2023.08.25

【大人のユニクロ】新作試着ルポ。秋冬ダウンはどう変わった? 大人が買うべき11選

いち早く2023年秋冬トレンドをチェックすべく、注目のユニクロ展示会で編集部員が試着ルポ。厳選したマストバイを3本立てで紹介する。まずは気になる新作ダウンをはじめとした「レギュラー商品」から。

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ファッション業界秋冬の陣、開幕!

まだまだ残暑が厳しい8月下旬。グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」では2023年秋冬シーズンアイテムが徐々に店頭入荷中だ。そこで、先の6月に催された秋冬展示会にて編集部員がチェックしたマストバイアイテムを「前編・中編・後編」の三部に分け、リアルな試着ルポでお届け。前編は、国内全店舗に幅広く入荷する通常デリバリーの「レギュラー商品」だ。


陣頭はUOMOブランド統括の山崎。薬師神と穂上が続き、北條は壁面を見つめている。



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北條:今秋冬のテーマは「MODERN LAYERING(モダン レイヤリング)」ですか。重ね着でプラス1点、購入しましょう的な裏の営業アプローチ?

山崎:ファッションの楽しさを打ち出す「ユニクロ」としては、秋冬ならではの重衣料から軽衣料、素材や色柄まで重ねて堪能しましょうの方向性だと思われる。ところで薬師神はどうした?


穂上:入り口で嗚咽を漏らしてます。


山崎:なんだって?(早くない!?)










①オーバーシャツジャケット


¥5,990



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いきなり2023年秋冬シーズンを象徴するトルソーに捕まった薬師神。無造作に赤のニットを白シャツにレイヤードし、軽アウターとして重ねたネイビーの「オーバーシャツジャケット」から離れられない。

薬師神:これください。大好物のネイビーを作ってくれてありがとうございます。初っ端のコーディネートを見ただけですが、今秋冬の「ユニクロ」のグッドセンスを確信しました。マネキンさんから脱がせちゃうのも申し訳ないのでこのままで大丈夫です。


北條:なにげに秋冬のキーカラーが飛び出しましたね。マネキンに着せ込むほどの推しアイテム、「オーバーシャツジャケット」はポリエステル90%・レーヨン10%の混紡で、ブラウンとネイビーの2色展開。打ち出し商品にしては、かなりカラバリを絞っている不思議。


穂上:ホントですね。黒がない。


山崎:いやまだこれは序盤も序盤。ここで編集カロリーを消費するにはまだ早い。だがしかし、一流の料理人はブイヤベースの小さじひとすくい程度で仕上がりを判断するというから侮れない。


穂上:選挙速報も開票1%で当確とか。


薬師神:いかにも。









②カーゴパンツ


¥3,990



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ようやくサンプルラックに辿り着いた取材陣。1984年6月2日、広島県中区に「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」を開店してから来年で40周年を迎える「ユニクロ」。着る人すべての毎日を素敵に輝かせる“LifeWear”は2023年秋冬も盤石の模様。

山崎:薬師神のことは言えないな。とりあえず、手前のミリタリーパンツが気になる。


穂上:また一番手前!?


北條:深くディグらずとも売れ筋がポンポンと。そういえば昭和の風物詩だった石原軍団の巨大炊き出しカレーや豚汁も相撲の土俵くらいある大鍋に目分量で具材(切らずに)や調味料をぶっ込む男料理でしたが、いつしか味は均等に整っていました。あれがトレンドというものの正体だと思っています。



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ストレッチ性のあるコットンドビー素材の「カーゴパンツ」は裾に向かってゆるやかに細くなるワイドテーパードシルエットでサイズは4XLまで。素材はコットン98%・ポリウレタン2%の混紡。右のカーゴポケットには使い勝手のよいインサイドポケットが付くなど、ミリタリー好きの細かいチェックポイントも心得ている。

山崎:私物のカーゴパンツと比べてみるとしよう。うむ、細身にアレンジしたりディテールを現代風に無理矢理モディファイすることなく、オリジナルに忠実な作りに好感が持てる。アメリカ好き、ミリタリー好きは綿100%にこだわる男が多いけれど、硬いし馴染むまで時間がかかる。もうすでに若干のストレッチを受け入れたい気分になっているから不思議なものだ。


北條:あともう1つ、「ネイビー」推しのほか、今秋冬のキーワードを言わせてください。「無駄打ちのコットン100%をやめたユニクロ」。技術革新でストレッチ素材のケミカル臭がほぼありません。


穂上:なんなんでしょう、このドヤ感。


薬師神:あの、色の展開は?


北條:こちらのオリーブに加え、オフホワイト、ベージュ、そしてネイビー。しかも濃紺です。


薬師神:やっぱり。ブラックを作らない代わりにネイビーを揃えるという。ネイビーの軍パンは数多のファッションブランドでもなかなかレアよね。



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瞬発力のある吟味で悦に入った薬師神と北條、次なるチェックアイテムはシルエットの変遷が毎シーズン顕著なデニムだ。さて、2023年秋冬の「ユニクロ」ではどのようなシルエットを推しているのか?

北條:予想していたフレアデニムやブーツカットはウィメンズのみ。あれは好き嫌いありますよね。


薬師神:さすがに全国展開のレギュラー商品ではそれで正解だと思う。コラボではあるかも。









③ワイドフィットジーンズ


¥3,990



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2023年秋冬のトレンドデニムはルーズ推しの「ワイドフィットジーンズ」。カイハラ社製のコットンデニムで、レンクスは標準丈(74~77cm)と長め丈(84cm)の2タイプ。バングラデシュ生産。

薬師神:ストレッチデニムではなくコットン100%でなんだかホットした。あと、ウエストサイズの展開がなんと46インチ(約116cm)まで増えていたよ。


北條:脇割りシームもしっかり。今までのユニクロデニムの最大サイズかつマイサイズだった36インチに、新たに加わった38インチと40インチがとにかく嬉しい。もう少しゆったりしたシルエットが欲しかったので。


薬師神:ワイドフィットを腰ばきして、入り口にあったシャツジャケットを羽織る。インナーは…。









④ウォッシュコットンボーダークルーネックTシャツ


¥1,990



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薬師神:これください。

北條:これぞ、「ユニクロ」のレギュラー商品ど真ん中。シンプルなコットン素材の長袖ボーダーTシャツで、王道のネイビー×ホワイト。といいますか、さっきからネイビーばかり選んでます?


薬師神:展示会ルポはガチ初見じゃん。


山崎:その通り。薬師神と北條くんの動体視力に関してはいつもリスペクト云々よりも、ある種の狂気の念を感じることが多い。よくやるなと。


薬師神:ありがとうございます。今秋冬の「ユニクロ」は、マストバイの定番アイテムにネイビーが必ずあるのですよ。黒好きの北條さんは困るよね。


果たして、薬師神の指摘は正しい。「ウォッシュコットンボーダークルーネックTシャツ」は、オフホワイト(ホワイト×ネイビー)とブルー(茄子紺×ネイビー)の2色のみ。ホワイト×ブラックなどは生産がないのだ。コットン100%のオーバーサイズで4XLまで揃う。


薬師神:入荷中だしオンラインで2XLと3XLを5枚ずつ買おう。盛り上がってるのボクだけ!?









⑤ラガーポロシャツ


¥2,990



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山崎:薬師神はラグビー好きだよね。

薬師神:はい。4年に1度の「ラグビーワールドカップ(W杯)2023 フランス大会」は9月8日(金)から。プールD所属の日本代表の初戦は対チリで9月10日(日)です。公式ユニフォームのレプリカよりも普段着でも使えて観戦気分も盛り上がるようなシンプルなラガーシャツを探してまして…って、あった!


“文化系スポーツ男子”のマストバイ、ラグビーW杯が始まる前にサイズ欠けや色欠けが起こりそうな「ラガーポロシャツ」。カットソー素材の白襟、ヘリンボーンテープの前立て、ボタンが隠れるフロントフライ仕様など、ラガーシャツの基本に忠実なディテールだ。


薬師神:フロントフライで隠れてはいるけど、ちゃんとラバータッチボタンでした。接触スポーツのためボタンが割れて怪我しないよう、ラガーシャツのボタンは伝統的にラバー製なのです。


山崎:タイムリーなラグビートレンドも含め、2023年秋冬の「ユニクロ」は薬師神の好みにジャストミートであることは疑いようのない事実。


薬師神:カラーはまたしてもネイビーとワイン。エンジに近いワインをチョイスしてみました。


山崎:編集部で着てそう。フェイバリットアイテムだらけで、そろそろ薬師神は気力と体力がオーバーヒートするんじゃないか?


穂上:(急に電池が切れるハムスターとか…)


北條:(これ以上はやめて差し上げて…)



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山崎:これなんかどう?

穂上:(アッ!)


北條:(アアッー!!)


薬師神:なんと。ネイビーのMA-1ですと!?


北條:そちら、珍しくブラックとオリーブもありますから落ち着きましょう。現在店頭入荷中のこのブルゾン、真夏から売れている隠れヒットアイテムです。









⑥MA-1ブルゾン


¥6,990



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買い物上手はすでに購入して秋まで寝かせているという「MA-1ブルゾン」。素材はナイロン100%でブラック、オリーブ、ネイビーの3色展開。昨今のワードローブに合わせやすいトレンドのボリュームシルエットだ。試着して満面の笑みの薬師神。

北條:あれは2021年の12月でしたっけ。「+J」で登場したロゴ入りMA-1を思い出します。


薬師神:ダウンが施されていたから真冬仕様だったよね。レギュラーラインのこれは秋の入り口から使える。ライトな素材感と緩めのリブが好き。


北條:わかります。本格派ミリタリーのMA-1ブルゾンだと、リブがキュッと絞られ過ぎていてコーディネートではどうしてもパワフルボンバーになってしまうんですよね。着回しやコーディネートを想定し、軽い羽織り物として重宝するMA-1はなかなかない。


薬師神:そうそう。言葉は悪いけど、「ユニクロ」レギュラー商品ならではのチープシック。この汎用性を求めていた大人男子は多いと思うの。









⑦スフレヤーンケーブルクルーネックセーター


¥3,990



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穂上:大人男子が賢者タイムに入ったところで私のお勧め「スフレヤーンケーブルクルーネックセーター」を紹介します。ウィメンズのスフレヤーンニットもあるけれど、XSからありますし、スタンダードなデザインのメンズを購入する女性も多いはず。ケーブルニットはやっぱりオフホワイトが象徴的だと思います。


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約3年前の2020年の10月、“メレンゲ料理のスフレ”をイメージして名付けられたスフレヤーン(soufflé yarn)ニットのセットアップがコラボ特別コレクションの「ユニクロ アンド JW アンダーソン」で初登場し、瞬く間に完売。それからスフレヤーンと聞くだけで反応する大人男子は多い。薬師神もその1人だ。

薬師神:またしてもネイビーがあったよ。


北條:黒はどうですか?


薬師神:ありません。オフホワイト、ライトグレー、ベージュ、イエロー、グリーン、ネイビーの6色展開だけど、ブラックは展開なし。


北條:どういうことなんでしょう。2023年8月現在のユニクロ店舗数は国内800店舗、アジア・欧米各国ら海外展開が1,500店舗超で、影響の規模はかなりのグローバル。このままですと、ブラックからネイビー主流へのパラダイムシフトが世界で蔓延してしまう。カジュアルアパレルと、ブラックを軸としたモードなファッションとの溝が、今秋冬は深まるような気がしてきました。


薬師神:考察が深い。大人のユニクロだ。









⑧アジャスタブルウールバケットハット[Women’s]


¥2,990



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穂上:もう1つ、これもウィメンズからですが、「アジャスタブルウールバケットハット」もお勧め。縮絨(しゅくじゅう)ウール100%で、ストレッチ素材の汗止めとアジャスターが付いたニットハット。オフホワイト、ダークグレー、ブラック、ブラウンの4色。私だったらスフレヤーンニットと同じオフホワイト同士で合わせます。

北條:灰色の脳細胞にピンときた。『ナイル殺人事件』(1978年)のミア・ファローみたい。ガル・ガドット主演(2022年)の最新作じゃないほう。


薬師神:ちなみにボクもこのウィメンズハットは被ることができました。


山崎:次は小物を見るとしよう。









⑨ユーティリティ2WAYバッグ


¥2,990



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薬師神:バッグは毎シーズン新しいギミックが満載で、もはやアイデア商品に近いよね。今秋冬は、縦長トートでリュックにもなる「ユーティリティ2WAYバッグ」がいい感じ。ノートパソコンも入るし大人向けかと。

山崎:さて。次が最終目的地になる。


北條:つ、遂に…。


山崎:2023年の冬もまた、このカナ3文字を日々追い求め、たまに追い立てられ、啓蟄あたりまで一喜一憂することになるのだろうか。



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「ダウン」のコーナーへ辿り着いた取材陣。虎の子の新作ダウンに触れ、否が応にもテンションが上がる。ここから先、「ユニクロ」のダウンジャケットは店頭・オンラインで現状未発売。本稿が最速紹介となる。

北條:いつもと違う。触り心地が今までのレギュラー商品やコラボ特別コレクションのダウンと違う。これぞ展示会ルポの醍醐味であると思う次第。


山崎:なにがどう違うのか具体的に。


抜群に柔らかな「NANODESIGN®」を使用した高品質ダウンが軽く暖かく包み込む「パウダーソフトダウンジャケット(NANODESIGN)」は10月中旬販売予定。カラーは北條が手にしているダークブラウンのほか、ブラック、ナチュラルの3色展開。まさにパウダーかつソフトな着心地で、750フィルパワーを誇る。


山崎:ナノデザイン…だと!?


薬師神:ネイビーはないのね。



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UOMOブランド統括の山崎、さっそく「パウダーソフトダウンジャケット(NANODESIGN)」を試着。するりと腕が通る着心地のよさに笑みがこぼれる。

山崎:うむ。去年と違う。


東レの特殊技術である「NANODESIGN®」とは、繊維をナノレベルでデザインすることで、質感や機能を自由自在に創り出すことができる先端繊維技術。この技術で、ダウンならではのボリュームとソフトな風合いや上品な微光沢が実現できたのである。しかも、フィルパワー750のプレミアムダウン。650から700あれば足りるとされる都市生活では十分過ぎる保温力だ。


北條:もちろんウルトラライトダウンやシームレスダウンなど定評のあるダウンの展開もありますが、今秋冬は「ナノデザイン」が最注目株になります。


山崎:素材とダウンの割合は?


北條:本体はポリエステル50%・複合繊維(ポリエステル)50%の混紡ファブリックで、おそらくストレッチのような質感があります。中わたはダウン90%・フェザー10%の配合でいつも通り。









⑩パウダーソフトダウンジャケット(NANODESIGN)


¥12,900(※10月中旬販売予定)



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山崎:フードが取り外し「不可」で気に入っている。デザインとして際立つディテールだし、あえて工数かけてフードをデチャッタブルにする必要はない。話は逸れるが、ショルダー付きのミニバッグも別にショルダーストラップは取り外せなくてもよいし、防犯面でも気がかりだし、むしろ取り外し不可であるほうが安心。

北條:御意。取り外し可能なフードって失くしてしまうリスクが高いんですよね。冬の路地裏で、部屋の収納の隅っこで、フードの亡霊が漂っている気がします。そこのディテールに凝るくらいならば、取り外し不可でいいのでその手間賃を価格に反映して欲しい。


山崎:だが、妙なのだ。「パウダーソフトダウンジャケット」の見た目は、あたかもフードが取り外せるような、凹凸のあるディテールなわけです。


北條:面白いですね。見た目は凝ってるようで、実は凝っていない。薬師神さんが指摘していた、レギュラー商品ならではのチープシックが見て取れます。リーズナブルな価格にもきちんと反映されている。


山崎:10月発売が待ち遠しい。










⑪パウダーソフトダウンジャケット(NANODESIGN)


[Women’s]


¥9,990(※8月下旬販売予定)



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穂上:男性陣に隠れて「NANODESIGN®︎」のウィメンズダウンを着てみました。

肉厚のスタンドカラーが特徴的ないわゆるヌプシ型。メンズと同じ750フィルパワーの強力ダウンは3XLまでの展開で、小柄男子ならば着用可能だ。穂上着用のグレーのほか、ブラック、イエローの3色展開。なぜかメンズより2ヶ月も早い8月下旬発売。


穂上:レギュラー商品だけに、万人にフィットする方向性でおしゃれなデザインを模索した企業努力を評価したいです。ゆとりのあるAラインのシルエットで、後ろ身頃のほうが少し長いのかな。しっとりとした素材感に加え、シルエットが女性的で本当にバランスがいい。



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大注目の「NANODESIGN®︎」を盛り込んだ、2023年秋冬新作ダウンを紹介できてひと安心の北條。一方の薬師神は、レギュラーラインの次に移ろうとするタイミングで、まだ展示会場をウロウロしていた。

薬師神:このダウンもよさげ。


北條:えっ!? まだ!?



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北條:これ、デザインが強めでは?

念のためダウンのタグをチェックすると、クリストフ・ルメールが手掛けるコラボ特別コレクション「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」の商品サンプルと判明!


薬師神:勇み足でした。さーせん。


北條:レギュラーラインの展示コーナーにコラボ特別コレクションの商品を混ぜてスタイリングしていたとは。最近のユニクロ展示会ではよくある手法ですが、わりとこんがらがりますよね。では、これにてユニクロ展示会ルポの前編「レギュラー商品編」を終わります。


薬師神:終わります!




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オマケの1枚。

足早に「ユニクロ」のレギュラーラインから「ユニクロ ユー」の展示コーナーへと赴いた薬師神、先ほどのダウンをさっそく試着。感想やいかに!?


中編の「ユニクロ ユー」2023年秋冬展示会ルポは近日公開。乞うご期待。





UNIQLO 2023-24年秋冬展示会
テーマ:MODERN LAYERING
UNIQLO

Photographer: Takahiro Michinaka
Text: Takafumi Hojoh

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