服好きたちが注目のアイテムを実際に試着しながら、デザイン、着心地、機能性など、さまざまな観点からシビアにレビューする人気企画「試着フェス®」をアップデート。アイテム別に10部門に分けたうえで、参加者65人が厳正に順位づけ。各部門でBEST3に輝いた選りすぐりだけを紹介します。何を買うべきかがひと目でわかる、春のマストバイリストです!
BEST3|NICENESS × Salvatore Piccolo
サルヴァトーレ ピッコロの縫製で仕立てたバンドカラーシャツ。身頃は’70年代の英国のカジュアルシャツを、袖や襟はフレンチドレスシャツをイメージして作られている。
田窪朗(山荘 飯島 オーナー):前立てから袖のカフスまで、縫製のクオリティが別格です
友塚正樹(会社員):コットン生地ではあり得ないぐらいの気持ちよさ。着たらこの値段にも納得です。
平沢幹太(FOLL デザイナー):細かすぎるギンガムチェックが素晴らしい。カフスの縫製は、通常よりだいぶ手間暇がかかっているはず。繊細すぎる職人芸に感服。
BEST2|AURALEE
ベージュを基調にしたチェック。極細糸を強く打ち込んで織り上げたウール100%の薄く張りのある生地は、光沢がありエレガント。とろみのある柔らかな肌触りも魅力。加工を施すことでシワにも強くなっている。
斉藤紘士(会社員):こんな優しいチェックは見たことない。トロトロ生地の虜になってしまった
森川亮太(会社員):肌の滑りがよくとにかく心地よいです。絶妙な色の加減にブランドのセンスを感じる。肩はジャストで身幅や脇下に程よいゆとりあり。
藤森優希(会社員):どうしてこんなに軽く、シルキータッチなのかが知りたい。濃紺デニムと相性がよさそう。
BEST1|MAATEE&SONS
極細のウール糸を使用することで、抜群の軽さと心地よい肌触りを実現。ゆったりとしたボックスシルエットとオープンカラーがマッチしている。サイドスリット入り。
山内康照(会社員):上品だけどストリート感も漂うチェックシャツは初めて
津島大地(フォトグラファー):オープンカラーにしては襟が小さめで、カジュアルになりすぎない。ドレープも美しい。
潮海翔(会社員):ありそうでないチェックで、薄手の生地ながらまったくだらしなく見えない。タックアウトして着るならもう少し着丈が短くてもいい。