ソウル、ロックなど多彩なジャンルを交錯させたサウンドを奏でる新世代バンド「WONK」。ボーカリストの長塚健斗さんは、実はフレンチビストロの立ち上げにかかわるなど料理人としての顔ももつ。今回、初心者でも手軽に挑戦できて、仕上がりはかなり本格的なオリジナルの夏レシピを教えてもらった。長塚さんがメニューに合わせて選んだセットリストで、さらに気分を盛り上げて。
ラム肉のロースト ~サルサソース~
[材料](2人分)
ラムラック | 6本分(約400g) |
---|---|
にんにく | 2かけ |
タイム | 6本 |
無塩バター | 60g |
米油(またはサラダ油) | 大さじ2 |
塩・黒こしょう | 各適量 |
〈サルサソース〉
トマト | 2個 | |
---|---|---|
赤玉ねぎ | 1/8個 | |
青とうがらし | 1本 | |
にんにく | 1/2かけ | |
バジルの葉 | 3枚 | |
ペッパーソース | 小さじ1~ | A |
レモン汁 | 1個分 | |
塩 | ふたつまみ | |
オリーブ油 | 大さじ2 |
[作り方]
①ラムラックは15〜20分室温に置く。脂肪が厚い場合は表面を薄くそぎ落とし、全体に塩をふる。オーブンを200度に温めておく。
②フライパンに無塩バター(30g)と米油を入れ、強めの中火にかける。つぶしたにんにくとタイム、肉を加え、表面全体を焼き色がつくまで焼く。キッチンペーパーでフライパンの余分な油分を拭き取ったら、残りの無塩バターを加える。スプーンで肉に溶けたバターをかけて味をしみ込ませる。すべてを天板に並べオーブンで約15分焼いたら、そのまま10分程度休ませる。
③サルサソースを作る。トマトはヘタを取り、横半分に切る。水分の多い種の部分を取り除き、サイコロ状に切る。赤玉ねぎは粗みじん切りにし、水にさらしてから水気をきる。青とうがらしはヘタを取り、細かく刻む。にんにくはみじん切り、バジルは粗みじん切りに。ボウルに入れ、Aで和える。
④②の肉をオーブンから取り出し、骨に沿って包丁でカットして器に盛る。塩、黒こしょうをふり、③のサルサソース、にんにくやタイムを添える。
KENTO’S POINT
ほかの肉に比べて脂肪を燃焼させやすく、ビタミンやミネラルが豊富なラム肉。今回はラムチョップの塊、ラムラックを使います。塊のまま焼くと、肉汁や旨味が逃げないのでおいしさが倍増するし、焼きっぱなしなので調理もラク。そのままはもちろん、ピリ辛のサルサソースをつけて味変するのもおすすめです。
PLAYLIST
ZAZ「J’ai deux amours」
Kento Nagatsuka
1990年東京都生まれ。4人組バンド「WONK」のボーカリスト。有名フレンチレストランなどで経験を積み、昨年からインスタグラムで料理動画「Kento’s Kitchen」を配信し話題に。今春、ついにYouTubeチャンネルをスタート。
Videographer:Takayuki Fujieda
Photos:Toru Yuasa
Hair:Yasunori Watanabe[AWAKE]
Stylist:Makiko Iwasaki
Text:Yukino Hirosawa
Special Thanks:Utuwa