2021.08.31
最終更新日:2024.03.07

【大人のユニクロ】120%使える「黒」アイテム7選。「ユニクロ ユー」2021年秋冬を誰よりも早く着てみたら…

店頭展開まで3週間を切った「ユニクロ ユー」2021年秋冬コレクションを、プレスルームで試着。リーズナブルな価格帯でおしゃれな大人男子に毎シーズン刺さりまくるパリ発のエスプリを、9月17日の発売前に事前チェックしておこう。ブラウン系にフォーカスした前編に続き、後編ではオンでもオフでも使いやすい黒アイテムにフォーカスしてお届けする。

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ブラウン系もいいけれど、やっぱり黒が欲しい!

クリストフ・ルメールが率いるパリのデザインセンター発の特別コレクション「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」がいよいよ9月17日に発売開始。それに先駆けて、恒例となった事前試着ルポをプレスルームで決行。


黒のスウェットパンツに着替えて準備万端の松本雄司。トレンド感100%のブラウン系に注目した前編に続き、後編では120%確実な黒アイテムを紹介する。



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①スウェットパンツ ¥3,990



こちらのスウェットパンツは前編で紹介したカーキとダークブラウンの2色と、後編で着用したブラックを含む3色展開。前編・後編をわかりやすく色で差別化すべく、同じボトムスを土台に試着していく。


松本雄司:女性のモデルさんがヴィンテージっぽいデニムコートを着てますね。


残念ながら、ベルトでウエストマークするデニムシャツジャケットはウィメンズのみ。だが、定番的人気のデニムパンツはもちろん今秋冬のメンズでも生産されている。では、前編で紹介しなかった理由とは?



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②レギュラーフィットジーンズ ¥3,990(右)



それは、今秋冬の「ユニクロ ユー」では黒のデニムパンツと比較吟味して選んで欲しいから。


毎シーズン買い足しているファンも多いセルビッジ付きデニムだが、今秋冬はリジッドではなく、ソフトなワンウォッシュのみの提案(写真左:セルビッジ レギュラーフィットジーンズ ¥3,990)だ。ここは気持ちを切り替えて、前春夏に比べてシルエットが美麗テーパードに進化した、写真右のブラックデニムに注目してみてはどうだろう。



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さっそくブラックデニムを試着。前春夏にもブラックデニムは存在したが、土管のようなストレートシルエットだった。今秋冬は無骨さは控えめに、ほどよい細さのテーパードシルエットになっている。

この品番はセルビッジは付かないが、セルビッジデニムと同様のコットン100%。クリストフ・ルメールは、ストレッチ入りよりもナチュラルコットンを好むようだ。


プレーンな黒パンツに関しては、スウェットパンツとデニムの2型を買い物リストに入れておこう。



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③メリノブレンド フルジップセーター ¥4,990



デニムパンツに続き、マストバイ度120%の商品がこちら。WEB UOMOにて更新中のコンテンツ「ファッションプロが選ぶユニクロ ユー2021秋冬マストバイ3選」でも多くの支持を集めるフルジップセーターだ。


松本:このジップアップニット、見るからに売れそう。茶色もあるけど黒はもっとヤバい気がします。


去年の秋冬からの豊富な「ユニクロ ユー」試着歴がある松本も、直感的に商品力を認めた模様。



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長めのリブの袖口には親指を通すことができるサムホールが付き、肌寒くなっても手袋いらず。

細かなフィッシャーマンリブ編みやドロップショルダーなど、アームは細いが全体的にルーズなフォルム。トレンドに敏感な大人男子にフィットすること確実だ。



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松本:ジップを上げても首元がチクチクしません。

黒のスウェットパンツと合わせたモノトーンスタイル。素材構成は19.5マイクロンの極細メリノウールとアクリルのブレンド、さらにナイロンも編み込まれている。一般的なニットと比べて肌触りも滑らか。


前秋冬は打ち出しのブラウン系が主軸のカラバリが多かったが、今秋冬はこの上下に象徴されるように、アザーカラーに黒を用意。提案力に隙がない。



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④フランネルワークジャケット ¥7,990



ニットから、クリエイティブなビジネスマンにお勧めしたいソフトジャケットにチェンジ。


なんと、最近のメンズシーンでは新鮮な4つボタン、しかもパッチポケットのカジュアルさだ。



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ポリエステルレーヨンフランネルの柔らかな着心地。インナーはかしこまったシャツよりも、Tシャツやカットソー1枚がちょうどよいかも。小ぶりなラペルも愛らしい。

同素材のパンツを合わせるとセットアップのスーツにもなる。着用例のようなスウェットパンツとのコーディネートは、在宅リモート勤務にもぴったりだ。



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松本:黒のこの組み合わせは長く着られそう。

ビジネス過ぎず、カジュアル過ぎず、4つボタンのモッズテイストがフランネル素材で中和されて完璧なマリアージュ。しかも黒ならマストバイだ。


なお、ジャケットではオーセンティックなウール素材の3つボタンもラインナップ。店頭で着比べて欲しい。



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⑤オーバーサイズマウンテンパーカ ¥12,900



上着をジャケットからマウンテンパーカにチェンジしつつ、これまた人気が出そうなダウンジャケットを手に取る松本。前編でも紹介したが、素材とカラバリに変化はあるが、唯一のデザイン継続商品になる。


ちなみにマウンテンパーカは、先日サプライズ発表されたばかりの「UNIQLO & White Mountaineering(ユニクロ アンド ホワイトマウンテニアリング)」でも、おそらく生産されそう。発売日は未定だが、「ユニクロ ユー」と吟味する時間が欲しいところだ。



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⑥リサイクルダウンジャケット ¥7,990



リサイクルダウンジャケットを羽織って、ほんのりとグラデーションがかかったモノトーンスタイル。


ブラウン、オリーブ、ブルー、着用した継続カラーのダークグレーを含む4色展開。ダークグレーは前秋冬も登場し、見た目はまったく同じだが…。



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松本:ブルゾンの表面を触ると違いがわかります。去年も買っていたらもっとわかると思います。

今秋冬はボディ素材までリサイクルナイロンを採用しており、サステナブルな観点での進化を最も感じ取れる1着になった。肩回りをすっきりと縫製処理した微調整まで見分けられたならば、「ユニクロ ユー」マニアだろう。



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⑦ステンカラーコート ¥12,900



後編ラストの黒アイテムがこちら。


前編でもベージュが登場したステンカラーコートは、ブラックとの2色展開。綿63%・ポリエステル37%の混紡素材の膝下ミドル丈で、裏地はなし。



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半袖Tシャツの上からでも肌の違和感は少ないが、秋冬シーンを踏まえ、リサイクルダウンジャケットをインナーとして着用。コートの第2ボタンまでの開きとダウンジャケットのVゾーンが奇麗に重なる。

組み合わせのバランスも、クリストフ・ルメールが率いるパリのデザインセンターでは、きっとミリ単位で考慮しているはず。思い切ってパリの懐に飛び込んで、自由自在な「ユニクロ ユー」スタイルを楽しんでみよう。



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松本:ブラウン系と黒、結局どっちも好きでした。

秋冬物の買い物初めは「ユニクロ ユー」から。


パリのエスプリが効いたベーシックアイテムが毎シーズン刺さりまくる「ユニクロ ユー」2021年秋冬コレクションは、いよいよ9月17日発売。本稿を参考にアイテムを吟味して、しっかりと購入計画を立てておこう。





Uniqlo U:2021年秋冬コレクション
発売日:2021年9月17日(金) ※一部商品は先行発売中
商品ラインナップ:ウィメンズ(36)・メンズ(32)・キッズ(15)
Uniqlo U スペシャルサイト:www.uniqlo.com/UniqloU

Photos: Hiroaki Horiguchi
Model: Yuji Matsumoto
Text: Takafumi Hojoh

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