた。試食・試飲会の取材日は気温33度の真夏日。キンキンに冷えたアイスコーヒーを一気飲みしたいところだ。



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薬師神:むむっ。エントランスの扉の建築もアツい。訪れる者に無言の圧を掛けているようで、なにか好奇心をポジティブに揺さぶられるような…。

北條:気温も暑いのでさっさと中へ!


少々のアウェイ感を抱きつつ、正面入り口から入館。おしゃれな大人の週末スポット、「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」へ、いざ。



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北條:おっと、記念撮影しときましょう。

薬師神:映えるポイントだらけ。そういえば、いまだに問い合わせもあると聞く「スターバックス × ポーター」のコラボ記者発表会もここの4階でした。


北條:本気で欲しくなって後編の自腹購入ルポまで追っかけましたよね。店頭で見ることができずに開店と同時に即完売したアイテムもありました。


あれは夏の始まりの6月21日(水)。コラボ商品の中で最も高額なアイテムは「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」限定のミニショルダー(49,000円)で、なんとそれが最速完売。通常のスタバコラボのショルダーが29,000円、ビッグサイズが39,000円と、他に安値な同型バッグがあったにも関わらずである。



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衝撃の「スタバ × ポーター」取材を振り返り、気持ちを今一度引き締めつつ、3階の「アリビアーモ リバーサイド テラス」へと向かう。カフェスペースは中目黒界隈に生息する意識の高い客層が多く、自撮り棒を持つカップルや外国人客、ノートパソコンを開いて仕事をしているクリエイティブなビジネスマンも多い。

北條:そもそも「スターバックス リザーブ ® ロースタリー」は世界4ヵ国に6店舗しかありませんからね。稀少価値とスペシャリティも高いのでしょう。


薬師神:いかにも。着いたよ。






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こちらが「アリビアーモ リバーサイド テラス」。予約席と自由席があり、予約席は昨年から好評を博している軽食プレート「ロースタリー ピアッティーニ フライト」の予約者が対象になる。7月21日(金)から8月31日(木)まで夏季限定で販売中。

薬師神:うむ。穏やかな木の温もりを感じる縁側をイメージし、和風の庇(ひさし)のような設計が印象的なテラス席。これまた建築がアツい。


北條:なお、空調設備はない模様。



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北條:自由席があるからといって、コーヒー片手に長居するのは粋じゃないですよね。「ロースタリー ピアッティーニ フライト」くらいは食べないと。

薬師神:ぴあってぃーに?


北條:ピアッティーニ。さあ、イタリアの食文化であるアペリティーボを体験しましょう。


薬師神:あぺりてぃーぼ?


北條:アペリティーボ。おっと、さっそくウェルカムドリンクが来ましたよっと。


薬師神:歓迎されとる!


ちなみに、屋号である「アリビアーモ バー」のアリビアーモ(arriviamo)はイタリア語で「到着する」を意味する動詞であり、同じくピアッティーニ(piattini)は「小皿料理」を、アペリティーボ(aperitivo)は「夕食前に飲む食前酒習慣」を指す。小皿料理をつまみつつ夕食前の黄昏時に軽く酔っぱらう贅沢なひとときを、極上の珈琲体験ができる最高峰スタバ「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」では提案しているのだ。



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取材陣に特別に振舞われた、コーヒーブラウンのグラデーションが美しいウェルカムドリンクの名称は「シトラス コーヒーモーニ」。コーヒー“じゃないほう”、ティーシリーズで人気の「シトラスラベンダーセージ」とコーヒーをラフに合わせたコールドドリンクになる。

薬師神:シトラスの爽やかさとコーヒーのコクがマッチ。乾いた喉にするする入っちゃう。


北條:ペットボトルで飲みたいくらいです。


薬師神:むっ。北條くん、おまちかねの…。









Roastery Piattini Flight


¥3,520



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テーブルに運ばれた「ロースタリー ピアッティーニ フライト」はイートイン限定。セイボリー6種、ドルチェ2種、フォカッチャプレートのセットで、ドリンクは別オーダー。見た目にも楽しく、同時に小腹も満たす。

薬師神:せいぼりー?


北條:おそらく甘いドルチェの反対?


薬師神:塩っぽいやつね。お値段は?


北條:税込みで3,520円になります。チップは払った方がよいのかしら…。


薬師神:恥ずかしいからやめて。とりあえず、直焼きフォカッチャがめっちゃ美味しい。



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北條:塩味のパンですね。色とりどりのどの小皿料理も、「コーヒーイノベーションの魔法と創造性が出会い五感を超えて感性を刺激する」と謳う「アリビアーモ バー」のお酒に合いそう。

薬師神:参加している女性誌のエディターさんやインフルエンサーの皆さんは、食材を細かくリポートしているね。レシピが気になるのかな?


北條:大人男子の視点としては、敷居は高いけれどもコンビニエントなとっつきやすさは重要で、コスパもチェック事項でしょう。ウェブ予約で1日の計画性を担保できるし、座れるし、水だけ飲むわけにもいきませんが、場所代だけでも適正価格だと思いました。


薬師神:そうね。ボクたちなりの視点。


北條:ちなみに、昨年度のピアッティーニとお値段据え置きのまま、今夏は「ズッキーニのグリル」と「フォカッチャプレート」が加わっているんですって。



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薬師神:小皿に盛られた各料理を紹介しておきましょう。上段左から、スペイン産「18ヶ月熟成プロシュート クルード」、レッドオニオンとケッパー添えの「スモークサーモン」、エビの旨みを凝縮したクスクスを詰めた「ズッキーニのグリル」、チーズをトマトソースのジュレで包んだ見た目トマトの「ポモドーロフィント」…。

北條:下段左から、サンドイッチみたいな「フォカッチャ サンドイッチ プロシュート コット」、お酒が進むパン「スフィラティー二 オリーブ」、「マンゴーのマシュマロ」、「トルタ ランポーネ チョコレート」には1階のイタリアンベーカリー「PRINCI®(プリンチ)」のロゴ入り。薬師神さんが太鼓判を押した塩パンもここのかと。


薬師神:1階で買って帰ります。手前の「フォカッチャプレート」も合わせると、ボク的には十分な量でした。チョコはビター味だったけど。


北條:薬師神さんは下戸の甘党ですもんね。私のマンゴーのマシュマロをあげます。



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すでに屋外テラスでの試食・試飲会は30分以上が経過していた。空調は設置されてはいないが、それほど暑くない理由は、朝陽は差し込むが昼過ぎには直射日光は当たらなくなる北東向きの立地にある。

薬師神:テラスに吹き込む夏風が心地よい。目黒川を挟んで、菅刈(すげかり)公園と西郷山公園まで見えるよ。花見の季節は自由席の争奪戦も凄そう。


北條:真の大人男子たるもの、このラグジュアリーなピアッティーニをウェブ予約で事前にオーダーし、予約席をスマートに確保するのでしょう。


薬師神:デートならなおさら。


北條:デート? 高いところが大好きな私としては、このテラスで遠くを眺めながらひがな一日座っていたい。加えまして15分に一度くらいの間隔で頭上をキーンと通っていく飛行機もエモい。



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北條:そしてこれ。

薬師神:お酒だ。勤務時間中なのにお酒だ。


北條:仕事ですから。


薬師神:ほとばしるドヤ感。


北條:ズバリ、本サービスの「ロースタリー ピアッティーニ フライト」には飲み物が含まれていないため、別途ドリンクかカクテルの注文が必須ッ!


薬師神:さっき聞いとる!





ネグローニ ズバリアート(※夏季限定)


¥1,100



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北條がオーダーしたカクテルは、「アリビアーモ リバーサイド テラス」で夏季限定販売中の「ネグローニ ズバリアート」(¥1,100)。シャンパン、カヴァと並ぶ世界の三大スパークリングワインの一つである果実風味のプロセッコをベースにした夏らしいカクテルだ。

北條:偶然生まれたというレシピも有名ですよね。伊・フィレンツェのリストランテ「Casoni(カソーニ)」の常連だったカミーロ・ネグローニ(Camillo Negroni)伯爵が長らく嗜んでいたカクテルのアメリカーノ(カンパリ×スイートベルベット×炭酸水)に、飽きたついでにお遊びでジンを加えたら意外にも美味しくて、同レストランが1960年代に商品化したという逸話が残っています。


薬師神:諸説あり。で、お味は?


北條:このまま直帰したくなる喉ごし。



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薬師神&北條:saluti(乾杯)!!

グラスに注目。「スターバックス リザーブ ® ロースタリー」の1階で販売されている「JIMOTO Made+ 津軽びいどろ」製で、機械を使わずに職人が一つひとつガラスを吹いて仕上げている。目黒川沿いの夏桜や館内中央に設置された巨大焙煎設備のカッパーキャスクにインスピレーションを得たデザインだ。


北條:薬師神さんのカクテルは昨今のトレンドカラーであるグリーンじゃないですか。





クラシック モヒート(※夏季限定)


¥1,100



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薬師神:すぐに酔っちゃうボクは、「クラシック モヒート」(税込1100円)をお酒少なめでオーダー。こんなドリンクもスタバで飲めるとはびっくり。

北條:願いましては~ピアッティーニの料金(¥3,520)に加えまして、別途オーダーのカクテルやドリンク類が1,000円ちょっと。中目黒までの往復の地下鉄代も含め、5,000円あれば足りるかと。


薬師神:ご名算。大人の週末にぴったり。


北條:これが中目黒スタイルか…。



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薬師神:ん? スタバの人魚マーク付きリリースを隣に置いて写真撮ってるの?

北條:このお酒のグラスを見ても、「スターバックス コーヒー」の一環だと伝わらなさそうで…。


薬師神:確かに。でも、ここに集う人たちはそのへんの認識は超越しているのかもね。シンボルマークも「☆|R」だけだし、スタバの進化形がここにある。


東京・中目黒の超絶人気店「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京」にて販売中のテラス限定メニュー、「ロースタリー ピアッティーニ フライト」の試食ルポは以上。映えポイントだらけの磁場に圧倒されつつ、コスモポリタンな大人たちに贔屓される名店で、舌と胃袋と感性を大いに刺激された2人であった。






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世界有数のコーヒーチェーン店「スターバックス コーヒー」は、米・ワシントン州シアトルで1971年3月30日に創業。それから40余年を経て、世界最高峰の本格的コーヒー体験を謳った「スターバックス リザーブ ® ロースタリー」の世界展開が始動し、2023年7月時点では世界4か国に6店舗存在する。

記念すべき「スターバックス リザーブ ® ロースタリー」の1号店は、スタバ創業店の9ブロック先に建設された米・シアトル(2014年12月)。それを皮切りに、上海(2017年12月)、伊・ミラノ(2018年9月)、米・ニューヨーク(2018年12月)、東京(2019年2月)、米・シカゴ(2019年11月)に着実にオープンしている。そのどれもが既存のスタバの域を超えた巨大飲食施設で、観光名所としても賑わうほどの繁盛っぷり。既存のスタバ店舗では販売されないオリジナルグッズも人気だ。


北條:改めまして、「ロースタリー ピアッティーニ フライト」は8月31日(木)まで夏季限定販売中。


薬師神:ごちそうさまでした。



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薬師神:緊張したけど、一回慣れたら大丈夫な気がした。ウェブ予約してまた行きたい。

北條:なんかスタバって、カスタマイズオーダーとか期間限定飲料とか行列のプレッシャーにハキハキした店員さんの板挟みなど、おしゃれ過ぎる初見殺しばかりがフィーチャーされておりますけども、地に足の着いた珈琲好きはたぶん別の視点を持っている。大人男子ならではの優しいスタバの歩き方、アリだと思います。


薬師神:建築がアツいとか。とりあえず神保町のスタバでフラペチーノ買って編集部に戻ろう。


試着ルポ、社食ルポの次は、試食ルポ。そこにファッションがある限り突撃取材は続く。薬師神と北條の闘いは、まだ始まったばかりだ。




スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京
テラスサービス:ARRIVIAMO TM RIVERSIDE TERRACE
住所:東京都目黒区青葉台2-19-23(※テラス席は3階)
販売期間:2023年7月21日(金)~8月31日(木)
販売時間:16時~、18時~、20時間~(※入替制)
  
提供プレート:ロースタリー ピアッティーニ フライト(※イートイン)
セット内容:ウェルカムドリンク、セイボリー6種、ドルチェ2種、
フォカッチャプレート(※ウェルカムドリンク以外のドリンクは含まず)
¥3,520

予約方法:オンライン事前予約のみ(※電話予約不可)
Starbucks Reserve® Roastery Tokyo

Text: Takafumi Hojoh

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