服と時計と美容、どれかにこだわればいいってもんじゃない。40歳男子に今求められるのは、それらをどう使って他者から見られる自分を演出するか、いわば「セルフプロデュース」の時代なのだ。鏡に映る自分を撮影するように客観的な姿を分析しつつ、物語のあるライフスタイルを創りませんか?
鉄板トリオを持っている

セルフプロデュースに成功している先輩たちは皆、下半身にブレがない。どのパンツも大体似たシルエットで、合わせている靴も決まっている。そして腰下にくる手に目をやれば、辻褄の合う時計がある。それに倣って僕も鉄板トリオを結成した。’80年代の501Ⓡを青味の強い生地でアップデートした今の501Ⓡと、’80年代モデルの復刻である時計で辻褄を合わせ、「ロペス」じゃないほうの「バス」でハズす。何年先もこのトリオはブレないだろう。