【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメンズ新ライン「UNIQLO : C（ユニクロ：シー）」を男子はどう見る？

ユニクロの新しいウィメンズラインとして、クレア・ワイト・ケラーをデザイナーに起用した「UNIQLO : C（ユニクロ：シー）」がデビュー。ウィメンズの秋冬全34アイテムが9月15日(金)に発売される。大人男子にとっての注目ポイントは？

【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメの画像_2 — 待望の新しいウィメンズライン！

グローバルブランドの「UNIQLO（ユニクロ）」から、女性デザイナーのクレア・ワイト・ケラー（Clare Waight Keller）を起用した新しいウィメンズライン「UNIQLO : C（ユニクロ：シー）」がデビュー。ウィメンズ全34アイテムを用意する2023年秋冬コレクションが、2023年9月15日(金)に発売される。

8月17日(木)に解禁された公式ヴィジュアルを見る限り、“究極のエフォートレススタイル”をテーマに掲げる「ユニクロ：シー」はややオーバーサイズの印象。果たして、大人男子も着られるのだろうか？

【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメの画像_4 — ちなみに、「UNIQLO : C」の「C」は、「Curiosity（好奇心）」「Conversation（会話）」「City（都市）」「Clarity（明快さ）」「Connection（つながり）」「Creativity（創造性）」などの着想源とともに、クレア・ワイト・ケラー（Clare Waight Keller）のファーストネームである「C」を表す象徴的なアルファベットだ。

加えて「UNIQLO : C」の半角コロンの前後は半角アキ（UNIQLO△:△C）指定で、カナ表記での「ユニクロ：シー」でのコロンは全角指定で半角アキはなし。表記についてかなり細かい。

【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメの画像_6 — 「ユニクロの新しいウィメンズラインを創ることになり、光栄に思っています。革新的な技術と機能性を追求するユニクロのデザイン哲学は、長年高く評価すべきと感じていました。繊細でシンプル、完璧なディテールを誇る日本の美意識に憧れてきた私にとって、ユニクロの優秀なチームとともにウィメンズウェアに新しい感覚を取り入れ、しかもそれをグローバル規模で発表できることに心躍る気持ちです」と、ワイト・ケラーはコメント。

現時点での情報は、8月17日(木)11時に解禁されたプレスリリースと公式ヴィジュアルのみ。ウィメンズの新ライン「UNIQLO : C（ユニクロ：シー）」について解説するには、まずは、メンズファッション界では馴染みの薄いデザイナーに焦点を当てるべきだろう。

【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメの画像_7 — クレア・ワイト・ケラー（Clare Waight Keller）

ここで、「ユニクロ」のウィメンズに新しい扉を開くワイト・ケラーの華麗なるプロフィールを紹介しておく。大人男子も知っておいて損はない。

就任ニュースの解禁2日後に53歳の誕生日を迎えるクレア・ワイト・ケラーは1970年8月19日生まれ。日本はもちろん世間一般の認知では、クレアが「GIVENCHY（ジバンシィ）」時代に手掛けた、サセックス公爵夫人メーガン（メーガン妃）のウエディングドレス（2018年5月19日挙式）があまりにも有名だ。

【大人のユニクロ】9月15日発売のウィメの画像_10 — 英国セントマーチンズのファッション＆テキスタイル科を専攻し、卒業後はロイヤル・カレッジ・オブ・アートでニットウェアの修士号をも取得した才媛は、ロイヤルカレッジの卒業コレクションを契機に「Calvin Klein（カルバン・クライン）」にスカウトされ卒業後の4年間勤務。その後、「Ralph Lauren（ラルフローレン）」を経て、2000年からトム・フォード時代の「GUCCI（グッチ）」ではシニアデザイナーに就任したが、偉大なデザイナーの補佐役として当時はまだ無名の存在だった。

ブランドのクリエイション全般を任せられるようになる転機は、「Pringle of Scotland（プリングル・オブ・スコットランド）」のクリエイティブディレクターに就任した2005年。その後、2011年にはウィメンズラグジュアリーブランド「Chloé（クロエ）」のクリエイティブディレクターに就任し、ブランドの躍進に貢献した。