2024.09.06

【デニム好きのディープなこだわり その2】正統派の「リーバイス®︎510」を多国籍なアイテムと合わせる

トレンドに脇目もふらず、正統派への愛を貫いた男たち。ただし、愛し方はさまざま。オーダーメイドからペインティング、そしてスタイリングまで四者四様のこだわりとは。

Levi’s® 510

Levi’s® 510
刺繡アーティストが主宰するワークオブアート ケンダイのジャケットをはおって渋く着こなしている。

無国籍な正統派デニムだから
多国籍なニッチアイテムで遊ぶ

李 成鉉さん(WAIPER ディレクター)
「プレーンな面構えのデニムに多国籍で個性的なアイテムで味つけするのが今の気分。そもそもヴィンテージのリーバイス®が好きで501・505…と多くのストレートとテーパードをはいてきましたが’90年代のリーバイス®510はクセがなく、さらりとはきやすい。ストンと落ちるやや太めのテーパード、’90年代のデニム特有のきれいな色落ち、主張が強くないタイムレスな一本です。そこに日本伝統の下駄を合わせるのが今の定番。男くさい足元ですが無頼にはならずしっくりくる。さらにメキシコのベルト、’40年代のアメリカのステットソンのハットと各国のクセあり小物を盛ると面白い。ただしタックインできれいな脚長シルエットをつくることは意識します」

談侍の下駄
談侍の下駄。「ミニマルさが好きですし体幹も鍛えられます(笑)」。
革ベルト
メキシコのxolo、リメイク作家によるkouhei terraiなどの革ベルト。

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