ラグジュアリー+カジュアル=ラグジュアルを標榜する「ビームス ライツ」から、大人の上品カジュアルにぴったりの別注アイテムが登場。パタゴニアの「バギーズ・ショーツ」、ビルケンシュトックの「ボストン」といった永久名品と組み合わせ、スタンダードと今の気分を程よくミックスした大人カジュアルを、ビームス ライツ ディレクター齊藤 亮氏と、スタイリスト井田正明氏が解説する。
1989年生まれ、山梨県出身。2014年ビームスに入社。ビームス 新丸の内、ビームス ライツ 渋谷にて販売スタッフを経た後に2020年にビームス ライツ バイヤーに就任。その後、2022年より現職。
1986年生まれ、埼玉県出身。スタイリスト五十嵐孝智氏に師事したのち、2011年に独立。UOMO、MEN’S NON-NOなどのファッション雑誌・広告・ブランドのカタログなどでスタイリングを手がける。
ビームス ライツ別注「ペンドルトンのセットアップ」とビルケンシュトック「ボストン」
抜け感セットアップには、ビルケンシュトックの名品を合わせて
「オンブレチェックならではの存在感がありつつ、大人でも取り入れやすいシックなカラーがちょうどいいセットアップの足元には、春夏カジュアルの大定番、ビルケンシュトックのボストンを合わせました。色は黒だとシックになりすぎてしまうので、ベージュをチョイス。今シーズンはミュール型のサンダルがトレンド。ビルケンシュトックの数多くの名品の中でも、ボストンを選ぶのが断然おすすめです」(スタイリスト井田正明さん)
ビームス ライツ別注「グラミチのワイドパンツ」とアディダスの「スタンスミス」
ワイドな別注グラミチをクリーンにみせる「スタンスミス」
「グレーのスラックスに白スニーカーは鉄板の合わせですが、今回のグラミチ別注のワイドなシルエットには、細身のスタンスミスが正解。トレンドに寄りすぎずスッキリまとまるので、大人のカジュアルスタイルの強い味方です。見た目はセンタープレス入りできちんと感がありますが、グラミチならではの快適な履き心地なので、オンオフ問わず使えそう。今回は休日のスタイルをイメージし、白Tシャツの上にチルデンニットベストを合わせて、プレッピーにスタイリングしました」(井田さん)
ビームス ライツ別注「ジェイプレスのゴルフジャケット」とリーバイス「501」
ビッグシルエットのスイングトップを大人に見せる王道の「501」
「スイングトップのシルエットがオーバーサイズ気味なので、ボトムスはあまりワイドすぎないプレーンなシルエットのほうが、大人っぽくクリーンにまとまります。こんなとき頼りになるのは、デニムの大定番、リーバイス501です。リジッドのデニムにスイングトップという王道の組み合わせに、ボーダーのTシャツとスエードのシューズでメリハリをつけました」(井田さん)
ビームス ライツ別注「パドモアアンドバーンズのナタリー」とラコステ「ポロシャツ」
ヨーロッパ発の名品同士を組み合わせれば、カジュアルと上品を両どりできる
「名作シューズ、パドモアアンドバーンズのナタリーと、ラコステの大定番であるポロシャツ。どちらもヨーロピアンなムードが漂うアイテムなので、カジュアルな着こなしを上品に見せてくれます。ネイビーのポロシャツに、コンサバに見えないワイドシルエットの白パンツを合わせ、スニーカーでなくベージュスエードのナタリーを合わせれば、おじさんぽく見えないポロシャツスタイルの完成です」(井田さん)
ハラダマニア別注「サンスペルのTシャツ」とパタゴニア「バギーズ・ショーツ 5インチ」
極上生地の上品カットソーには、あえてアウトドアの名品を合わせる
「ビッグシルエットですが、生地がサンスペルらしい光沢のある極上の生地、まさに大人のためのTシャツですよね。もっときれいめなボトムスを合わせてももちろんハマるんですが、あえてアウトドアの名品、パタゴニアのバギーズ・ショーツを合わせて、抜けを出すのがおすすめ。Tシャツの深みのあるグリーンに、スモーキーなブルーグレーを合わせて配色はアウトドアっぽくならずあくまで上品に、というバランスもポイントです」(井田さん)
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リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 Tel:0120-099-501
Photos:Arata Suzuki
Hair:hirokazu endo(ota office)
Stylist:Masaaki Ida
Model:Yuji Matsumoto
Text:Ai Hogami