
充実した毎日を過ごすために「欠かせないモノ」って? 40代7人のファッション、食、美容、健康、ライフスタイルの習慣と必需品から、人生を謳歌するためのモノ選びを知ろう。
2008年から天童木工でデザイナーとして活動した後、’14年に山形のプロダクトレーベル、「山の形」を設立。’20年にZeltを設立し、インテリアや家具デザインを行う傍ら、書店「Zelt Bookstore」を営む。素材のよさを生かしたプロダクトに惹かれることが多く、年を経るごとに気に入ったものをひたすらに収集する傾向が。
衣
スウェットは山形のブランドが好き

「山形の米富繊維がやっているヨネトミとコーヘンのスウェットは、袖を通したときの心地よさが格別。ニットメーカーが作るスウェットは、素材に表情があるのもいいんですよね」
ユニフォームは「VOIRY」のパンツ

「道具としての服、という感覚ではいています。会議のときはウール混(左)を、普段はチノっぽいものを。汚れたりくたびれたものは、犬の散歩や作業用として長く愛用し続けています」
食
とにかくナポリピッツァが好き

「大学生の頃からナポリピッツァを研究していたのですが、この本に出会ってその魅力を再確認。僕のおすすめは駒沢のナポリスタカ。びっくりするくらいおいしいですよ!」
「按田餃子」の調味料

「キッチンに常に置いてある按田餃子の“味の要”というカレー風味の調味料。これを使って、看板メニューのラゲーライスや餃子の味を自宅で再現することに成功したのがうれしいです」
お酒が飲めないからこそ、お茶にこだわる

「丸八製茶場の加賀棒茶は20年くらい飲み続けているお気に入り。最近は半発酵のお茶が好きで、表参道にある遊茶によく行きます。種類が豊富なだけでなく試飲もできるので、初心者にもオススメ」
美
「yaso」のハンドソープ

「日本の天然樹木から抽出した精油を使っているので、心地よい香りが楽しめます。ほのかに香る程度なのも普段使いにはちょうどいい。家族みんな、気に入ってます」
お気に入りの香りはヘアケアで取り入れる

「朝のスタイリング時間が幸せな気持ちに包まれる、日と木のヘアオイルとクリーム。本当に気持ちのいい香りなので、シャンプーとコンディショナーも揃えようかと考え中です」
住
入浴剤にもなる「eatreat.」の入浴茶

「アーユルヴェーダのスパイス料理屋さんが出している入浴茶。わが家では最初にお茶として飲んで二番煎じをお風呂に入れています。昔の知恵を学びながら楽しく入浴できるのが魅力」
「FAIRWEATHER」の自転車

「山形から東京に来たときに購入し、パーツを替えながら乗り続けています。自転車は普段使いの道具なので、ちょっとの段差くらいなら無視して乗れるようにタイヤは少し太め」
屋上で農業してます

「夏野菜をメインに育てているので、寒い時期はお休み中。一度収穫したら終わりではなく、トマト、スナップエンドウ、春菊のような何度もとれる野菜を育てています」
「味の手帖」の日めくりカレンダー

「こんなに楽しい日めくりカレンダーは初めて! 季節に合った食のコラムをさまざまな著者がリレー形式で書いています。文章量もちょうどよく、わが家ではトイレに設置して毎日の楽しみに」
職業病でコレクションしてしまう、チェアとスツール

「この世のすべての椅子に座ってみたいという欲があるので(笑)、どんどん増えていくのが悩み。食卓ではアントチェア(左)。自分の好きなファブリックを張ってもらった、世界に一つだけの椅子なんです!」
大学時代から使い続けているフライパン

「これまでいろいろなフライパンを使ったけれど、結局これがいちばん使いやすくて戻ってしまう。取っ手が短くてオーブンにそのまま入れられるのもいいんですよね。レザーのカバーは自作です」
生活が何倍も楽しくなる「リンナイ」のガスオーブン


「大きくてたくさん入るオーブンで料理をするのは気持ちがいいですよね。余計な機能がついていないのもすがすがしい。パンやピザは、生地の発酵から焼き上げまで可能」