
充実した毎日を過ごすために「欠かせないモノ」って? 40代7人のファッション、食、美容、健康、ライフスタイルの習慣と必需品から、人生を謳歌するためのモノ選びを知ろう。
教職に就いた後、淡水魚のグッピー研究のために大学院で学んだのを経てパンの道へ。生産者の顔が見える素材選び、薪窯での焼成など大地の恵みを生かすパン作りを行う。朝4時30分から重労働を行うため、作業中はストレスフリーなアイテムを選び抜き、プライベートでは古着を愛用。五感を刺激し、自分を幸せにするアイテムに囲まれて暮らす。選ぶアイテムはもちろん、生き方そのものが有機的。
衣
プライベートは「OMA」の服がほとんど

「豪徳寺の古着店・圧縮の店主で、OMAというブランドを運営する松田水緒さんのセンスを信頼していて、私服は主にここ。ブルゾンは古着、チャンピオンのトレーナーはアーティストでもある彼が僕の好きな淡水魚を描いてくれました」
0歳のときに母が編んでくれたニット帽

「どうやら僕は“古いもの”に惹かれるみたいでして。実家のクロゼットに眠っていたのがこの手編み帽。当時は大きめだったらしく、だいぶ大人になった今になって愛用しています」
「LUNAサンダル」は立ち仕事の味方

「適度な柔軟性があり、履いているうちに足がソールに馴染んでいく。軽くて疲れにくいので、冬は五本指ソックスを合わせて仕事しています。趣味の釣りや川遊びにもこれを履いて出かけます」
へたってもカッコいい「homspun」のTシャツ

「コットンTシャツはhomspunのもの。レディスがメインのブランドで、XXLサイズならメンズでも着られる。作りが丁寧で、とにかく丈夫。着倒してへたってもなお、カッコいいです」
パンツは軽くて乾きやすいのが最重要

「いろいろ試して行き着いたのが、軽くて洗濯しやすいワークマン。作業上、膝の部分が破けるので、当て布をして補修しています。夏はパタゴニアのバギーショーツを」
「いらっしゃいませ」エプロン

「開店以来、エプロンもたくさん試しましたが、結局手が伸びてしまう存在。周りからは“シャレなの!?”と言われますが、肩が凝らないんですよ」。不可欠ゆえに常に新品をストック。
食
「喫茶ピュア」のコーヒーを愛飲

「カフェで提供するコーヒーも、スタッフが飲む用も和歌山県にある喫茶ピュアの豆一択です。特注の『塩見ブレンド』はコク深いのに酸味も感じられる、ちょうどいいコーヒー」
もんじゃ屋の月替わりラーメンに刺激を受ける

「新作が出るたび食べる、おそうざいと煎餅もんじゃ さとうの月替わりラーメン。店主の情熱と想像力と遊び心が詰まっていて、僕もこういう仕事をしたいなと思わされます」
パンには「全酪バター(無塩)」がマスト

「販売用の食パンにも、自分でパンを食べるときにも必ず使用。くどくないのにミルク感が強いのが好みです。冷たいまま厚切りにしてのせ、はちみつや自家製ジャムをトッピングする日も」
賄い飯はパンと同じく薪窯で調理する

「賄い飯は白いご飯と野菜や肉をたっぷり入れた日替わりスープが基本。ル・クルーゼの鍋に材料を入れたら、薪窯に投入するだけ。遠赤外線効果でめちゃくちゃおいしくなるんです」
美
休日は朝のルーティンから始まる

「定休日は朝6時30分に起床し、5〜6キロランニングしたら、公園の鉄棒で懸垂。自宅へ戻ってバリカンで髪とヒゲを剃って、風呂掃除。これをひととおり行うと、休日が始まると思えるんですよね」
毎日三点倒立をキメる

「美容には関心がないけれど、身体を動かすことが健康や美容につながっているのかも。臓器を正常な位置に戻すと言われる三点倒立もその一つで、休日はランニングの合間に、営業日は店舗の中庭で行っています」
住
ベランダに生態系をつくる


「川の生物も植物も、そしてパンも“土壌づくり”が大切だし、その根本の生態系を知るのが好き。ベランダには祖母の山の土壌の一部を運び、アケビや木苺の生育を発見。そこに都心の雑草を植えるとまた新しい培地が出来上がる。その観察が楽しいし、癒やしです」
「ルヴァン」のフリーボックスは宝の山

「家具も“朽ちたもの”が好きで、イームズのチェア以外は古道具店などで見つけたものがほとんど。木製のたんすは、修業していたパン屋・ルヴァンに設置された、使わないけれど捨てるにはもったいないものを入れる箱から発見しました」
「吉村其飯」の器を塩壺に

「ハンドメイドの作品に惹かれます。神聖な雰囲気漂う古村さんの器は、パンを作るときにも使う焼き塩入れに。ほかには真喜屋修さんや成井窯など伝統的な薪窯で焼成する作品も」
淡水魚を育てる

「トレーナーにも描いてもらうほどの淡水魚マニアで、自宅の水槽では10匹のウナギとタモロコを飼育しています。ウナギは約50㎝サイズまで成長、癒やしの一つです」