FURSACのロングポイントカラーシャツ
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はじめての襟
定番の白シャツにだって「はじめて」は見つかる。’60年代にビートルズが愛用していた、極端に第一ボタン部分の開きが狭く剣先が10㎝以上ある襟=ロングポイントカラー。今や稀少だからこそ新鮮に感じる襟を採用した白シャツは、フランスの人気誌「l’étiquette」マガジンのファッションディレクターのゴーティエ・ボルサレロが現在ディレクションを手がける、パリの老舗紳士服店フルサックの一枚。コンパクトで縦長の首元は顔をシャープに見せてくれる。当時はこれにナロータイが鉄板だったが、今ならノータイでスタンドカラー感覚で楽しみたい。