ポーターシリーズをはじめとしたその質実剛健で機能的なバッグ作りが、長きに渡って支持され続けている「?田カバン」。その数多くのラインナップの中で、大人がビジネスでも使えるアイテムを中心に、定番と新定番を探ってみた!
定番
TANKER|タンカー
米空軍のフライトジャケットのMA-1をモチーフに開発した、3層構造のオリジナル生地を採用した、ポーターの代名詞ともいえる“タンカー”。大きく開くメインルームがあり、内装ポケットも備えて収納性は十分。肩掛け・手持ちの2通りの持ち方が選べる利便性で、カジュアル色の強いバッグをビジネスで使うという価値観も定着させた貢献者だ。バッグ[幅41×高さ30×奥行き7cm]¥27,500/ポーター(?田)
定番
LUGGAGE LABEL / NEW LINER|ラゲッジ レーベル ニューライナー
1984年に発表したもう1つのブランドが「ラゲッジ レーベル」。ベーシックを土台とする「ポーター」に比べ、こちらは素材やパーツ、デザインなどをよりマニアックに追求している。通称“青バッテン”の名で呼ばれるタグもアイコン。底面のジップを開閉することでマチ幅を拡張でき、荷物が多い日やたくさん買い物をした時などにサッとマチ幅を広げて収納できる利便性もうれしい。バッグ[幅38.5×高さ30×奥行き11~16cm]¥29,500/ラゲッジ レーベル(?田)
定番
HEAT|ヒート
メイン素材にバリスターナイロンと工業用資材のターポリンを使用した質実剛健なバッグのシリーズ“ヒート”。引き裂きや擦れに強く、タフに使ってもへたれない頑強さを持ちあわせる。ポーターの刻印が入ったミニマグライトが付属。写真は3WAYブリーフケースで、スタイルやシーンに応じた持ち方を選ぶことが可能だ。バッグ[幅42×高さ30.5×奥行き11.5cm]¥34,000/ポーター(?田)
新定番
PORTER FLASH|ポーター フラッシュ
オン・オフ問わずに使えるミニマル顔のスクエアフォルム。フロントに立体感のあるマチ付きポケット、内装にはファスナーポケットを装備し、荷物もたっぷり入る。軽量で手触りの良いナイロンオックス生地には撥水加工を施しているので少量の雨なら濡れても心配ナシ。メインでデイパック、時にショルダーバッグとして、時に手提げとしてと、良きパートナーになりそうだ。バッグ[幅28.5×高さ40×奥行き11cm]¥36,000/ポーター(?田)
新定番
PORTER FOLDABLE|ポーター フォーダブル
ふつうのトートバッグと思いきや、実はパッカブル仕様のサコッシュとしても使用できる驚きの2WAY仕様。デイリーにはサコッシュとして使いながら、荷物をたくさん入れる時はトートに変えてと、外出を身軽に楽しめる。トートに使用されている生地は小さくたたんでもシワになりにくいポリエステルツイルで、サコッシュの素材はコットンライクなオックス生地を採用。ベージュ一色でも素材のコントラストを楽しめる。バッグ[幅33×高さ41×奥行き18cm]¥17,500/ポーター(?田)
新定番
PORTER SEEK|ポーター シーク
ポーターの本懐を実感できる極上のレザーブリーフケースが登場。日本に数台しかないという特殊ミシンを使い、バッグをひっくり返すことなく縫い合わせるため、シワが入らず革のきれいな銀面を生かした上品顔に。薄マチにデザインすることですっきりとした印象に仕上げている。スーツスタイルで手に持つと、同僚やクライアントからも一目置かれる大人の品格を添えてくれるはずだ。バッグ[幅34×高さ26×奥行き6.5cm]¥69,000/ポーター(?田)
Stylist:Takanori Akiyama
Composition & Text:Masato Nachi