2023.07.25
最終更新日:2024.03.08

【おしゃれな大人が語る私服愛】ユナイテッドアローズ吉田淳志さんの「誰も真似できない偏愛服」4選

ファッション業界に入って20年以上、ありとあらゆる服に袖を通してきたベテラン。トレンドに固執せず、色・柄を大胆に着こなす達人だ。「突き抜けた服」を臆せず買って日常的に着るスタイルはある種、うらやましくもある。「洋服に埋もれて眠りたい」と語る吉田さんの偏愛服とは?

【おしゃれな大人が語る私服愛】ユナイテッの画像_1

原色・柄・レザー・光る素材。どれも自分には欠かせない

「人には“突き抜けた服”に見えるのかもしれませんが、僕的にはプロダクトとして魅力的なものを買っているだけ。雑食だからメゾンから古着まで、何でもありです。ただベースはリアルクローズで、アートピースのような服は買いません。ワードローブで目立つのは、パキッとした原色や迷彩、チェックなどの柄物、それから洋服をしっかり着ているという感覚が味わえるレザー、あとはシルバーや玉虫などの光る素材も大好き。強気でいたいときや浮かれたいときは、強いモノを掛け合わせて着たりもします。実はシンプルな服も派手な服以上に持っているので、着こなしで悩むことはないですね」。


UNITED ARROWS & SONSのブレザー VINTAGEのポンチョ CHROME HEARTSのオーバーオール DRIES VAN NOTENのブルゾン

1UNITED ARROWS & SONSのブレザー

今はカエルみたいなグリーンに夢中

「色は周期的にブームが来ます。今シーズンのブレザーはボタンまでグリーンなのが出色。ブルゾン感覚でカジュアルに着ています」。


2VINTAGEのポンチョ

世界地図柄のポンチョに軍パンで通勤します

「カート・コバーンが着たことで有名なタイベックの地図柄は、コロナ禍の最中、テンション的に面白いと思って衝動的に買いました」。


3CHROME HEARTSのオーバーオール

気合を入れたいときはレザー

「ラクな服へのアンチテーゼとしてレザー熱が再燃。このオーバーオールは10年以上前に購入。今年の冬はライダースと合わせたい」。


4DRIES VAN NOTENのブルゾン

シャイニーでパリパリした素材にスウェットを合わせるのが気分

「シャイニーな素材の中でも好きなシルバー。ジップブルゾンも大好きで、2021年に買って赤いパーカや極太デニムに合わせています」。


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Profile
幼少期をパナマで過ごし、ラテン文化の影響を受ける。色・柄やアクセサリーを自在に操る独特の着こなしは、業界でも有名。


Photo:Kanta Matsubayashi
Composition&Text:Hisami Kotakemori

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