ユニクロの人気アイテムを軸に、スタイリストが提案するおすすめの大人コーディネート集。
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【大人のユニクロ】着こなし
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01.ユニクロ|Coach Jacket
小雨程度をはじく撥水加工が施されたコーチジャケット。高密度の合繊生地ながら、マットでナチュラルな表面感が魅力。ドロップショルダーのリラックスフィットにシンプルなデザインで、着回し力も抜群だ。ナチュラル、イエロー、ネイビーの3色展開。
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アイシートーンでまとめて小物でアクセントを
春アウターの定番、コーチジャケットを今年買うならトレンド感のあるホワイト系がおすすめ。ブリーチカラーのデニムに淡い色の小物を合わせて、全体をアイシーなトーンで統一すると、カジュアルも断然今っぽくスタイリッシュに! シャツはラインチェック、スニーカーはタータンチェックと違ってもアイシーカラーなら喧嘩せずに組み合わることができる。アウトドアコードのような、存在感のあるスマホショルダーをアクセントにすれば完璧。
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02.ユニクロ|HEATTECH Warm Padded Ribbed Blouson
薄手の「ヒートテック」を使用したジップブルゾン。ショート丈&リラックス感のあるシルエットで着やすく、ミニマルだから合わせる服を選ばない。小雨程度を弾く撥水加工も施され、肌寒い季節でも臆せず着られて春を先取りできる。ブラックのほかネイビー、ベージュも展開。
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トラッド感のあるアイテムでモダンアイビー
チルデンニットベストやローファーをキーアイテムにしたアイビーベースのコーディネート。紺ブレを合わせるようなスタイルに、あえてジップブルゾンを羽織るのが新鮮だ。グリーンやオレンジなど、旬のカラーを取り入れるのも成功のポイント。ボストン型のセルフレームメガネでトラッド気分を盛り上げつつ、カルティエ タンクのヴィンテージウォッチで大人っぽさをキープ。ローファーはカジュアル感のあるパラブーツで、文化系アウトドアのエッセンスを落とし込むのもアイデア。
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03.ユニクロ|Utility Jacket
ヴィンテージのカバーオールのデザインを踏襲しつつ、ハリのあるコットン素材やステッチ幅を細くするなど洗練されたディテールで都会的なアウターに。軽く羽織れる一枚仕立てだから、レイヤードもしやすい。オリーブとブラウン(ベージュ)のアーシーな2色展開。
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ホワイトカーゴでワークスタイルをクリーンに
ワーク感の強いカバーオールは、ミリタリー調のオリーブが出色。今季トレンドのカーゴパンツとのコーディネートがおすすめだが、チノ系やデニム素材だとラギッドになりすぎるので、生成りやホワイトを選ぶのが成功の秘訣。インナーはロゴアイテムで流行のカレッジムードを添え、足もとはブラウンのサイドゴアブーツで今っぽく着こなす。ジップパーカの重ね着やビッグシュルダーバッグで、ストリート感を足すとしっくりまとまる。
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04.ユニクロ|Ultra Light Down Vest (Wide Quilt)
ウルトラライトダウンにキルト幅の広いデザインが登場したのは、今シーズンのビッグニュース。ダウンの分量を増やして、ボリューム感もアップしたので、アウターとしても申し分のない仕上がり。ほどよい光沢のナイロンタフタだから、きれいめな着こなしとも相性抜群。
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クリーンかつにスポーティーなモノトーンスタイル
ダウンベストはタフタ生地ならではのクリーンなルックスを活かして、あえてスポーティな方向に振るのがおすすめ。タートルスウェットとトレンドのボアパンツを組み合わせ、トップスにグレー、ボトムに旬のオフホワイトを選んで、軽快かつモダンなモノトーンスタイルに。スマホショルダー、ニューバランス1906R、ビーニーと旬の小物でアクセントをつければ、今っぽい文化系スポーツコーディネートが完成。
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05.ユニクロ|Ultra Light Down 3D Cut Jacket
90年代にヒットした、アウトドアブランドのダウンジャケットを彷彿とさせる配色仕様。スタンドカラーのシンプルなデザインは、ストリートよりのカジュアルスタイルに似合う。表地はマットなナイロンタフタ、中に750フィルパワーのダウンをたっぷり詰めた。
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配色を活かしてY2K感のあるストリートに
ブラウン、オリーブ、ネイビーと3配色の展開があるが、今年はトレンドのブラウン系に挑戦してみるのも一案だ。カレッジロゴスウェットにユーズド加工のデニムパンツを合わせたスタンダードなアメカジコーディネートは、ブラウンの配色ダウンを羽織れば瞬時にストリートスタイルにスライド。マスタードカラーのキャップやオレンジのラインが入ったプーマスエードでY2Kなエッセンスを入れて、2023年的ストリートに昇華して。
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06.ユニクロ|Hybrid Down 3D Cut Parka
ダウンと吸湿発熱綿を適所に配した、ハイブリッド構造のダウンジャケット。ダウンキルトが表に出ない、汎用性の高いデザインで、ビジネスアウターとしても活躍してくれる。今年は袖口やフードの形状がアップデートされて、着心地がさらに向上した。写真のダークグリーンは新色。
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チェックパンツ&カジュアル革靴でコーディネート
ダークグリーンのハイブリッドダウンパーカには、どこかモッズコートのような雰囲気がある。王道のきれいめカジュアルも、チェック柄などをミックスして英国調のニュアンスを取り入れた着こなしがマッチする。タートルニットと千鳥格子のチェックパンツというモッズテイストのコーディネートは、足元にスエードのデッキシューズで今っぽく仕上げるのがポイント。タートルニットで赤を差し、ウィンドウペーンのブラウンマフラーでクラシックなムードを取り入れれば完成。ハーフリムの眼鏡で知的なムードをプラスしても。
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07.ユニクロ|Souffle Yarn Half-Zip Long-Sleeve Sweater
スポーティさも演出できるハーフジップデザイン。フロントを閉じればモックタートルニットとしても着られる。ブラッシングによる特殊起毛でふわっと軽く、暖かい一着に。ベーシックカラーがメインの5色展開だが、おすすめはくすんだイエロー。定番色と相性がよく、アクセントカラーにも使いやすい。
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カラーリングで旬のカレッジ感を演出
レトロなアメカジやカレッジスタイルが脚光を浴びる今シーズン。カレッジロゴではなく、ネイビーや深いグリーンなどアメリカの大学のスクールカラーを組み合わせて、カレッジ感のあるコーディネートにトライしてみるのも一案。くすみイエローのニットを主役にパンツはアイビーにマストなチノパン、インナーにはトラッドムードを盛り上げるチェックシャツ。足元はレトロアメカジにマストなオールスター、大人っぽくスエード素材でグリーンを取り入れた。アウターはネイビーが好相性。バーシティジャケットなら完璧。
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08.ユニクロ|3D Knit Souffle Yarn Long-Sleeve Sweater
着こなしにさり気なく深みを出してくれるフェアアイル柄のクルーネックニット。まるごと一着を機械で編み上げる「ホールガーメント®」による無縫製のラグランスリーブは、縫い目のゴロつきがなくノーストレスの着心地。ほどよいボリューム感で編み柄入りだから、一枚で着てもサマになるのがありがたい。
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英国気分のジャケパンスタイルに遊び心を
ネイビーのフェアアイル柄ニットを英国調のツイードジャケットや旬のコーデュロイパンツに合せた、大人カジュアル。今までなら無地ニットにスニーカーで抜け感を演出していたような着こなしを、柄ニット&タートルカットソーのインナーで崩してみた。足元はビットローファーでかっちりまとめ、リムレスの眼鏡やヴィンテージウォッチでクラシックムードを添えれば完成。コーデュロイパンツは2タックのワイドシルエットでイージー仕様と、ゆるさを入れるのがおじさんぽく見えない秘訣。
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09.ユニクロ|MIXSouffle Yarn Long-Sleeve Cardigan
ドロップショルダー&リラックスシルエットのカーディガン。リブ襟や縦ポケットのデザインでブルゾンのようなルックスがキャッチーだ。ふんわりフリースのような着心地だが、ニットならではのきちんと感を備える。ベーシックな3色展開で、今年のトレンドカラー、ブラウンもラインナップ。
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ブルゾン風デザインを活かしたスポーツ
ふんわりしたニットの質感にマッチする、ベロアのワイドパンツとコーディネート。インナーのシャツはブラウン系ストライプをチョイスして、全体をトーン・オン・トーンに。カーディガンの空気感を活かして足元はスニーカー、BBキャップをプラスしてスポーティに仕上げる。キャップとスニーカーは中間色のグレーがベスト。どんなアウターでも似合うスタイルだが、今年はカラーのダッフルコートが気分。キャップはカジュアルになりすぎない無地のウールカシミヤ素材、スニーカーはニューバランス991で玄人っぽくスタイリング。
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10.ユニクロ|HEATTECH Warm Easy Pants
表地はリップストップ、裏地にあたたかい「ヒートテック」フリースをあしらったテックパンツ。ウエストにはウェビングベルトが付き、ファスナー付きのサイドポケット、小雨程度を弾く撥水加工と申し分なし。ストレッチ性も備えているから、普段ばきはもちろんキャンプなどのアクティブなシーンでも大活躍。
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トーン・オン・トーンでモダンな文化系アウトドア
クライミングスタイルのパンツのデザインを活かして、トップにはダウンベストとニットパーカをコーディネート。足元にハイテクデザインのトレランシューズを合わせて、ほっこり感を払拭しモダンなルックスに。フーディをスウェットではなくニット製に、また色数を絞ることで大人っぽく仕上げる。バッグはアーシーカラーと好相性のオレンジを選んで、アクセントにすればさらに上級者の着こなしに。今シーズンは文化系アウトドアにニットキャップを足すのも気分。
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11.ユニクロ ユー|Corduroy Wide-Fit Work Pants
コットン100%のヘヴィウェイトのコーデュロイ生地を使用。リラックス感のあるワイドレッグのストレートシルエット。サイドにツールポケットをつけることで、ワークパンツのルックスに。ダークブラウンの色みも美しく、テーラードジャケットなどにも合わせやすい。
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ネイティブ小物とMA-1が決め手の90’sスタイル
英国調やきれいめアウトドアと好相性のコーデュロイパンツを、あえて90’sストリートなニュアンスでスタイリング。シャツ&タートルをタックインし、ウエスタン調のベルトやネックポーチ、足元もハイカットのモカシンでネイティブ・アメリカンムードを添える。オーバーシルエットのMA-1でトレンドを盛りつつ、90’sスタイルに落とし込んだ。MA-1はシャープなブラックにして、ストリートっぽさを抑えるのが成功の秘訣。
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12.ユニクロ ユー|Pile Lined Sweat Track Pants
内側をフリースのように起毛したあったかスウェットパンツ。カジュアル感を抑えるセンタークリース入りで、クリーンなスタイルにもマッチする。トラックパンツをイメージしたワイドテーパードシルエット、ウエストはドローストリング入りでフィット感を調整できる。
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チノパン感覚で着こなしに投入して抜け感を
街着にするときはシャツやカジュアルレザーシューズなど、カッチリ感のあるアイテムと合わせるのが得策。ベージュならチノパンのような感覚でコーディネートするのがおすすめ。ストライプシャツにカーディガン、足元はキャンプモカシンにすれば、今っぽい抜け感が演出できる。カーディガンはベージュのコントラストカラー、ブルーを選んでスタイリッシュなアクセントに。ミディアム丈のコートを羽織れば、デートもOKな好印象着こなしが完成。
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13.ユニクロ ユー|Hooded Zip Up Blouson
裏にフリースをあしらった、コットンキャンバスのパーカ。袖と裾はゴム入り、フードはスピンドルコードで調整ができるから、防寒着としても役に立つ。ハンドウォーマー兼用のカンガルーポケットのほか、内側にもパッチポケットが。写真のナチュラルは秋冬の着こなしを軽快に仕上げてくれる、今季おすすめのカラー。
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ベロアのボーダーTやスケシューでストリート風に
キャンバス地のフーデッドブルゾンはストリートスタイルと好相性。スケーターテイストが演出できるボーダーTシャツとルーズシルエットのジーンズに合わせた’90sムードのコーディネート。ボーダーTはベロア素材、ハットはコーデュロイと起毛素材で注目のY2K感をプラス。足元はブルゾンと同系色のナチュラルカラーのジャーマントレーナー。スケート仕様を選んで、完成度の高い着こなしに。
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14.ユニクロ ユー|Gear Sweat Track Jacket
裏面をふんわり起毛させた肉厚なスウェット生地のフルジップジャケット。ワイドボディにドロップショルダーのモダンなシルエットで、羽織るだけで着こなしを今っぽく格上げできる。高めのネックがポイントで、初秋はアウターとして、冬は襟元までファスナーを閉めてタートルネック的にと着回しにも便利!
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シャツ&メランジ調パンツでクリーンカジュアル
カジュアルな印象のスウェットブルゾンは、きれいめスタイルの外しに使うのが効果的。トラッドかつクリーンなチェックシャツとメランジ調グレーパンツのコーディネートに投入すれば、今っぽさとこなれた印象をダブルで添えられる。アクティブなスウェットに合わせて足元はスニーカー、ミニバッグはアーシーカラーで統一感をもたせるのが成功の秘訣。シャツはタックアウトして、ショートブルゾンとのレイヤードを楽しんで。
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15.ユニクロ ユー|Utility Short Blouson
ミリタリーテイストのデザインが今っぽい、フランネル裏地付きのショートジャケット。フロントだけでなく、ストームフラップ(前立て)の内側にもファスナーの隠しポケットが。チンストラップや脇下のベンチレーションなど機能性も備える。裾広がりのシルエットがレイヤードの着こなしをよりモダンに演出。
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ミリタリー系アウターはコーデュロイパンツと好相性モードからアメカジまで幅広いスタイルに合わせられるユーティリティジャケット。今年は旬のコーデュロイパンツとのコーディネートが気分だ。90年代の渋カジよろしく、Vネックのカーディガンやティンバーランドのモカシンをセレクト。全体はアーシーカラーでまとめつつ、インナーをTシャツにするなど今どきのリラックス感を入れて、メタルフレームの眼鏡で文化系のムードを添えれば完璧。
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