暑い夏、シャツはトロピカルウールしか着たくない!
A AURALEE
極細繊維のスーパー130’s梳毛ウールを使ったレギュラーカラーシャツ。糸になる前の状態で染めを施すことで、自然なムラ感が生まれ、その糸を使って織ることで、奥行きのある味わい深い表情になる。¥39,600/オーラリー
B H BEAUTY&YOUTH
’40年代の米軍のシャツをエイチ流にアレンジ。シルエットを大きく、フロントポケットのデザインをミニマルに、素材をトロピカルウールにアップデート。生地の張りが生み出す、弾むようなドレープが上品なムードを引き立てる。¥33,000/エイチ ビューティ&ユース
C Graphpaper
高級なスーツに用いられるようなスーパー140’sのウールを使って仕立てた端正な一枚。糸を先染めして高密度に織られた生地の風合いは、滑らかで上質そのもの。風をはらむようなビッグサイズも相まってリラックス感が漂う。¥30,800/グラフペーパー
ウールはなにも秋冬の専売特許じゃない。吸放湿性に優れ、湿気の吸収率はコットンの約2倍! 汗に濡れてもベタつかず、ドライな着心地をキープできるので夏も快適に過ごすことができる。さらに防臭・抗菌効果もあって、天然繊維だから環境に優しい。特にトロピカルウールは、かすかに光沢のある柔らかな生地感で上品に見え、コットンに比べてシワになりづらいのもうれしい。そして何より、「トロピカル」という響きだけで涼しくなれる気がする。
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Photo:Tatsunari Kawazu
Stylist:So Matsukawa
Text:Masato Nachi
Stylist:So Matsukawa
Text:Masato Nachi