ダウンもアクティブアウターと同じく、機能性よりデザイン性重視。総合ランキング4位のオーラリーのダウンベストに次いで、グラフペーパー、ストーンアイランドとファッションブランドがランクイン。
5位|koti
カラー別注した「PERTEX QUANTUMナイロン」を採用。グレーの色味や丸みのあるフォルムなどモダンなデザインが光る。
洒井 雅博(農業):落ち着いたグレーとシンプルな形が好印象。生地にパーテックスを使っていて5万円を切るのはありがたい!
鈴木 拓光(デザイナー):着膨れ感がまったくないシルエットは会場内でいちばん美しかった。東京の冬だと少し暖かすぎるほどの保温力。
4位|Goldwin
独自の「バッフル構造」が身体に密着することで優れた保温性を確保。
反町 翼(会社経営):ダウンというよりブルゾンの延長で着られる。シャツと相性よすぎ!
渡部 優斗(フリーランス):ダウンパックを見せないミニマムなデザインが最高。すっきりしたミドル丈は、シーンを選ばず着回しできる。スラックスとも合うのがいい。
3位|Bacon
曲線的なステッチによるモードなシルエットが特徴。ライトナイロンを使用し、柔らかな着心地と軽さを出している。
友塚 正樹(Webエンジニア):とろりとした柔らかい肌触りの虜になった。ダウンパックも大胆な切り替えデザインになっていてしゃれている。
森川 亮太(アパレル):とにかくパンパン。ただ、ボリュームのわりに着心地は驚くほど軽い。光沢のあるエレガントなカーキが新鮮。
2位|STONE ISLAND
裏地の樹脂コーティングで高い防風性と防水性を誇る。
潮海 翔(会社員):オレンジとピンクの中間のようなフェードした絶妙な色味は、ストーンアイランドにしか出せないと思う。シワの表情も含めて唯一無二の一着。
萩原 佑輝(団体職員):光沢が控えめだからギラつかず上品に仕上がる。やや短めの丈もいい。
1位|Graphpaper
ダウンに不利な暖冬でも、ファッションとして楽しめるグラフペーパーがトップに!
ハイスペックなアイテムよりも、デザインが重視されたダウン部門。こちらは微起毛させた高密度ナイロンを使うことで、縫製後の染色で独特な色ムラを表現した。
坂下 智哉(アパレル):高さのあるネックデザインや羽毛たっぷりのビッグシルエットは一枚でサマになる。
石川 諒(公務員):3段に分かれたダウンパックや細い前立てが洗練された印象なので、ボリューム感はあるものの野暮ったく見えない。無駄を削ぎ落とした完璧なダウンにやっと出会えた!