
裏表紙にはピカソの絵!
グローバルブランド「UNIQLO(ユニクロ)」が提案する「LifeWear」のフィロソフィーを伝えるフリーマガジン「LifeWear magazine」2025年春夏号(第12号)が刊行。2月7日(金)より、国内実店舗と代官山 蔦屋書店のほか、世界26の国と地域にて12言語に翻訳されて配布中だ。
表紙より先に裏表紙を紹介。古代ギリシアの時代から平和・希望・調和を意味するとされているオリーブの枝を咥えた平和の象徴、鳩のドローイングは、パブロ・ピカソが1949年に描いたもの(Dove of Peace)。マガジン内の特集「Picasso and UT/ピカソとUTの新しい出会い」に詳しい。



最新第12号の前文には、「LifeWearという言葉は、究極の普段着と言い換えることができます。一生の大部分にあたる“普段”だからこそ、求められる機能であったり、着やすさを何より大切にしており、同時にその背景には服が人の暮らしに明るさをもたらすものであってほしいという強い思いがこめられています」とある。
気を引き締めつつ隣の目次を見ると、ピンク色のブーゲンビリアが広がる風景写真が置かれている。この写真はギリシャ共和国・小アジア・クレタ島に囲まれたエーゲ海に浮かぶ小島、アンティパロス島(Antiparos)でのもの。「LifeWear magazine」の表紙もこの島で撮影された。
表紙はこちら

透き通るような青空の下でのバカンスをフィーチャーした「LifeWear magazine Issue 12」の表紙。観光名所として有名なアンティパロス島は、アテネから飛行機で約40分で到着するパロス島から、さらにフェリーで15分乗り継いだ先にある。サマーハウスはセットではなく、アテネの設計事務所「VOIS architects」が手掛けた実在するものだ。

中面でカバーカットにフォーカス。イエローの「プレミアムリネンシャツ」(¥3,990)と「アジャスタブルクロシェハット」(¥2,990)はどちらもメインラインで現在購入可能。
合わせたイエローのボトムスだが、これは3月7日(金)に発売されるコラボ特別コレクション「UNIQLO and PRINCESSE tam tam(ユニクロ アンド プリンセス タム・タム)」の「シアサッカーイージーショートパンツ」(¥1,990)になる。同じくウィメンズで最大サイズは3XL(ウエスト87~93cm)。意中のプリンセスにお勧めしつつ、自分用にサイズをチェックしておこう。
中面をチラ見せ




カバーフォトに象徴される2025年春夏のマガジンテーマは「Sunny Moments」。中面には着こなしのヒントが盛りだくさんだ。
まだゲットしていない大人男子のためにコンテンツタイトルを厳選して紹介すると、「Good Morning, New York City/ニューヨーカーが着こなす新しいプレッピー」「Pairing Blues/ジーンズで作るペアのスタイル、ブルーの世界」「Sporty Chic from Copenhagen/12名のローカルと北欧のスポーツウエア」「Summer Trip to Athens/いざアテネへ。リネンをまとい、夏の旅」など。恐ろしいほどの充実ぶり。

特集やコラムでチョイスされる「ユニクロ」は全体的にプレッピームード。着こなすマインドを後押しする2025年春夏のトレンドとしてヴィジュアルに落とし込み、そのバックボーンを「The Style Tips Handbook/プレッピーとスポーツウェア、それぞれの着こなし方」で解説している。衣替えのタイミングを前に、しっかりと学んでおこう。
第12号刊行記念トークショーが開催




加えて、無料配布のXデーが公表されるや否や、本誌とともに洋服好き大人男子が気になってしまう関連商品が「LifeWear magazine オリジナルグッズ」だ。理由は、首都圏を中心とした特定の実店舗や期間限定ポップアップでしか購入できないからである。盆や正月に里帰りする際、「ライフウェアマガジンのグッズを買ってきて!」と同窓にねだられる都内近郊在住人も多いことだろう。
マガジンとグッズが並んだ写真は、「LifeWear magazine」第12号の刊行を記念して「代官山 蔦屋書店」で催されたスペシャルトークイベントでのもの。日本で独自の進化を遂げたアメリカン・トラッド文化の分析書『AMETORA』の著者であるデーヴィッド・マークス(David Marx)と、ファーストリテイリンググループ上席執行役員の木下孝浩をゲストにカルチャートークが繰り広げられた。
オリジナルグッズは5アイテム






トークベントが催された「代官山 蔦屋書店」で販売された2025年春夏「LifeWear magazine オリジナルグッズ」がこれら5型。
グリーン1色展開のコーチジャケット、「LifeWear magazine」の砕けた頭字語である「LW mag」が左胸にワンポイントで施されたスウェットシャツ、グレーのストライプ1型展開のオックスフォードボタンダウンシャツ、同じくグレーのストライプ柄のシアサッカーショーツ、カジュアルなトートバッグが揃う。現時点での取扱い店舗は「UNIQLO TOKYO」(中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2)と「ユニクロ 銀座店」(中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ東館)の都内2店舗。在庫がなくなり次第終了なので、早めにゲットだ。





カラバリや商品展開のバリエーションが狭く、刊行毎のデザイン変更もマイナーチェンジにとどまり、こぢんまりとしたカプセルコレクションの域から脱皮することは決してない「LifeWear magazine オリジナルグッズ」。過去6年を振り返っても、待望のオンライン販売はもちろん全国展開されるというサプライズも起こった試しがない。
LifeWear magazineの創刊日は?

究極のファッションコンセプト「あらゆる人の生活を、より豊かにするための服=“LifeWear”」をインキュベートするフリーマガジン「LifeWear magazine」は、日英バイリンガル誌面で2019年8月23日(金)に創刊。揺るぎない品質と安定感は、創刊時から編集を統括している木下孝浩・ファーストリテイリング クリエイティブディレクター(当時)のブランディングに他ならないのである。
ちなみに、創刊号は国内・海外の実店舗にて約100万部がグローバル配布されているが、創刊のタイミングである2019年8月期(2018年9月1日~2019年8月31日)の店舗数(フランチャイズ含む)は国内817店舗・海外1,379店舗であった。直近の2024年8月期(2023年9月1日~2024年8月31日)は国内797店舗・海外1,698店舗であり、国内のスクラップ・アンド・ビルドと海外の出店強化が目立っている。ぜひ、近場の「ユニクロ」へと足を運び、世界規模で無料配布される「LifeWear magazine」の影響力と波及効果を想像して欲しい。これも「大人のユニクロ」だ。
《オマケの3枚》



オマケの3枚。盲点であるが、「LifeWear magazine オリジナルグッズ」は「UT」でも展開がある。正確には、ウェアやトートバッグのオリジナルデザインが楽しめるプリントサービス「UTme!」内のスペシャルコンテンツ「UTme! MARKET」での取り扱い。通常のグッズはLやXLまでのサイズ展開だが、このTシャツだけXXLまで揃う。しかも、オンライン購入が可能。
「LifeWear magazineにTシャツなんてあったっけ!?」とストリートの熱視線を浴びること必至。オーダーは期間限定で3月31日(月)まで!
UNIQLO:LifeWear magazine issue 12
テーマ:Sunny Moments
無料配布開始日:2025年2月7日(金)
ページ数:120ページ(A4変形・日英バイリンガル)
配布店舗:全国のユニクロ店舗、代官山 蔦屋書店、
世界26の国と地域にて12の言語に翻訳して配布
電子書籍:「Amazon Kindle」「Reader Store」
無料配信開始日:2025年2月7日(金)
Translation: Sam Bett
Proofreading: Shuchinsha Co., Ltd.
Creative Direction & Art Direction:
FAST RETAILING CO., LTD. Global Creative Lab Tokyo
LifeWear magazine オリジナルグッズ 販売店舗
・UNIQLO TOKYO
住所/TEL:東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 地上1F-4F/TEL:03-5159-3931
・ユニクロ 銀座店
住所/TEL:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ東館1F-12F/TEL:03-6252-5181
(※在庫がなくなり次第終了)
UTme! MARKET(LifeWear magazine)
商品構成:Tシャツ、トートバッグ2型
オーダー受付期間:2025年3月31日(月)まで