ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン… 大人が選ぶべき、日常使いこそ「高揚する」レザートート4選【40歳と向き合う服】

ビジネスでも休日でも、バッグへのこだわり方が少しずつ変わって、快適で機能的であるより、年相応の格が欲しくなってきた。条件は、カジュアルに使えて質のいい、メゾンのトート。どこか、財布を選ぶ感覚に似ている気もする。ちょっとだけ背伸びをしたい、あの感覚。

BOTTEGA VENETA

無味無臭のレザーが物足りなければ、整然としたイントレチャートレザーを。ステッチのないデザイン、複数のカラーでパネル感をミニマルに表現。取り外し可能なファスナーポケットが付属。縦34.5㎝×横46㎝×マチ11㎝￥539,000／ボッテガ・ヴェネタ（ボッテガ・ヴェネタジャパン）

マチ幅が調節できるシンラージサック・ド・ジュールの新作は光沢あるレザー。メインコンパートメントはジップで開閉。自立する端正なフォルムはビジネス使いにもおすすめだ。縦30㎝×横40㎝×マチ13.5㎝￥489,500／サンローラン（サンローランクライアントサービス）

トートにもショルダーにもなるカーフレザー製のバッグ。薄手ゆえの自然なシワのテクスチャーはペーパーライクで、そのカジュアルさが日常使いに向いている。縦42㎝×横44㎝×マチ17㎝￥305,800／ジルサンダーバイルーシーアンドルーク・メイヤー（ジルサンダージャパン）

マットグレイン仕上げによるシボ感のテクスチャーは高級とわかっていてもラフに使いたくなる。ステッチを極力施さず、ソフトな革の魅力を美しく表現した贅沢なデザイン。スクエアなマチも特徴。縦35㎝×横30㎝×マチ30㎝￥394,900／ザ・ロウ（ザ・ロウ・ジャパン）

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Photos:Keita Goto[W]
Stylist:Masashi Sho
Composition&Text:Masayuki Ozawa[MANUSKRIPT]