2022.01.02

速報! 2022年に買うべき「大人のユニクロ」【前編〜定番アイテム7選】

秋冬セールに後ろ髪を引かれつつも、年明けからは、2022年春夏コレクションに目を向けよう。毎シーズン人気のユニクロ展示会でも注目アイテムが目白押し。WEB UOMOスタッフのY神とH條が、大人向けのリアル目線でいち早く紹介する。

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まだダウンが手放せない2022年新春。

だが、ファッション業界のサイクルは早く、1月以降に順次発売される2022年春夏シーズンのプレス向け展示会が大半のブランドで昨年末までに開催済み。軽アウターの一部は先行販売もされている。


もちろん、グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」でも通常の売り場に並ぶレギュラー展示会を披露。春夏トレンドを打ち出す準備が整った。



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Y神:H條さん、何を回してるの?

H條:(こいつ…動くぞ!)流行のサイクルです。


そこで、WEB UOMO取材陣でお馴染みのY神とH條が、注目の春夏アイテムを展示会からピックアップしてお届け。すでに情報戦は始まっている!



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Y神が真っ先に注目したアイテムは、永遠の定番である紺ブレ。キャップを被り、セーターは肩掛け、バックパックを背負う90年代プレッピーだが、チノパンではなくラフなワークパンツと合わせている。

H條:胸ポケットのサングラスから察するに、学生というよりは「大人のユニクロ」でしょうね。


Y神:いかにも。学生さんでもいいんだけど、甘酸っぱいキャンパスライフに着想しつつ、アーバンな普段着に落とし込んだスタイルといったところ。サイジングも今っぽい適度なルーズシルエットだよ。





①感動ブレザー ¥5,990(※1月下旬)



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2022年春夏の「ユニクロ」が打ち出すスタイルの軸が、こちらの紺ブレ「感動ブレザー」だ。素材はポリエステル72%・ポリエステル複合繊維28%の混紡で、ジャケットのみの単品販売となる。

H條:紺ブレは大量にお持ちですよね?


Y神:もちろん。でも、かっちりとしたテーラードばかりで気を抜くとスーツの上に見えちゃう。2つボタンのパッチポケット仕様は貴重なのです。


H條:ホントだ。紺ブレのカジュアル使いは、90年代に青春を生きた大人男子に刺さりそう。



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続いて気になるアイテムもプレッピー調。

H條:もしかしてテニスサークルっぽいベストが気になるのかしら? マネキンは女性ですけども。


Y神:うむ。ドロップショルダーのスタイリングを見ると、メンズを女子が着ているような…。





②ウォッシャブルVネックベスト ¥1,990(※1月中旬)



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Y神の予想はズバリ的中。

H條:さすがです。服飾の裏のウラまで読み解く眼力は、2022年も冴え渡っているご様子。


Y神:ボクも女子がメンズをオーバーサイズで取り入れるように、「ウォッシャブルVネックベスト」は4XLくらいを着てみたい。スクールテイストにありがちな胸のワンポイントがないけど、それがいい。


H條:グリーンのTシャツと白のニットベストとの合わせもキュートかつ新鮮。濃い色のTシャツをインナーに持ってくるとは、学びがあります。



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春夏トレンドを打ち出したスペースからサンプルのラックに移動。アイテムとカラバリが勢揃い。

ちなみに、「ユニクロ」2022年春夏のシーズンテーマは「The Joys Of Clothing」。洋服と出会って生まれるシンプルな喜びを表現した「LifeWear」だ。





③コーチジャケット ¥4,990(※1月中旬)



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予想通り「コーチジャケット」もラインナップ。先の紺ブレやニットベストと相まって、洗練されたキャンパスストーリーを想起させる。とにかく今春夏の「ユニクロ」は、大人向けプレッピーテイストが満載なのだ。

H條:なんといいますか、過去の自分へのルサンチマンのような。あの日の青春を取り戻す勢い。


Y神:いかにも。今春夏のテーマにあった「洋服と出会えたときの喜び」って、大半は大学デビューからかもだし。あと、ちょっと裏地を見て欲しいの…。



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H條:こ、これは…総裏メッシュの高級感。ヒートアップして蒸れることもない。

Y神:大昔にサークル仲間と揃えたペラペラなナイロン素材とはまるで違う、令和の「ユニクロ」クオリティ。さらにドローストリングで裾も絞れるという。



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「文化系スポーツ男子」らしいコーディネート。身長165cm・体重60kgのY神でLサイズを着用。ナチュラルのほかグリーンとブラックの3色展開。

Y神:大学時代のボクにプレゼントしたい。


H條:おや? ラックの奥にも我々の青春が。


Y神:なんでしょう?





④ユーティリティパーカ ¥5,990



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H條の両手には、ミドル丈で春先にちょうどよい「ユーティリティパーカ」のベージュとブルーがあった。この2色にネイビーと合わせた3色展開だ。

Y神:おぅふ。懐かしすぎる。


H條:90年代初頭は、日本未上陸だった「L.L.ビーン」とか、米国アウトドアブランドのカタログ海外通販も流行りましたよね。まさに、このカラーに似たマウンテンパーカを購入した記憶がよみがえります。


Y神:「マウンパ」ね。



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ブルーを試着したY神。こちらの「ユーティリティパーカ」は昨年12月に先行投入されており、実店舗と公式オンラインストアで発売中だ。

Y神:何度も言うよ、ロゴも意匠もないミニマルデザインは、コーディネート派には嬉しい。


H條:余計なものなどないですよね。このマウンパに合わせる小物を選ぶとしたら…。





⑤キャンバストートバッグ ¥2,990(※1月中旬)



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Y神:さっき聞いた「L.L.ビーン」で思い出しちゃった。「キャンバストートバッグ」が相性よさげ。

今秋冬もブラックとナチュラルの単色で発売されたコットンキャンバス地のトート。春夏はナチュラル×ブラウンの配色に変更され、プレッピー感が増した。


H條:「UTme!」みたいに、ブラウン部分の配色を好みでチェンジできるとよいですよね。


Y神:よいね。ネイビーとかエンジとか。イニシャル刺繍もオプションで付けたいかも。



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Y神:アイコニックな定番なんだけど、ジップカバーが付いていて防犯面も安心。定番に甘んじず、消費者目線で絶えず刷新していくという気概を感じた。

H條:そういうとこやぞと。



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ここからは、商品情報が未発表のコーナー。春以降の発売で、価格は未定、商品名も仮になる。

Y神:H條さんの大好物。数シーズンに1度、情熱的に発表されるインディゴ染めシリーズだよ。


H條:御意。匂いも好きです。


Y神:せっかくの年始だし、好きの理由くらいは聞いておこうかしら。シートがインディゴ染めのクルマだったら欲しい(乗らないけど)とか言ってたもんね。





⑥(仮)インディゴカーディガン ¥未定



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H條:基本は私もコーディネート派ですけども。ボトムのデニムは、真正501XXの超絶ヴィンテージとか「ルイ・ヴィトン×シュプリーム」とか鬼レベルの呪いを。それらと「ユニクロ」のインディゴトップスを合わせていくつもの地平線をなだらかにする作業が好きです。

Y神:ありがとうございました。


H條:このカーディガンも濃淡2色展開なのか定かではないですが、とりあえずマストバイ。



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春夏レギュラー展示会で、2人が最後に向かったコーナーはおそらくサマーシーズン想定。渋いマドラスチェックの半袖シャツに興味津々だ。

Y神:見てごらんよ。シャツはプルオーバーなんですよ。ウエストゴムのパンツに果敢にインする着こなしとか、今春夏のベストがこのコーディネートです。


H條:なるほど。プルオーバーの半袖シャツは「ユニクロ」ではなかなか見ないレアアイテムかと。





⑦(仮)マドラスチェック半袖プルオーバー ¥未定



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H條:寄りましてこちら、「ユニクロ」スタイリングの獄ノ番として有名な「シャツONシャツ」です。先の「カーディガンONカーディガン」と同じく、中の人の好みなのでしょう。ルックブックを見ると、たまに玄人向けなコーディネートを組んでいるときがあるんです。

商品だけでなく、着こなしも「大人のユニクロ」。マドラスチェックの色展開を知りたいところだ。


H條:ねぇ、Y神パイセン?



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H條:わっ。Y神パイセンが消えた!

以上、今春夏の「ユニクロ」は「文化系スポーツ」や「文化系アウトドア」に寄り添う大定番だらけ。


オーセンティックな既製服デザインの原点、そのバリエーションが出尽くした90年代を彷彿とさせるアイコニックなワードローブの数々は、現代の大人男子に向けて隙なくブラッシュアップされていた。



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H條:あっ。発見!

隣の「ユニクロ ユー」のブースでY神を捕獲。サンプルが揃う範囲で、人気のコラボ特別コレクションもレギュラー展示会には用意されているのだ。


Y神:速報記事にしてよいみたい。あと、「ユニクロ アンド JW アンダーソン」の春夏もあったよ。


H條:これは僥倖。後編で紹介しましょう!





<問い合わせ>
UNIQLO

Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh

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