2022.04.23

大人が買うべき春服|「着やすいけれど普通じゃない」トップス8選【試着フェス®︎! 2022春夏】

通算6回目となる試着フェス®!はこれまでとひと味違う。会場には実に200着超の服を用意し、参加者は「本当にこの服を買いたいのか?」「値段に見合ったクオリティか?」まで踏み込んで、いつも以上に「試着」に真剣に向き合った。一体、その服を買うべきか? 買わざるべきか? 欲しいのか? どこか惜しいのか? こうして絞りに絞った究極の100着には、明るい色、大きめシルエット、クラシックなど60人の「いまの気分」が凝縮されている。ここにある本音のレビューを参考にしてもらえれば、あなたの春服選びは絶対大丈夫です!

大人が買うべき春服|「着やすいけれど普通の画像_1

Caleのカバーオールジャケット

カルのカバーオールジャケット
美しい光沢と落ち感のある生地で製作したカバーオール。¥66,000/カル

欲しい!

川辺圭一郎さん(TOMORROWLAND PR)
カバーオールながら、ショップコートの雰囲気やドレッシーさも併せ持つ不思議な佇まい。茶の裏地とのバランスが美しく、サラサラのコットンは気持ちがいい。

惜しい!

浅井俊樹さん(会社員)
白いステッチが効いて軽やかな印象。個人的には着丈がもっと短いほうが好みでした。


INSCRIREのボーダーロングスリーブTシャツ

アンスクリアのボーダーロングスリーブTシャツ
ふっくらした肉厚な編み生地で、一枚でサマになるスウェット感覚のロンT。¥19,800/アンスクリア(アマン)

惜しい!

水口瑛介さん(弁護士)
派手に見えるが着ると馴染む絶妙な配色。クリームっぽいイエローがボルドーに馴染みます。しいて言うなら、首がもう少し詰まっていたほうが一枚で着やすいかも。


ATONのVネックニット

エイトンのVネックニット
包み込まれるような極上の着心地。太い襟リブによって武骨な印象をプラス。¥39,600/エイトン(エイトン青山)

欲しい!

藤村雅史さん(アートディレクター)
コシがあるのにとても柔らかい。素材に定評があるブランドだけに納得です。杢グレーの温かみのある風合いと、ジェンダーレスなムードも好み。


KAPTAIN SUNSHINEのポーテージジャケット

キャプテン サンシャインのポーテージジャケット
アウトドアアウターを、構築的なシルエットかつオールブラックで都会的に。¥57,200/キャプテン サンシャインのポーテージジャケット

欲しい!

大溝大さん(会社員)
張りのある生地に惹かれます。サイドの大きなポケットと前立ての合わせのデザインも斬新。バルーンシルエットを楽しめる裾のドローコードも好きです。

惜しい!

貝瀬慎太郎さん(会社員)
黒のショート丈は使いやすくていい。これだけポケットが大きくて特徴的だと、胸にもパッチポケットが欲しくなります。


LEMAIREのデニムジャケット

ルメールのデニムジャケット
武骨ながら、ルメールらしい美しく直線的なカッティングが魅力。¥75,000/ルメール(スクワット/ルメール)

欲しい!

鬼澤喜行さん(会社員)
ワークっぽさがクリーンなブランドイメージと対照的で意外。でも、色落ち具合はルメールらしく洗練された印象です。フラップポケットがきいているし実用的。欲しい!

惜しい!

髙橋弘一さん(会社員)
落ち着いたボタンの色に品を感じる。生地はもう少し濃いグレーのほうが着やすい。


INDIVIDUALIZED SHIRTSのバンドカラーチェックシャツ

インディビジュアライズド シャツのバンドカラーチェックシャツ
織りムラのような風合いある生地が特徴。¥27,500/インディビジュアライズド シャツ(メイデンズショップ)

欲しい!

小川智宏さん(ライター、会社員)
柔和な色と落ち感のある生地が優しい。適度な清涼感もあって、最高のバランス。

惜しい!

古明地拓朗さん(L’ECHOPPE マネージャー)
アメリカを思わせる大きいパターンのチェックだけど、コットンのすがすがしさからはヨーロッパを感じる。レギュラーカラーのBDならもっとツボ。


J.PRESS ORIGINALSのスイングトップ

大人が買うべき春服|「着やすいけれど普通の画像_8
昔ながらのゴルフジャケットを、高級高密度素材であるベンタイルコットンで製作。天然の風合いを残しながら、水に強い理想的な作りに。 ブルゾン¥47,300/J.プレス オリジナルズ(J.プレス&サンズ 青山) ニット¥42,900/ボーディ(alpha PR) チノパンツ¥34,100/O -(オーバーリバー)

欲しい!

佐藤リッキーさん(YouTuber、デザイナー)
クラシカルでベーシックな服って、着る人のセンスが試されますよね。僕は「着こなしてみせる!」という気持ちになりました(笑)。

池田誠(UOMO編集長)
なかなか買う勇気が出なかった裾リブのあるスイングトップ。けど赤ならフレッシュでトレンド感があるし、ドロップショルダーも絶妙…これならアリです。

惜しい!

福本真士さん(CIAOPANIC TYPY ディレクター)
かっこいいけど、丈が短いからサイズを間違えるとおじさんっぽくなる気がする

忽那洋平さん(会社員)
定番の形なので一つは持っておきたい。ただ、今は気分が盛り上がる真っ赤を着たいけど来季以降のことを考えると迷う…。


Brooks Brothersのポロカラーシャツ

大人が買うべき春服|「着やすいけれど普通の画像_9
昨年よりクリエイティブ ディレクターにマイケル・バスティアンが就任。ポロカラーシャツは、着丈が短く身幅が広いボックスシルエットに見直された。 シャツ¥15,400/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン) Tシャツ¥13,200/イズネス(alpha PR) デニムパンツ¥14,300/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン)

欲しい!

千葉巧也さん(会社員)
ラフできれいな雰囲気がちょうどいい。カジュアルにもフォーマルにも使える

西坂和浩(UOMO編集部)
シルエットが刷新される前のマディソンフィットよりもさらに大きい! 上までボタンを留めてタックアウトしたり、ばさっとはおったり、着こなしのバリエーションをいろいろ楽しめそう。

惜しい!

忽那洋平さん(会社員)
シルエットは今っぽいけど、もっとワイドにしたほうが、老舗が提案するモダンさを感じられると思いました。

水口瑛介さん(弁護士)
着丈が長いからタックインしても面白そうだけど、形が大きいぶんバランスをとるのが結構難しい気がする。

欲しい!

惜しい!

参加者は200着超の春服を厳正に試着し、価格も考慮したうえで本気で買ってもいいと思ったものには「欲しい!」(MAX3着まで)を、それに次いで、魅力的だが現時点では購入したいか迷うものには「惜しい!」(MAX5着まで)を、それぞれ投票。今回特に両票を多く集めた人気の49着の中からBEST10を選出した。




Photos:Masaya Takagi 
Hair&Make-up:SHOTARO[SENSE OF HUMOUR] 
Stylist:Takeshi Toyoshima 
Models:KOU Taiki Nomura
Text:Hisamoto Chikaraishi Takako Nagai

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