季節の変わり目は、トレンドの変わり目。おしゃれば大人はどんなデニムをはいて秋を迎えるのか?
AURALEE
「引きずってはくくらいがカッコいい」
茂野遊歩さん(美容師)
「オーラリーのデニムは裾に向かって落ちる感じがきれい。若干フレアぎみで、どんな靴でも合わせやすい」。きれいなデニムこそルーズにはく、あまのじゃく的な着こなし。
COMOLI
「毛羽立ってきて、まだ新たな表情が出そう」
福本真士さん(OUTDOOR PRODUCTS マネージャー)
「太めのシルエットが好きで、コモリのデニムは色違いで3本愛用。若々しくなく、渋い。少しウエスト位置を下げてルーズにはくのが好きな着こなしです」。
BLACKBIRD
「ダイナミックなハチノスがいい」
高橋友樹さん(イーライト セールス)
デニムの丈は気持ち短めではきたい高橋さんは「生機デニムは、洗うと縮んでゆく過程が愛おしい。ガシガシ洗って経年変化を楽しみたいです」。新鋭ブランド渾身の一本だ。
HUSBANDS
「ドレス譲りの美しい形をラフに」
奈良啓介さん(YUICHI TOYAMA. スタッフ)
パリ発、細身のテーラーリングが人気のハズバンズに美しいデニムがある。「フレアってヒッピーのイメージですが、これはほぼ感じない。形が絶妙に計算されて作られています」。
A.PRESSE
「ヴィンテージのような色落ちと仕様」
並木一樹さん(美容師)
「昨年買ったアプレッセのデニムを久々にはいてみたけど、あらためて横からのシルエットがスラックスのように美しい」。発色のいい赤に淡いブルーがよく合う。
SUGARHILL
「ベルトで絞ってもウエストまわりがさまになる」
佐藤友椰さん(学生)
「少しルーズにはきたいので、34インチと大きめを購入。3カ月くらいたちますが、デニムはじっくり育てていきたいと思います」。デザイナーズらしく、腰まわりの主張が目立ったまさに主役級の一本!
KOOKY ZOO
「もっと裾をボロくしたい…」
西又潤一さん(スタイリスト)
キッズデニムを元にしたデザインが人気のクーキーズー。「最近はワイドが気分。あえて裾は引きずっています。ダメージの数だけカッコよくなるので、気にせずガシガシはいちゃいます」。
ANATOMICA
「自然に馴染んできました」
吉田聖さん(会社員)
まだまだはき込めるデニムは細身で実に新鮮。「濃いインディゴに惹かれて4、5年前に購入。細身のものは裾上げして、ジャストにはくのがセオリーです」。
YAECA
「絶妙な太さがNBと相性よし!」
児林幸輔さん(空間デザイナー)
「インディゴで細くない形が好き。ヤエカのデニムはベーシックで、とにかくはきやすい」。ボリュームのある足元は裾を折るとかわいげが出る。