2024.11.12

【林遣都と、ミニマル眼鏡と冬の本】05|ユウイチトヤマの眼鏡と『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

俳優・林遣都が華奢なメタルフレームやリムレスなミニマル眼鏡を自分のモノにして、ブックセレクター・川上洋平氏が選んだ小説をめくる。知的に満たされる冬の休日。

YUICHI TOYAMA

YUICHI TOYAMA
メガネ¥84,700/ユウイチトヤマ(YUICHI TOYAMA.TOKYO) ジャケット¥93,500/セブンバイセブン シャツ¥30,800/エリコ フォルミコラ ナポリ(ワイルド ライフ テーラー) カットソー¥17,600/キャプテン サンシャイン

「YUICHI TOYAMA:5」シリーズの「BANKSIDE」はモダンなヘキサゴン型。フレームを丸く削る面取りが施され、さらに素材全体に繊細なスジ模様入りで上質な一体感が魅力。

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

「冬の気配が感じられる季節になると、無性に温かい飲み物が欲しくなる。中でも寒い日の一杯のスープには、どこか他の飲み物とは違った特別感があります。クラフト・エヴィング商會としても知られ装幀も手がける著者が描く、名前のないスープをめぐる懐かしくやさしい物語。路面電車の走る街を舞台に、スープ作りに励むオーリィ君は、温かい人々と関わりながらどんなスープへと辿り着くのか。最終頁のレシピは必見」

吉田篤弘 ¥770/中公文庫

林 遣都

1990年滋賀県生まれ。2008年「第81回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第31回日本アカデミー賞」 新人俳優賞を受賞。2025年3・4月公演の舞台『やなぎにツバメは』に出演。

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