「UNIQLO : C(ユニクロ:シー)」の最新コレクション、おしゃれな大人は何を買い、どう着こなすのか?
スタイリスト 瓜坂拓海の選んだ3着
ダブルフェイスコート
「まずこの美しいブラウンの色味に一目惚れしました。羽織るだけで、全体のスタイルがぐっと洗練された印象になります。また、ダブルフェイスになっているので、保温性も抜群。寒い季節でも暖かく、しかも軽やかに着こなせるのが魅力です。色味も秋冬らしい季節感を引き立ててくれるので、今年の定番アウターとして愛用したい一着」(瓜坂)
ニットジャケット
「ニットジャケットは、サラッと羽織るだけでリラックス感を出せて好きです。シルエットも絶妙で、身幅やアームホールがかなりゆったりとしているので、肩肘を張らずに自然体で着こなせるのがいいなと思って選びました。カジュアルにも、少しきちんと感を出したいときにも、このジャケットなら幅広いシーンで活躍してくれそう」(瓜坂)
ワイドテーパードパンツ
「シルエットが太すぎず細すぎない絶妙なラインで、今の気分にぴったり合っています。綿とナイロンの生地感もオールシーズン対応で、長い期間にわたって着用できるのもいいなと思いました。また、ウエストに紐が付いているので、自分好みにフィット感を調整できるところも便利です。リラックスしたスタイルから、ちょっとした外出まで幅広く使えるパンツで、持っておくと着こなしの幅が広がりそうです」(瓜坂)
ダブルフェイスコートをこう着る
「秋の深まりを感じる、11月くらいの季節感を想定した『ダブルフェイスコート』をアウターに使った着こなしです。ブラウンのコートをベースに白のパンツを合わせて抜け感を出して、軽やかさと清潔感をプラスしているのがポイント。足元には、ブラウンのレザーシューズやブーツを合わせて、コートとリンクさせつつ、全体の統一感を持たせるのがオススメです」(瓜坂)
メンズファッションメディアを中心に、アーティストのスタイリングなど幅広く活躍。自身が影響を受けたストリートカルチャーを、さりげなく差し込むセレクトセンスやスタイリングが持ち味。UOMO WEB連載企画ではユニクロの着こなしなどを担当。
美容師 並木一樹の選んだ3着
ダブルフェイスコート
「このチェック柄が本当に素敵で、真っ先に目に飛び込んできました。驚いたのが、コートなのにめちゃくちゃ軽いこと。ボリュームのあるインナーともレイヤードしやすいのもポイント高いですね。この一着で、秋冬のスタイルが格段にレベルアップしそうです」(並木)
スウェットオーバーサイズプルパーカ+スウェットワイドパンツ
「今季のアイコニックなルックとして、スウェットのセットアップは外せないアイテムだと思います。カジュアルなアイテムなのに、どこか洗練された雰囲気が漂うところにUNIQLO : Cらしさを感じました」(並木)
スフレチャンキーストール
「グレーのワントーンの着こなしに、このストールを合わせたいと思いました。ストールって、コーディネート全体に奥行きを与える重要なアイテムですよね。合わせる色味や素材感を考えながら、スタイル全体を引き締めるアクセントとして活躍してくれること間違いなしです」(並木)
選んだアイテムをこう着る
「グレーの『スウェットオーバーサイズプルパーカ』『スウェットワイドパンツ』、『スフレヤーンチャンキーストール』を使ったグレーのグラデーションに、クラシックなチェック柄の『ダブルフェイスコート』を合わせることで、シックでありながらもリラックス感のある大人のスタイルをつくりました。足元はスニーカーよりも革靴を合わせると、全体のバランスがグッと引き締まります」(並木)
表参道の人気サロンから独立し、2021年に中目黒のサロン「CASI」をオープン。日々のサロンワークから雑誌のヘアスタイリングまで幅広く活躍中。自身のYouTubeチャンネル「ナミカズ」ではファッションからライフスタイル、美容にVLOGと多彩なコンテンツが人気。UOMO WEBリレー連載企画「おしゃれな大人のショッピング定点観測」では、買ってよかったモノとコーディネートを披露。
モデル・俳優 若林拓也の3着
ブロードオーバーサイズシャツ
「白シャツって、どうしてもフォーマルな印象が強くて私服には取り入れにくいと感じがちなんですが、このシャツがそのイメージを一新してくれました。ワイドなシルエットとサイドにスリットが入ったデザインが特徴的で、カジュアルな僕の私服にも自然と馴染みます」(若林)
リラックスVネックセーター
「このVネックセーターは、英国紳士を彷彿とさせるシンプルで上品なデザインが魅力です。グレーの色味が落ち着いていて、どんなパンツとも相性が良さそう。個人的にはデニムやスウェットと合わせてカジュアルに、またはスラックスで少しきちんと感を出したりと、いろんなスタイルに挑戦したくなる一着です」(若林)
スリムフィットジーンズ
「フレアやバギー、ストレートといった様々なシルエットのパンツを一通り楽しんできましたが、今度はスリムなジーンズに挑戦したくなりました。細いシルエットも新鮮ですが、ダメージ加工にもこだわっていて、シンプルながらも個性を感じます」(若林)
スリムフィットジーンズをこう着る
「ジャストなサイズ感とストレートなシルエットがすごく好みな『スリムフィットジーンズ』の着こなしです。ジーンズは体にフィットしつつも、ほどよい余裕が感じられるものが好きなので、これは理想的な一本です。シンプルすぎないように、トップスにダメージ加工のロックTを合わせ、足元にはチェック柄のスニーカーを選んで、全体にちょっとしたアクセントをプラス。イメージしたのは、服に気を遣っていないのに、なぜかオシャレに見えてしまう外国人のスタイルです」(若林)
映画やドラマを中心に俳優として活躍。最新作はカンテレ系テレビドラマ『マウンテンドクター』(8話)、古川琴音主演の映画『雨降って、ジ・エンド。』 Netflix映画『パレード』など。UOMO WEBではモデルとして、ユニクロの新作試着ルポ企画などでお馴染み。ワードローブは古着が多め。
ディレクター 松岡 歩の3着
リラックスVネックセーター
「この手のベーシックなVネックセーターは、探すと意外と見つからないものです。秋冬に汎用性の高いセーターは何着あっても便利だし、このプライスで手に入るなら買い。そしてこのネックの開き具合も素晴らしい。襟付きシャツはもちろん、Tシャツでも合わせられる万能さ。ブラックデニムと合わせてミニマムなスタイリングを楽しみたいです」(松岡)
スウェットワイドパンツ
「ワイドなオープンレッグのシルエットが良い。はいていて楽なのに、品良く見えるという大人にうれしいスウェットパンツです。フーディーとのセットアップでの着用以外にも、シャツやジャケットといったアイテムと合わせてコントラストを楽しんでもよさそう」(松岡)
ワイドパラシュートパンツ
「ミリタリーなのにモダンなデザインにグッときました。ベージュカラーで作るところに、デザイナーのクレア・ワイト・ケラー氏の感性を感じます。パラシュートパンツというアイテムにおいて、古着でもラグジュアリーブランドでも出せない、この“軽やかさ”がUNIQLO : Cを象徴していると思います」(松岡)
リラックスVネックセーターをこう着る
「上品なネックの開き具合、適度な肩のドロップなど、『リラックスVネックセーター』の品の良さが際立つように、全身ブラックでスタイリング。少しフレアの効いたブラックデニムと甲の低いデッキシューズで、全体のシルエットのバランスを整えました。UNIQLO : CのVネックセーターはタイムレスかつモダンさもあるので、流行に左右されずに着用できるのがいい。今回はセーターのみのシンプルなスタイリングでしたが、もっと寒い季節になってきたらコートやジャケットのインナーとしても活躍しそうな一着」(松岡)
ファッションやライフスタイルに関する、さまざまなプロジェクトのディレクションやコミュニーケーション設計を行う。UOMOでは「試着フェス®」「おしゃれな大人のショッピング定点観測」など多数の企画に登場。ドリス・ヴァン・ノッテンやルメール、ヴィンテージのエルメスなどのハイブランドを取り入れた清潔感のあるスタイリングは多くの読者から支持されている。