
街ゆく40歳男子のリアルなワードローブを知るべく、昨年末から表参道、中目黒、丸の内などおしゃれな大人たちが出没するエリアに張り込み、実態を調査。いつものスナップとはちょっとだけ切り口を変えて、写真を見ただけではわからない、みんなが着ているものについて知りたいことを深掘りしてみることに。
01:モヘア×ウールのニットをレイヤードで遊んでます

Knit:CELINE
奈幡伸一さん(horos ショップマネージャー/174㎝)「今日はデニムのジャンプスーツの上にオーバーサイズのニットを重ねてます。冬はほぼ毎日ニットを着ていますが、一枚で着るより大きいサイズのものを選んでレイヤードで楽しむことが多いです。今日みたいにジャンプスーツの上に着る日もあれば、フーディやコートに重ねたりも。このセリーヌのニットは、ビッグシルエットなんだけどVネックは浅め。そんなバランスが気に入ってます。2010年代にフィービー・ファイロがデザインしたもので、素材はモヘア52%のウール48%でした。フィービー期のセリーヌをはじめ、レディスの流行や着こなしにインスピレーションを得ることは多いです。あるいは『北の国から』など昔のドラマの着こなしに影響を受けたりもします(笑)。胸元にはレディスでトレンドになっているブローチを取り入れてみました」
02:高級カシミヤニットを清水買いしました


Knit:GIM CONTEXT
田原健太郎さん(医師/170㎝)「ニットに11万円…さすがに悩みましたが、一生モノになることを信じて購入。高級カシミヤをたっぷり使ったラグジュアリーな素材に対して、気負わず着られるカジュアルな見た目も気に入っています」
03:混紡素材ってこんなに軽いんですね


Knit:TOOGOOD
吉崎友規さん(会社員/165㎝)「鮮やかなイエローに気の抜けたシルエットの組み合わせが気に入りました。アルパカ、メリノウール、コットンの混紡素材は初めて着ましたが、このボリュームなのに軽くて驚き。この冬、大活躍です!」
04:ベビーアルパカに癒やされてます


Knit:AURALEE
島守杏介さん(ナレーター/170㎝)「ベビーアルパカのしっとりした肌触りとやさしい風合いに惹かれました。シンプルなデザインだからこそ、素材のよさを思い切り堪能できる。いい一枚に出会えれば、値段が高くても奮発したい派です」
05:ベビーアルパカに包まれて軽やかに帰宅


Knit:YOKE
川野桂吾さん(デザイナー/170㎝)「実は整体帰りなんです(笑)。施術が受けやすいTシャツ×スウェットパンツスタイル。それだけだと寂しいのでユニークな柄のカーディガンをプラス。ベビーアルパカがふんわり身体を包んでくれる」
06:ウールカシミヤのニットを重ね着してます


Knit:CRISTASEYA
伊藤安司さん(自営業/165㎝)「カーディガンとその下に着たクルーネックともに、クリスタセヤの上質なウールカシミヤニット。シルエット重視でニットを選んでいる僕にとって、このオーバーサイズのカーディガンが刺さりました」
07:発色のいいカシミヤを見つけました


Knit:USED
弥永海渡さん(美容師/172㎝)「全身ネイビースタイルのインに、パープルのニットを合わせてギャップを意識。Vネックのデザインで抜け感を与えつつ、カラーでメリハリをつけました。カシミヤ100%で薄手なのに暖かいのも高得点」
08:ヴァージンウールが心まで温めてくれる


Knit:YLÈVE
川井俊幸さん(会社員/176㎝)「ヴィヴィッドな赤色をアウターの襟元からのぞかせるのが気分。ヴァージンウールの柔らかい起毛感に、ざっくり編みあげたニットのリラクシーな雰囲気が相まって、ほっこりした気持ちになれるんです」
09:かわいいネップニットがデートに最高!


Knit:MAISON SPECIAL
鈴木健太さん(会社員/170㎝)「これから妻とディナーに行きます! チェスターコートとマフラーで大人っぽく仕上げつつ、アクリルやポリエステル、ウールを混紡したネップ素材のニットを中に着込んでかわいげを狙ってみました(笑)」
10:練習でもガシガシ着れるアクリルニット


Knit:KENZO
三川屋翔平さん(ダンサー/169㎝)「ダークトーンのスタイルに馴染みつつ一枚でもサマになるケンゾーのニットをヘビロテ中です。アクリル素材は手入れが簡単なうえに、ダンスの練習などでも気負わず着れるのがありがたいですね」