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2022.08.30
最終更新日:2024.03.08

【大人のユニクロ】「ユニクロ ユー」2022年秋冬新作、真っ先に手に入れたい「今すぐ使える」11選

いよいよ9月16日(金)に発売される「ユニクロ ユー」2022年秋冬コレクションをプレスルームで試着ルポ。前編ではミニマリズムを追求したワンランク上の大人向け商品をコーディネートで紹介する。秋らしいニュアンスカラーを使いこなせ!

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秋の訪れは「ユニクロ ユー」から。

グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」が提案する、ワンランク上のエッセンシャルワードローブ「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2022年秋冬最新コレクションが、いよいよ9月16日(金)に発売される。


シーズン恒例の特別コレクションにおいて常に先鋒を務める「ユニクロ ユー」は、「ユニクロ」の全体像を占う意味でも非常に重要なトレンドの塊だ。



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その2022年秋冬最新コレクションをプレスルームで試着ルポ。「Uniqlo U」のブロックが並ぶプレスルームにモデルの松本雄司が訪れた。

クリストフ・ルメールが率いるパリのデザインセンターから発信される今秋冬の「ユニクロ ユー」は、「数シーズンを通して着回せて、ひとつのスーツケースに収まるくらいコンパクトなワードローブ」が出発点。


パリっ子らしい「シンプルな暮らし」から派生した「Essentials with a point of view」のテーマを掲げ、いつにも増して「意志あるデザインがつくるエッセンシャルなワードローブ」を打ち出した。





①クルーネックTシャツ(長袖) ¥1,990





試着ルポのトップバッターは、秋冬コーディネートの必需品であるベーシックな長袖Tシャツ。胸ポケットが付くドロップショルダーのワイドフィットデザインで、1枚で旬のスタイルを演出してくれる。


ホワイト・ブラック・ブラウン・オリーブ・ネイビーの5色展開のうち、提案色のニュアンスカラーであるブラウンをチョイス。2020年秋冬あたりから、シーズン毎に濃淡の階調を変化させたブラウンを「ユニクロ ユー」ではキーカラーに据えているのだ。


松本雄司:「まずは今秋冬っぽいブラウンに染まってから、いろいろ試着しようと思います」





②ポケッタブルロングコート ¥9,990



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早くも2アイテム目でマストバイアウターが登場。フード付きモッズコートデザインの「ポケッタブルロングコート」は、メンズとウィメンズのデザインチームが共同開発したユニセックスの意欲作だ。

左身頃が上に来るメンズスタイル。ナイロン100%の撥水素材とポケッタブル仕様も嬉しい。





③ブロックテックフィールドハット ¥2,990





2022年秋冬のムードを印象付けてくれる縁の下の力持ち的なアイテムが、天ボタンがポイントの「ブロックテックフィールドハット」。キャップやニット帽に慣れている大人男子もチャレンジしてみて欲しい。


ミリタリーハットのインスピレーション源のほか、愛らしいチューリップハットの要素も併せ持つ。メッシュの裏地と撥水機能付きで、裏面に配されたグログランテープとベルクロでサイズ調節も可能だ。



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ミリタリーのエッセンスを取り入れつつも、フェミニンな柔らかいシルエットでストレスフリーな着心地のフィールドコート。ブラック・ダークオレンジ・ナチュラルの3色展開のうち、色合わせのケミストリーが楽しめそうなダークオレンジを試着してみた。

今秋冬らしい味付けがフィールドハット。ソリッドカラーのみで構成し、アノニマスなムードを徹底させた「ユニクロ ユー」らしい大人コーディネートだ。






松本:「ハットを被ると雰囲気が出ますね。コートの前ボタンは閉じずに着たいです」


解禁された公式ヴィジュアルもチェック。今秋冬のテーマである「Essentials with a point of view(意志あるデザインがつくるエッセンシャルなワードローブ)」を顕著に体現したスタイルになる。


夏の終わりは半袖Tシャツ1枚に羽織ってもよいだろう。秋風を受けながら着流したい。





④ワイドフィットフリースブルパーカ ¥4,990



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続いては大人カジュアル想定で、トップスを「ワイドフィットフリースブルパーカ」にチェンジ。

肌触りの良いフリースはポリエステル70%・ウール19%・コットン11%の混紡素材。V字ガゼットを排除したクリーンな首元と、裾のリブ感が控えめなボックスシルエット、そして貼り付けポケットではなく脇のスリットに沿ったサイドポケットに注目して欲しい。


グレー・ナチュラル・ベージュの3色はどれもが中間色。微細な仕様変更で、スポーツテイストよりもミニマリズムを優先した大人パーカだ。





⑤コーデュロイワイドフィットワークパンツ ¥4,990



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秋冬の定番であるコーデュロイパンツも、「ユニクロ ユー」がアテンドすると途端に新鮮味を増す。これまた微細な仕様変更を見てみよう。

シルエットは今っぽいワイドフィットで、5ポケットジーンズではなくワークパンツをインスピレーション源に採用したスラックスタイプ。右サイドに秘められたツールポケットが静かに主張している。







コーデュロイパンツとフィールドハットは、ともにオリーブ・ブラック・ブラウンの3色展開。オリーブをチョイスし、パーカの裾からブラウンをチラ見せして小さな秋を演出してみる。ブラウンとオリーブの2大カラーパレットは全商品に存在するわけではないので、コーディネートを想定するならば注意が必要だ。





⑥セルビッジレギュラーフィットジーンズ ¥4,990



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王道カジュアルのデニムも、「ユニクロ ユー」ではシーズン毎に買い替えるファンがいるほどの人気アイテム。今秋冬のシルエットは、ヒップが隠れるハイライズで腰と太ももがワイドなテーパード。いい意味での野暮ったさが魅力のこの太さは今秋冬だけ。

ストレッチ素材の混紡はなく、1998年から「ユニクロ」のジーンズ生産を請け負うカイハラ社の綿100%・13.5オンスの生デニムを使用している。





⑦レギュラーフィットジーンズ ¥4,990



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インディゴに加えて、今秋冬ならではのニュアンスカラーのジーンズもラインナップ。ハイライズで腰と太ももがワイドなテーパードシルエットはブルージーンズと同じ。手前からグレー・ナチュラル・オリーブの3色展開だが、これらを着回せたら上級者だろう。




⑧ブロックテックコート ¥12,900





ビジネスシーン想定では、「ユニクロ」で世界的に定評のある「ブロックテックコート」の「ユニクロ ユー」バージョンがイチ推し。今秋冬の最高値だ。


裏地なしで、スーツの上に羽織れるワイドシルエット。止水テープ使いや脇下の空気孔など、撥水機能を備えた機能素材を隅々までチェックしよう。



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ニュアンスカラーで秋らしさ全開。ハット・コート・パンツをオリーブトーンで統一し、ナチュラルカラーのパーカを挟んだカジュアルコーディネート。大きめに主張するステンカラーがアクセントになる。

ブラウンとともに、今秋冬の「ユニクロ ユー」の提案カラーがオリーブ。昨秋冬のような玉虫色ではなく、牧歌調の雰囲気とラギッドなミリタリーテイストがほどよい緊張感で共存した、使えるカラーパレットだ。


そしてアウター3着目。松本が触れたブルゾンは、歴代「ユニクロ ユー」の中でも最高傑作!





⑨ユーティリティショートブルゾン ¥9,990



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その名は、ハンティングジャケットのような雰囲気の「ユーティリティショートブルゾン」。

アームが太く機能ポケットを複数完備したユニークなショート丈は、プレスルームを訪れる編集者やスタイリストが「新鮮!」「斬新!」「着こなしたい!」と必ず太鼓判を押すという。ちなみにユニセックス展開だ。


さっそく試着。







松本:「オイルドではないので安心です」


内側に施された隠しジッパー付きポケット、フライフロントのストームフラップ、横からも手が入るビッグポケットと左胸のサブポケット、そして口元までしっかりカバーする防寒用のチンストラップなど男子好みのこだわりが満載。軽量フランネルの裏地も付く。


クラシックなアウトドアブランド顔負けのディテールとクオリティは、さすが「ユニクロ ユー」。



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2022年秋冬の顔。

2016年6月にクリストフ・ルメールがユニクロ社のパリR&D(リサーチ&ディベロップメント)センターのアーティスティックディレクターに就任し、同年10月に「ユニクロ ユー」が始動してから丸6年。


ブランドの歴史を俯瞰して見ても異彩を放つ「意思あるデザイン」は、パリらしいエスプリを注入した2022年秋冬のこのブルゾンに顕著だ。





⑩フーデッドジップアップブルゾン ¥7,990





前編のラストは、シーズンの橋渡し的存在の「ユニクロ ユー」らしい、アウターとトップスの隙間を埋める端境期アイテムを2点紹介しよう。


コットン素材のシンプルなパーカかと思いきや、裏地とハンドポケットの全面にフリース素材が施されており保温性抜群。真冬はインナーとして活用できるお役立ちアイテムの「フーデッドジップアップブルゾン」は、写真のブラウンのほかブラックとナチュラルの3色展開。コートやダウンを重ねると防寒対策も完璧。





⑪プレミアムリブVネックカーディガン ¥4,990



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リブ編みカーディガンもヘビロテ必至。軍用セーターなどに使用される極厚の5ゲージで編み込まれたアウター感覚のボリュームと、高めの第一ボタンが特徴的。ブラウン・ブラック・グレーの3色展開。

「ひとつのスーツケースに収まる」ワードローブを選ぶならこのカーディガンはマスト。ミニマリズムの哲学とシンプルライフの気付きがある。



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フィッシャーマンリブと太うねのコーデュロイが品よく絡み、ブラウンとオリーブのアースカラーが美しく溶け合うリラックスコーディネート。

これぞ、「大人のユニクロ」だ。


「意志あるミニマルデザイン」を極めた「ユニクロ ユー」の2022年秋冬最新コレクションは、9月16日(金)に発売。秋が待ち遠しくなる柔らかなニュアンスカラーで構成した前編はここまで。



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おまけの1枚。

松本:「黒もあるんだ…」


シーズン性を強力に打ち出すトレンドカラーに加えて、安定のブラックもバリエーションで揃う今秋冬の「ユニクロ ユー」。後編では、全商品がマストバイの黒アイテムに絞ってお届けする。乞うご期待!




Uniqlo U 2022年秋冬コレクション
発売日:2022年9月16日(金)
UNIQLO

Photos: Hiroaki Horiguchi
Model: Yuji Matsumoto
Text: Takafumi Hojoh

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