通算6回目となる試着フェス®!はこれまでとひと味違う。会場には実に200着超の服を用意し、参加者は「本当にこの服を買いたいのか?」「値段に見合ったクオリティか?」まで踏み込んで、いつも以上に「試着」に真剣に向き合った。一体、その服を買うべきか? 買わざるべきか? 欲しいのか? どこか惜しいのか? こうして絞りに絞った究極の100着には、明るい色、大きめシルエット、クラシックなど60人の「いまの気分」が凝縮されている。ここにある本音のレビューを参考にしてもらえれば、あなたの春服選びは絶対大丈夫です!
John Smedleyのクルーネックニット
欲しい!
忽那洋平さん(会社員)
カラーニットは上質でヨレないことが条件。これはネックのリブも厚くて適度にコンパクトなのがいい。深い緑も大人向きです。
仲田祥さん(会社員)
しっかりとした生地に安心感がある。春先に差し色として活用したくなるし、時代に流されないデザインと相まってとても重宝しそう。
Cristaseyaのニットベスト
欲しい!
綾瞳さん(会社員)
地厚で真夏以外は着られそう。ビッグサイズは食傷気味だけどここまで思い切った大きさと色ならぐっとくる。半袖Tの上に着たい。
浅野太祐さん(会社員)
肩幅のある僕でも、きれいに肩が落ちるベストに出会えた!
惜しい!
松岡歩さん(会社員)
ざっくり編まれた形がすごくかわいいけど、着丈がかなり長くてインもできず、スタイリングが難しそう。もう少しリブが短ければ…。
名知正登さん(ライター)
凹凸ある生地と発色は最高! 丈はもう少し短くても。
Couprondeのスウェットシャツ
欲しい!
内野賢一さん(会社員)
一枚でもサマになる落ち着いたグリーンが好き。生地も柔らかく伸びるし、裾リブの締めつけも適度で、とても気持ちいいです。
浅井俊樹さん(会社員)
カシミヤのような肌触り! 絶妙なユルさもかわいい。
惜しい!
古明地拓朗さん(L’ECHOPPE マネージャー)
肌当たりが滑らかでネックのリブ幅もちょうどいい。ただ、ちょっと肩が落ちすぎか。ジャストかちょい緩めのサイジングが理想です。
Marvine Pontiak Shirt Makersのシャツ
欲しい!
居内航亮さん(会社員)
ビッグシルエットはもちろん、ポケット位置など細部にもブランドらしさがあって惹かれる。軽いオックス地は洗いざらしで着たい!
惜しい!
鬼澤喜行さん(会社員)
この大きさを生かしながらも、あくまでシャツとしてきちんと着たい。そう考えると胸ポケのボタンとフラップはなくてもよかった。
石田達也さん(Steven Alan アシスタントバイヤー)
古着の要素とドレス要素がバランスよく入っている。ミント色もよい。オックス地だけにサックスブルーも欲しい。
LOEFFのカーディガン
欲しい!
山本雄次郎さん(会社員)
袖のたまりが自然で美しい。緑を主役にしたことはなかったけど、この渋いトーンなら挑戦してみたい!
惜しい!
川辺圭一郎さん(TOMORROWLAND PR)
生地の厚みと適度なうねの太さのバランスがいい。このリラックス感にメリハリをつけるためにもポケットがあれば最高でした。
小川智宏さん(ライター、会社員)
蝶貝ボタンまで深緑で統一された品のある佇まい。しっかりとした作りゆえ、春夏に着るにはちょっと重たいかも。
SEDAN ALL-PURPOSEのアウトドアジャケット
欲しい!
柳雅幸さん(フリーランスセールス)
短丈&身幅広めのシルエットは、日頃の自転車通勤でも活躍しそう。上品な色も相まって、ギアっぽさが控えめでしゃれています。
惜しい!
船場直人さん(会社員)
しっとりした緑とミドル丈の組み合わせが使いやすい。かなり暖かいので、脇下にベンチレーションがあるとより着やすいと思う。
欲しい!
惜しい!
参加者は200着超の春服を厳正に試着し、価格も考慮したうえで本気で買ってもいいと思ったものには「欲しい!」(MAX3着まで)を、それに次いで、魅力的だが現時点では購入したいか迷うものには「惜しい!」(MAX5着まで)を、それぞれ投票。今回特に両票を多く集めた人気の49着の中からBEST10を選出した。
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Stylist:Takeshi Toyoshima
Text:Masato Nachi