2024.10.18
最終更新日:2024.10.18

【大人のニット】ニットが得意なデザイナーが指南する「レイヤードの正解」具体例〜BATONER 奥山幸平さんの場合

BATONER デザイナー|奥山幸平さん

奥山幸平さん

素材もゲージも同じニットを重ねて
再びのアンサンブルを楽しみたい

「アンサンブルは難しく思われがちですが、同素材・同ゲージならまず問題ありません。ニット単体で着るより重ねて着たほうが、よりそれぞれのデザインが際立つように思います。今回はカシミヤのタートルネックに、カシミヤのカーディガンを組み合わせました。ともにバトナーのニット。デザインを考える段階で、それぞれをレイヤードできるよう、ゆとりのあるシルエットで作りました。1980年代のフレンチトラッドブームでアンサンブルが絶大な人気を博しましたが、年を重ねた今、また新鮮に感じますね」。

裾を折り返すのがルール

POINT

「中に着たニットがカーディガンからはみ出さないよう、裾を折り返すのがルール。このほうが上品に見えますし。ニットを作るうえで裾リブのテンションは少し強めに設計してます」。

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