2023.05.13
最終更新日:2024.03.08

オールデン、ジェイエムウエストン… 重く見えないから履きやすい。「ひものない革靴」11の正解(前編)

この春、軽くなる服装に合わせて大人が履くべき革靴とは? 正解は、気軽にさっと履けるのに足元をいい感じに引き締めてくれる“ひものない”革靴。つまりローファー、スリッポン、サイドゴアブーツ。今買って間違いない11足を厳選した。

 

革靴は履きたい。でも重くは見せたくない。だから…ひものない革靴、11の正解

ALDENの「ゴアチャッカブーツ」

1ALDENの「ゴアチャッカブーツ」

こんなラクチンなオールデンがあるとは

定番のチャッカブーツをベースに、ひもをなくして履き口をゴム仕様にアレンジしたその名も「ゴアチャッカブーツ」。ドレス感と今っぽいコンフォタビリティを絶妙なバランスで兼ね備えた、いい意味でオールデンらしからぬ一足は、まさに仕事から休日までフル稼働してくれるオールラウンダーだ。

ブーツ¥118,800/オールデン(ラコタ) シャツ¥35,200/コモリ(ワグ インク) デニムパンツ¥27,500/アナトミカ(アナトミカ 東京) ソックス¥3,960/パンセレラ(真下商事) Tシャツ/スタイリスト私物


J.M. WESTONの「#180」

2J.M. WESTONの「#180」

定番「#180」はブラウン+白ステッチで新鮮に

1946年に誕生したシグニチャーローファー。その上品かつ丸みのあるフォルムはどんなスタイルにも合わせやすいが、中でもブラウンカーフにオフホワイトのステッチが効いた新作はより今の気分にマッチしそう。¥137,500/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)


F.lli Giacomettiのペニーローファー

3F.lli Giacomettiのペニーローファー

カジュアルローファーはイタリアもので格上げしたい

チノパンやデニムに合うローファーなら、フラテッリ ジャコメッティで決まり。イタリアメイドの品格がありつつ、グレインレザーならではの凹凸のある表情と渋いこげ茶のカラーリングがラフな着こなしにもよく馴染む。

シューズ¥113,300/フラテッリ ジャコメッティ・ニット¥18,700/ユナイテッドアローズ(ともにユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) パンツ¥10,450/トレイズマン(ハイ!スタンダード) ソックス/スタイリスト私物


EDWARD GREENの「ベルグレービア」

4EDWARD GREENの「ベルグレービア」

エドワード グリーンから肩の凝らないタッセルが

質実剛健かつ気品漂うイギリスの最高級シューメーカーにも軽やかなスリッポン仕様のスエードタッセルローファーがある。タッセルの付け根から伸びたひもがサイドにかけて編み込まれたさりげない遊びもいい。¥217,800/エドワード グリーン(ストラスブルゴ カスタマーセンター)


CROCKETT&JONESの「フィンチリー 2」

5CROCKETT&JONESの「フィンチリー 2」

ラギッドなパンツにハマるビットローファーを見つけた

ビットローファーといえばやはりドレッシーなイメージが強い。しかしクロケット&ジョーンズの一足はイギリス製特有の重厚感がそうさせるのか、エレガントでありながらも軍パンやワークパンツなどのタフなパンツにも不思議とよく合う。

シューズ¥100,100/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト青山本店) パンツ¥60,500/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン) ソックス/スタイリスト私物




Photos:Mitsuo Okamoto 
Hair:Nori Takabayashi[YARD] 
Stylist:Shuhei Yoshida
Props&Artwork:Haruka Kogure 
Model:Choken Son 
Composition&Text:Kai Tokuhara

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