“毎年マンネリな印象になりがちなアイテム”そんな常識があっという間に覆るくらい、今年はニットのバリエーションが楽しめるとの噂。昨年同様、暖冬の可能性大だから、アウターを先物買いするのはやめて、実用的なニットを充実させよう。
01|素朴な色合いのニットはシャツが似合う
カシミヤの着心地は好きだけど、ラムズウールの程よい保温性と滑らかなタッチ、高いコスパも見逃せない。上質なデイリーウェアを生むサンスペルは、スコットランドの老舗工場で編まれた柔らかな糸を使用。落ち着いたトーンで合わせてやわらかな印象を引き立てたい。
02|ラフな表情が新鮮なネイビータートル
2プライの細い糸を使い、ラムズウールの肌触りと発色のよさを生かしたカジュアルなタートルネック。着心地は軽やかで、肉厚な生地は保温性も抜群だ。ダークトーンのスラックスと合わせてミニマルな着こなしに。
03|凝ったレイヤードも楽しい
稀少なラムズウールを使った天杢の表情に、ラグラン袖でほっこりと。
04|繊細な生地でも気楽に着られる
細やかなイタリア製ラムズウールの一枚。チェックシャツをのぞかせてカジュアルに。
05|発色のいいニットポロに挑戦
淡いピンクと細番手糸を使った生地が好相性。
06|シームレスで軽やかなつくり
オーストラリアで採れる上質なジーロンラムズウールを、つなぎ目のない製法で編み上げた。イエローのほかにも5色がラインナップ。
07|ボーダー×リブニットで差をつけろ
世界最古のニットブランドといわれるドルモアのリブニット。独特なセンスの配色は着やすく、ホールガーメント製法でストレスも少ない。
08|Vネックは色で遊ぶ
変化球でVネックを選ぶなら、少し攻めてヴィヴィッドすぎないグリーンはどうだろう。丁寧に編み上げられた適度な肉感のラムズウールなら、Tイチに着ても暖かい。
09|トラッド派のための白いケーブル
シャツやアウターのレイヤードに適した薄手のケーブルニット。ブリティッシュトラッドを体現するハケットらしい一枚。
10|ミドルゲージが赤を馴染ませる
レインウェアで有名だが、英国らしいニットも充実。天杢の素朴な肌触りがうれしい。
11|メランジ調で優しく包まれたい
カシミヤで有名なベグ アンド コーに別注でウールニットが復活。混じり気のある表情が大人。
12|ラムズウールの名品は爽やかな色で攻める
ラムズウールの代名詞ともいえる超老舗のグレンマック。高級で滑らかなスーパージーロンラムズウールに爽やかなブルーが映える。スラックスやドレスウォッチと合わせて着こなそう。