2023年秋冬のアダム エ ロペは、自然からインスピレーションを受けた色彩やテクスチャーを豊富にラインナップ。別注やコラボにもそんなナチュラルムードが漂っている。
01.Barbour FOR ADAM ET ROPÉ |EXCLUSIVE TRANSPORT REVERSIBLE
恒例のリバーシブルバブアーが今年も登場
「バブアーの持つクラシックな魅力を引き継ぎつつ、現代の日本の生活に取り入れやすいノーワックスのボディで別注。使いやすく、いい意味でラフに着用できるのがうれしいポイントです。またインラインよりゆったりとしたサイジングのため、厚手のニットとの重ね着がしやすいのもニット好きにとってありがたい」(田夛)
コーチジャケットのようなカジュアルさが魅力のトランスポートを、マットな2レイヤー素材で別注。裏面はバブアーのブラウン系オリジナルタータン「Muted(ミューテッド)」でリバーシブルに。着こなしに合わせてA面、B面と選ぶのも楽しい。
02.UMBRO FOR ADAM ET ROPÉ|EXCLUSIVE Pile Game Shirt
サッカーユニフォームをパイルで別注
「ゲームシャツは昨今のトレンドでもある、レトロなスポーツミックスの演出に便利なアイテム。ネイビーのボディに赤の差し色は王道の配色ですが、サッカー好きならどこのユニフォームのカラーかピンとくるはず。着ているとコミュニケーションが広がる別注です」(田夛)
英国の有名サッカーチームのユニフォームをモチーフにしたデザイン。ゆったりとしたオーバーサイズのシルエットにパイル生地で、90’sムードに仕上げた。型、素材、配色すべてがアダム エ ロペのオリジナル仕様。
03.agnès b. pour ADAM ET ROPÉ|CARDIGAN CLASSIQUE ZIP
フロントジップが新鮮なスウェットカーディガン
「胸元にさりげなく施された“b.”の刺しゅうが上品。袖を通したときの裏起毛の肌当たりのよさも最高です。ジッパーだとフロントボタンよりもシャープな印象。ゆったりとしたストレートシルエットのスラックスやゆるめのデニムと合わせたいです」(田夛)
毎年好評のアニエスベーとのコラボレーション。アイコンアイテム“カーディガンプレッション”を、裾のアジャストスナップボタン、クルーネックはそのまま、フロントジップで別注。ドライバーズニット流行の今、とてもキャッチーな一着に仕上がった。
04.GRAMICCI FOR ADAM ET ROPÉ|EXCLUSIVE BONDING KNIT FLEECE PANTS
メランジ調のフリース素材でスタイリッシュ
「秋冬になるとはきたくなるフリースパンツ。グラミチのメランジ調クライミングパンツは、ボンディング仕様のフリースで別注しているからとにかく暖かいんです。アクティブな場面ではもちろん、コートなどきれいめアイテムをスタイリングするときのハズしとしても大活躍してくれそう」(田夛)
今シーズンはシルエット、素材を変えた3タイプのグラミチ別注を展開。そのひとつが、ボンディングニットフリースを使用したほどよくスリムなこのパンツ。表はニット生地、裏面がライトフリースのボンディングだから保温性は抜群だ。裾を絞ればスウェットパンツ風にも見えて便利。
05.THE INOUE BROTHERS…for ADAM ET ROPÉ|EXCLUSIVE SHORT HANDWARMER
ハンドウォーマーを使いやすいショート丈で
「ショート丈のハンドウォーマーが、個人的に好きで冬は愛用しています。メンズのアイテムは落ち着いた色みのものが多いので、このオレンジ色の別注を見たときは、心が躍りました! オレンジは差し色としても万能だし、暗い色でまとめがちな秋冬の着こなしのアクセントにもってこいのアイテムです」(田夛)
上質なアルパカニットに定評のあるザイノウエブラザーズ。インラインで展開されているアームウォーマーを、ユニセックスで取り入れやすいショート丈に変更して別注した。今年はハンドウォーマーや手袋がコーディネートのキーアイテムとして脚光を浴びているから、いち早く手に入れたい。
Stylist:Toru Asano
Composition & Text:Hisami Kotakemori