「黒縁」と「メタル」という2大定番フレームのメガネを買い替えるだけで、冬の着こなしは一変する。進化したフレンチヴィンテージと繊細な多角形をキーワードに、旬のモデルを厳選した。
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かけやすいのに新しい進化系フレンチヴィンテージ
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安定感のある黒縁が好みだが、旬のフレンチヴィンテージの要素も取り入れて冒険するのが今っぽい。おすすめなのがアイヴァン流にアップデートされた新モデル「LUMINOUS」。ル・コルビュジエがかけていた’50年代初期のフレンチパント型をモチーフにしており、6㎜という厚みのあるアセテートを使用。ブリッジなどのディテールにはアメリカンヴィンテージから着想を得たデザインをうまく融合することで、クラシカルかつかけやすい黒縁を実現した。
メガネ¥42,900/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー) ニット¥38,500/メイアス シャツ¥30,800/オーラリー
メタルフレームで差をつけるなら繊細すぎるビッグヘキサゴン
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ミニマルなメタルフレームで変化をつけるなら、今シーズンは多角形が狙い目。ハフマンス&ノイマイスターの「Onyx」は、クラウン型とスクエア型の要素を組み合わせたヘキサゴンシェイプが特徴。ビッグサイズが個性的でありながら、シートメタルをしなやかなワイヤー状に加工した繊細すぎるフレームによって、シャープな印象を与える。
メガネ¥67,980/ハフマンス&ノイマイスター(コンティニュエ) ベスト¥69,300/エディー・バウアー フォー ビオトープ(ビオトープ) シャツ¥30,800/グラフペーパー(グラフペーパー 東京) ニット¥8,910/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
Photos:Masashi Ura
Text:Takako Nagai
Text:Takako Nagai