本当においしい鍋はどうやって選んだらいいのか。締めは何が最適なのか…。自宅でお取り寄せ鍋を最大限に楽しむコツを4人が熱く語り合う。
締めをどうするのか問題
さわけん 人気の鍋はどれもスープがおいしい。素材の味を生かすためにだしからしっかりと考えられているなと感心します。
梶原 本当にそう思います。鍋は具材のよさもさることながら、その旨味をスープがどうやってまとめるかにかかっていますからね。
笹田 スープが残ったらやはり締めまで楽しみたいですよね。
梶原 締めに何を入れるか間違ってはいけないですね。脂が浮いたもつ鍋のスープで雑炊を作るのは違うよなって思います。
さわけん 麺は万能ですね。でもいちばん重要なのは、鍋に最適な種類の麺を合わせること。例えばキムチ鍋にはインスタントラーメン、すき焼きにはゆでうどんなど、その鍋に合わせるのが大切です。まあ変わったことを思いつきで試すことも多いですけどね。
笹田 薬味を入れたり、違うたれに挑戦したりとアレンジしながら、それを話題にしてまた盛り上がるのも鍋の楽しさです。
梶原 豚しゃぶをポン酢でなくめんつゆで食べるのオススメですよ。
さわけん アレンジのつもりで魚介鍋にオマール海老をまるごとドボンと入れたら、おいしかったな。
一同 (笑)
師岡 僕は一人のときでも鍋をつまみにお酒を飲みますけど、このご時世、必然的に気心の知れた人と鍋を囲むことになります。
さわけん その距離感が鍋は楽しいんですよね。でも不心得者がいると鍋がぐちゃぐちゃになる。具材を入れる順番を間違えるだけで、味もすごく変わるんですよ。
笹田 鍋奉行は必要ですよね。わいわいと鍋をつつくのはやはり楽しいし、お取り寄せ鍋自体が会話のきっかけになります。
梶原 みんなが食材について語り始めたり、火加減が強すぎて吹きこぼれて慌てたりと、エンタメ感とライブ感も共有できる。それが鍋のよさかなって思います。
さわけん 鍋を取り寄せると旅をしている気分も味わえますね。地元で手に入らない食材を使った鍋がますます人気になるでしょう。
師岡 まだまだおいしい鍋がきっとあるはず。これからもお取り寄せ鍋を楽しみたいと思います!
グルメな男が好むお取り寄せ鍋とは?
Movie Editor: Michihiro Takeuchi
Photo:Hiroyuki Takenouchi
Food Stylist:Chie Mizushima
Text:kinmasataka