おしゃれな大人が「おしゃれだと思う」大人とは？「NEAT」デザイナー西野大士さんが選ぶ8人（前編）

「西野さんがおしゃれだと思う人を撮ってください！」との無茶ぶりに応えて撮影してくれた8人のスタイルと、西野さんの視点とは！？

にしの・だいし／人気ブランド「NEAT」デザイナー、PR会社「にしのや」ディレクター。ブランドとのコラボやショップをオープンするなど活躍の場を広げる。昨年、Da-iCE工藤大輝氏とファッションYouTube「これよくない？」を開始。

こういう企画、面白いですよね。せっかくなので単に写真を撮ってアイテムの解説をするのではなく、根本的な魅力に目を向けてみました。今回撮影をお願いしたのは僕が本当にカッコいいと憧れる8人の方々。長い付き合いの方が多いのですが、あらためてそのカッコよさが何なのかわかった気がします。おそらく全員の着用している服をシャッフルしてもカッコいいんだろうなと。それぞれにマイワールドがあって、何を着ても「自分のフィールド」に持ち込めてしまうのでしょう。もちろん抜群のセンスも必要ですが、それ以上にこれまで袖を通してきた服の幅広さと量がモノを言うんじゃないかと思っています。う～ん、全員憧れる！！

自分を貫く様にしびれる！（西野）

1飯田康貴さん（BRACKETS）

飯田さんだけ唯一年下。年下でカッコいいなと思う人は少ないですが、彼は昔からセンスが最高。流行にまったく左右されずご自身のスタイルを貫いているところがカッコいいなと思うんです。お店の古着のセレクトも素晴らしくて、いつもお世話になっています。

王道のアメカジなのに、どうしてそんなに新しいの？（西野）

2工藤琢磨さん（会社員）

NEATの生産業務をお願いしている会社の方。アメカジやアウトドアものに詳しい先輩です。いつも「THE アメカジスタイル」なのですが、土くささがなく、すごく素敵にコーディネートしている。色使いのセンスもズバ抜けている！

想像できない組み合わせ、しかも品まで漂うとか、ずるい！（西野）

3池田尚輝さん（スタイリスト）

池田さんのスタイルは、いつもスーパーカッコいい。そしていつも、僕が想像もしていないような組み合わせをしている。この日はサボみたいなサンダルに、アメリカのおじさんを連想させるナイキのバッグとキャップ。しかも全体のトーンを合わせている！！　個々で見るとバラバラなのに池田さんが着るとまとまっていて、しかも上品に見えるところがすごい。