低温調理器といえば鶏むね肉を用いた蒸し鶏が鉄板。湯煎で作ったものと低温調理器で温度と時間を変えたもの、合計3品をグルメトレーニーたちが食べ比べました。
試してくれたのは…
A湯煎 60分(沸騰後、火を止めた湯を使用)
沸騰した湯に蒸し鶏を入れるため、耐熱袋を使うか底に耐熱皿を敷く必要あり。見た目はプルプルだが、調理時の水分はそこそこ出た。
調理時に出た水分量 50㎖
おいしさ
秦
松林
鶴田
★★★★★
★★★★★
★★★★★
湯煎でこんなにおいしくできるなんて…。ただ温度を正確に測っているわけではないので、出来上がりにムラができそう。よだれ鶏向き! (鶴田)
低温調理器(63度60分)と似ているけど、こちらのほうが少しプルプルしていて弾力がある気がする。好みの問題だけど、個人的にはこれもかなり推せる! (秦)
B 低温調理器 80度20分
たった20分間で仕上がるのはほかの2品よりも圧倒的な利点。一方で調理時にたくさんの水分が出たため、パサつきが気になるところ。
調理時に出た水分量 90㎖
おいしさ
秦
松林
鶴田
★★★★★
★★★★★
★★★★★
パサパサで口の中の水分を持っていかれる…。ただ、バンバンジーとかフォーにトッピングする蒸し鶏ならこのくらい水分のないものが合いそう。 (松林)
結構パサつきが目立つ。ほかの2品と比べてもパサついているのが一目瞭然。でも20分でこれだけのものができるのはいい。味も悪くない。 (秦)
C 低温調理器 63度60分
蒸し鶏を作る際に最適といわれる63度60分。調理時にほとんど水分が出ないことからも旨味と栄養がキープされていることがわかる。
調理時に出た水分量 20㎖
おいしさ
秦
松林
鶴田
★★★★★
★★★★★
★★★★★
圧倒的においしい! 水分が全然とんでいなくて、包丁を入れた際もジューシー。肉汁もとどまっている感じがして、ほかのチキンよりも旨味を強く感じた。 (鶴田)
柔らかくてびっくりした。生っぽい食感。水分量もびっくりするほど多い。これを自宅で作れるのは正直驚き…。完全にお店で出される蒸し鶏です。 (松林)
痩せメシに関するオススメ記事はコレ!
Illustration:Osushi Muroki
Props:UTUWA