昨年の2021年末に第二章の最終節を迎えたはずの「+J(プラス ジェイ)」を公式オンラインストアの奥深くで発見。アイテムとサイズも限定で、なんと最終セール中なのだ。この「埋蔵金」に辿り着くためのルートを紹介しよう。
2022年もいよいよ大詰め。今秋冬の「UNIQLO(ユニクロ)」をダウンジャケットで振り返ると、レギュラーラインのシームレスダウンコートやそのロング丈などは、すでに名作ダウンの呼び声が高い。
加えてコラボ特別コレクションでは、「ユニクロ アンド JW アンダーソン」でウルトラライトダウンが、直近では12月9日(金)に発売された「ユニクロ アンド マルニ」でもウィメンズのカラフルなツートンカラーのダウンジャケットとダウンベストが発売されている。
それはなんと、昨年の2021年末に第二章の最終節を迎えたはずの「+J(プラス ジェイ)」。懐かしい響きの2021年秋冬商品が数点、ユニクロ公式オンラインストアで発売中なのだ。しかも、最終セール中!
ちなみに、ユニクロの特別コレクション「+J」第二章の最終節は2021年11月12日(金)に発売。研ぎ澄まされたミニマルデザイン揃いで、ユニクロでは「+J」しか買わないという意識の高い大人男子もいたほど。中でもダウンは人気アイテムだった。
①ダウンオーバーサイズパーカ
¥5,990(※SALE)
「+J」の在庫販売は公式には大っぴらにアナウンスはされていない。オンライン販売のみで、サイズはXSと4XLなど両極端なオンライン限定サイズである。ごく稀に、大型店舗の店頭で他のダウンに紛れて「+J」のダウンを見かけたという情報もあるが未確定。
そしてもう1つ、「特定のアイテムにランダムに在庫が投入されている」という、ユニクロでは極めてレアケースの販売スタイルが挙げられる。これが厄介。
おそらく、世界中に展開しているユニクロの倉庫内や実店舗での棚卸の際などに、たまたま発見された商品だったりするのだろう。
購入には「出たとこ勝負・即断即決」が求められる。ダウンジャケットの候補が増えたと喜んでいるだけの優柔不断な大人男子にとっては、そもそも無理難題であるに違いない。これは「狩り」なのだ。
②ライトダウンジャケット
¥4,990(※SALE)
この形はそもそもがダウンの最終到達点のようなものであり、最終節から1年の間にユニクロや他のアウトドアブランドでも数多く登場。今になって見直すと、「+J」で買っておけばよかったかもしれない。
③ウールブレンドオーバーサイズシャツジャケット
¥4,990(※SALE)
ポリエステルの袖裏と内ポケットが付くアウター感覚のカバーオール型ニット。ビッグサイズの4XLが買えるとは願ってもないチャンスだ。
泣く大人も黙る黒地に白抜きの「+J」のタグは今見ても惚れ惚れ。「良いものは良い」というファッションの真理を思い起こさせてくれる。
まるで、オンラインの回遊をサイトの裏側から見張られているような気さえする。1年経っても未だ衰えない「+J」のブランドパワーには恐れ入る。
本稿の拡散は最小限に留めておいたほうがいいのかもしれない。埋蔵金は、本気の洋服好き大人男子の間だけで山分けしたいところだ。
ユニクロの「+J」をもっと知りたい!