Keylime Tokyo
パリにお店を構える関隼平さんが、昨年9月にキーライム トーキョーをオープン。パリ仕込みの感性をもとに、国内ブランドを主としたシンプルで良質な服を揃える。
「根底にあるのはトラッド。白シャツ、デニム、革靴など基本を大切にしています。シャツはS H、ホーク、サンシーなどのブランドで計10型ほど。ドレス縫製なのにワークディテールのものなど面白いものもセレクト。洋服のルーツに敬意をもち、品よくひねったものが好きなんです。最近では、パリのデザイナーと日本の工場をつないで生まれた『スーパースティッチ』のデニムに、501へのリスペクトと愛を感じます」
定期的に帰国し、ほかのショップや取り扱いブランドとのイベントを開催することも。お見逃しなく。
大江洋服店やオブラダなど通好みな国産デニムが揃う。
パリ発のスーパースティッチは3月に職人が来日。裾上げイベントが大盛況に終わった。
繊細なデザインとタフな革が人気のレユッカスは別注で¥253,000。紺のリザードを使ったコンビが軽やかだ。
柑橘系のオリジナルファブリックミスト¥5,500はお土産にも最適。
Keylime Tokyo
東京都目黒区五本木2-52-11
TEL:03-6303-1987
営業時間:12時〜19時
定休日:月〜水曜
インスタグラム:@keylimetokyo
River AOYAMA
青山学院大学を横目に並木橋交差点へと抜ける静かな通り沿い。築60年のビルの一角に「リバー アオヤマ」はある。店主の伊藤安司さんは、アパレル店の店長を経て昨年8月に同店を開いた。
「ナイスネス、クラス、クリスタセヤ…小さな空間に厳選した服を置いています。カジュアル、ドレスの垣根はなく、コンセプトで縛ることもしません。作り手との距離が近く、自分が納得のいくものだけを置きたかった。それをもとにもっとこうしたい、という要望を別注で表現することもあります」
静かな場所で、繊細な仕事が光る服とじっくり向き合うひと時は、贅沢かつ刺激的に違いない。
キッドモヘアとリネンが半々で混ざったナイスネスのサマーニット¥64,900と、4月中旬に初のオーダー会を実施した三澤則行氏のタッセルローファー¥264,000~。5月には同氏が手がけるベルトのオーダー会も実施予定だ。
River AOYAMA
東京都渋谷区渋谷2-3-3 O-Bldg202
営業日時はインスタグラムをチェック。
@river_aoyama