2023.07.07
最終更新日:2024.03.08

エディター私物J.M. WESTONのWESTON VINTAGE #180

ファッションからコスメ、ガジェットまで、UOMO編集部員が実際に愛用する名品を毎日1つずつ紹介!

J.M. WESTONのWESTON VINTAGE #180

2023年1月にファッション・ウィークの取材で訪れたパリ。3年ぶりの海外出張でタガが外れたように買い物したい気持ちはあれど、品薄、円安、物価高が三連発のビンタのように容赦なく現実に引き戻す。気持ちよく散財できず悶々としていたときに訪れたJ.M.WESTONで閃いた。そうだ、WESTON VINTAGEがあるじゃん! と。

ウエストン自体によって再生されたヴィンテージシューズは、クルマでいえば認定中古車。モデル×素材ごとに価格が一律で、個体差による微妙な値段の差がないのが潔くてわかりやすい。

店員さんにモデルとサイズを伝えて希望に沿った候補を在庫から出してもらう。待つことしばし。いくつか試す過程で「あなたのサイズならば、リザードの180があるけど?」と店員さん。リザードはまったく想定してなかったけど、ヴィンテージならぐっと現実的だ。足を入れたらシンデレラ並にジャストで、即購入に至った。

リザードローファーも新品は相当勇気のいる値段だが、ヴィンテージなら海外の衝動買いだと思えば納得。トカゲ革に漂う艶っぽさや妙な脂っこさも中古ベースだからいい具合に抜けていて、自分には履きやすい。人生初のエキゾチックレザーシューズとなりました。

ちなみに調子に乗って同じくヴィンテージで、現行にはない型のジョッパーブーツも買ってしまっていた。その紹介はまたいずれ。

UOMOブランド統括 山崎


Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Masashi Sho

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