時間のある週末だから、着る服にもちょっとひと手間をかけたい。仕事のない週末だけど、ただリラックスできればいいわけじゃない。フレッシュに週末を過ごすために必要なニューベーシックな服と小物とは。
FRONT 11201のコットンバンダナ
首に盛る10秒を惜しまない
リラックスすることと、だらしなく過ごすことは同義ではない。ゆるっとしたいつものTシャツやシャツだとしても首元にバンダナをくるっと巻くと適度に緊張感が生まれて上品。白い服なら白地のバンダナ、黒い服なら黒地のバンダナというさりげなさがポイント。フロントのオリジナルは生地が薄く、首まわり40㎝までの人なら結び目が小さくまとまる隠れ名品だ。バンダナ 45㎝×45㎝ ￥3,300／フロント 11201
PATAGONIAの「メンズ・ファンホッガーズ・ショーツ 6インチ」
肌にも目にも環境にも優しくありたい
夏の定番「バギーズショーツ」のデザインを踏襲しつつ、素材をナイロンからコットンに替えた新たな名作が初登場。化学物質を使用する慣行栽培からオーガニック認証済みの有機農法へ移行すべく取り組んでいる農家を支援する「コットン・イン・コンバージョン」の生地は見た目も肌触りもやわらかく、穏やかに過ごせる。ボディと同色のロゴも稀少。
ショーツ￥10,450／パタゴニア（パタゴニア日本支社 カスタマーサービス） Tシャツ／私物
WAKOのルーズフィットシャツ
カジュアルだけが正義ではない
平日に白のドレスシャツを着ている人が、休日突然ルーズなカジュアルシャツを着ている姿はややしっくりこない。端正なドレスシャツのイメージが強い和光で見つけた一枚は、生地はドレスシャツと同じコットンブロードで、身幅が広いルーズフィットの芯なしレギュラーカラー。ドレスとカジュアルの中間をいくバランスが週末の正解だ。
シャツ￥22,000／和光 その他／私物
SAINT LAURENTの「デリ ペーパーバッグ」
最小限の荷物だけを無造作に
デリでのテイクアウトスタイルをイメージしたサンローランの新作バッグは、メタルシルバーが箔押しされたイールスキン（ウナギの革）を採用。弁当などを入れる保冷バッグのルックスをリッチな素材で再構築する発想こそモードだ。開口部にはマグネットクラスプがあり実用性も十分。財布や携帯（もちろん弁当も）を放り込み、素敵な週末を。
バッグ 縦39㎝×横21㎝×マチ13㎝ ￥258,500／サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ（サンローラン クライアントサービス）
Model:Taku Obata
