2023年のおすすめギフトリストの第2弾は、SLGとともに、プレイ・コム デ ギャルソンの限定カシミヤニットやマルニのきれい色マフラーなど、冬が楽しくなるアイテムをピックアップ。
01.TOM FORD|W/KEYRING ZIP AROUND CARD HOLDER
キーリング付きの優秀カードホルダー
クラシックなテーラリングをベースに、センシュアルでモダンなメンズファッションを提案するトム フォード。その美意識を凝縮したSLG(スモールレザーグッズ)にもファンが多い。FW2022から展開される定番のカードケースにはキーリングが付属し、外出する際に必要なものがこのひとつに完結できる。
シボ加工が施されたMIDNIGHT(ミッドナイト/ダークネイビー系カラー)のカーフ素材は傷に強く、使うほどになじみつつ、きれいな表情が続く。背面にも縦型のカードポケットを備え、内側のポケットと同様、T字型にカットされているのもトム フォード流のこだわりだ。縦7.5×横11×マチ0.5~1.5cm カードスロット3箇所、フリーポケット1箇所。
02.dunhill|1893 HARNESS KEY CASE
取り外せるキーリングが秀逸なケース
2023年に130周年を迎えたダンヒル。1893年に創業者アルフレッド・ダンヒルが父親から馬具製造業会社を受け継いでブランドを創立した起源から、記念として「1893ハーネス コレクション」を発表。乗馬や高級馬具の伝統をモダンなレザーグッズに落とし込み、好評を博している。
男の革小物として人気の高いキーケースもラインナップされる。表はしなやかなフルグレインレザー、内側はスムースレザーの洗練された組み合わせ。キーケースには6つのキーフックが付き、キーリングは取り外し可能という使い勝手のよさ。カードスロットも備えているから、これひとつでスマートな外出が叶う。縦10×横7×マチ2cm カードスロット2箇所。
03.MARNI|ALPACA SCARF
アルパカのふんわり感が最高のマフラー
イタリック体のロゴラベルがアクセントの人気定番。軽くてあたたかいアルパカ混のマフラーは、毎年旬のシーズンカラーでアップデートされる。このキウイのように、コーディネートのアクセントになるカラーが中心だ。フワッと巻いてロゴラベルをフロントに見せれば、それだけで着こなしがモダンにスライド。
上質なアルパカにナイロンを20%ミックスすることで、ふんわり起毛された状態が続き、ソフトな風合いが長く楽しめる。襟元にぐるぐる巻いてボリュームを持たせる巻き方も、Y2K感があっておすすめだ。大判だから巻き方を考えるのも楽しい。35×220cm。
04.THOM BROWNE|MERINO WOOL JERSEY PAPER LABEL TOUCHSCREEN GLOVES
タッチスクリーン対応のしゃれた手袋
ふんわりとした肌ざわりが恋しくなる冬。手袋はニット派という人も多いだろう。トム ブラウンからは、ソフトなメリノウールを使用したメリヤス編みの手袋がデザイン豊富に展開されている。親指と人差し指部分はタッチスクリーン対応とハイテクな仕様もありがたい。
多数ある中でも使いやすいのが、ハンドと手首部分がネイビー×グレーの配色になったこの2トーン。編地も手首部分はリブ編みで、シンプルながらメリハリがある。左手の甲にネームタグ、両手首内側にシグネチャーストライプのグログランループタブが付きアクセントを添えている。おそろいのマフラーの展開もあり、予算が許すならぜひセットで。
05.PLAY COMME des GARÇONS|CACHEMIRE CARDIGAN
青山店限定のスペシャルなカシミヤニット
「デザインしないこと」がコンセプトのプレイ・コム デ ギャルソン。ポーランド人アーティスト、フィリップ・パゴウスキーがデザインしたハートのロゴマークのカラーや大きさなどを変えて、シンプルな定番アイテムに遊び心を添える。すべてが定番という商品群の中でも注目すべきは、2012年から青山店限定で展開されているカシミアニットのコレクションだ。
おすすめは着回し幅の広いハイゲージのVネックカーディガン。カラーは写真のネイビーのほか、黒、チャコール、ベージュ、オフホワイトと全5色で選びがいもある。ブランドネームタグは青山店限定カラーのグレー、またカシミヤ製品のハートワッペンは黒で統一されているのが特徴だ。青山店だけでしか買えないこのアイテムは、日本全国だけでなく海外からの注目度も高く、ギフトにもふさわしい。
トム フォード ジャパン TEL:03-5466-1123
トム ブラウン 青山 TEL:03-5774-4668
ダンヒル TEL:0800-000-0835
マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-374-708
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori