「ユニクロ」2021年秋冬の新作ジーンズは大充実のラインナップ。激細なのに快適な「スキニー」、最もバリエーションが豊富に揃った「スリム」、オーセンティックな「レギュラー」の中から大人が選ぶべきモデルを確かめるため「全部はいてみた」。前編は「スキニー」と「レギュラー」を紹介!
「UNIQLO(ユニクロ)」プレスルームにて、メディア関係者を対象にした2021年秋冬新作ジーンズの試着会が開催された。
そこで、大人男子が買うべきデニムを厳選すべく、試着ルポを決行。今秋冬は細いって、本当?
ちなみに、現状の「ユニクロ」公式オンラインストアで「ジーンズ」のキーワードを検索すると、なんと40本近いバリエーションが検出される。
これに新作の秋冬モノが加わるとなると、迷って選べなくなること必至。こちらの記事を参考に狙いを定めて欲しい。
すべて秋冬の新作だが、一部すでに販売中のアイテムもある。
ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ ¥3,990
まずは、今回のラインナップの中でも最も注目すべき「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ」から。
ストレッチ素材入りのスキニーデニムは、綿90%・ポリエステル6%・ポリウレタン4%の素材構成。松本雄司は身長181cmで30インチを着用している。
「ユニクロ」のジーンズイノベーションセンター渾身の力作。足首まではりつくスキニー具合だが、ストレッチ素材や脇割りシームで見た目とは裏腹に全く窮屈さを感じない履き心地が新しい。
ウルトラストレッチスキニーフィットカラージーンズ ¥2,990
インディゴデニムの細さが気に入ったなら合わせて大人買い必至の「ウルトラストレッチスキニーフィットカラージーンズ」は、グレー、ベージュ、ブラウン、オリーブの秋らしいカラバリだ。サイズはインチ表示ではなく、XSから4XLまで。価格も1,000円安く、コスパも高い。
驚きの細さと、見た目とは裏腹の快適性が魅力だった「スキニー」の次は、「レギュラー」を試着。今回のラインナップの中ではもっとも太めのストレート型で、安心感のあるシルエットだ。
セルビッジレギュラーフィットストレートジーンズ ¥3,990
毎シーズンディテールやシルエットに微細なマイナーチェンジが施され、進化を続けているモデルだ。
自然なテーパードで無骨さは見受けられない。ジャケットと合わせてビジネス使用にも耐えうるクリーンなリジッドジーンズだ。松本は32インチを着用。
そして、加工時の水の使用を最大90%以上抑えたウォータレスウォッシュ製法で環境にも配慮。サステナブルな意識も申し分ない優等生ジーンズなのだ。
もし、「ジーンズはコットン100%の赤耳が絶対!」というこだわりがあるならば、伝統的な手法で作られたオーセンティックなこちらを購入しよう。カイハラ社と開発した本格赤耳セルビッジデニムは期待を裏切らない。
ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ ¥3,990
松本:同じ「レギュラーフィット」のリジッドデニムかと思ったら、「スリムフィット」を発見しました。ちょっとだけ細いのかも。素材構成も違う・・・。
3型目の「スリム」のリジッドは綿100%ではなく、ポリウレタンが2%入ったストレッチ素材を採用。はき心地も異なるに違いない!
実はその「スリム」には、衝撃のディテールが!?
(後編につづく)
ユニクロの「+J」をもっと知りたい!
UNIQLO
Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh