完売率の高い別注やコラボを、人気セレクトショップ別にプレスのおすすめコメント付きでお届け。カジュアルなアイテムをドレッシーに仕上げるのが得意なトゥモローランド。梅雨シーズンをさわやかに乗り切れそうなデサントオルテライン別注の防水パーカ、デニムをスーツ生地に変えたラングラーの別注セットアップなど、お見逃しなく!
DESCENTE ALLTERRAIN×TOMORROWLAND|NYLON SHORT MODS COAT
ライトブルーが涼感を演出する防水パーカ
「別注で型からオーダーをしたショートモッズコート。軽量で防水性があるので、これから梅雨時期のアウターにおすすめ。フード部分にマグネットが内蔵されていて、きれいに収納すればスタンドカラーブルゾンとしても着られます。個人的には太めのテーパードパンツと合わせるのが好み」(海段)
デサントがスポーツ分野で培った技術を、都会的なデザインに落とし込むテックウエア。このパーカは3レイヤーのハードシェルながら、軽快な着心地で3シーズン着られるのも魅力。ライトブルーはインラインにはないトゥモローランドならではの特別カラー。
CARUSO×TOMORROWLAND|EXCLUSIVE BLOUSON
リネン素材をエレガントなブルゾンに
「初夏にちょうどいい一枚仕立てのリネンブルゾン。胸ポケットだけのシンプルなデザインは着るシーンを選ばず、ドレスのスタイリングに適したシルエットもポイント。タイドアップの着こなしにもマッチして、こなれ感が演出できます」(海段)
伝統的なハンドメイドと最新のマシーン技術を融合したものづくりで、高く評価されるイタリアのファクトリーブランド。ドレッシーなデザインに定評があり、このブルゾンは夏用のリネン生地をパターンから別注して、エレガントに仕上げた。ブラックでもリネンだから軽快に着こなせる。
Lee×TOMORROWLAND|EXCLUSIVE JACKET
アメカジの名品を英国生地でアレンジ
「英国の老舗生地ブランド、ウィリアム・ハルステッドのスーツ生地で仕立てた、クラシックムードが漂うGジャンです。シルク素材の裏地を付けたり、ミミ部分にアクセントをつけるなど、カジュアルとドレスのよい要素を詰め込んだ、遊び心のある一着です」(海段)
Gジャンの傑作と誉れ高いリー・ウエスターナーを、クラシックなストライプ生地でトゥモローランドらしくアレンジした。ウィリアム・ハルステッドは、トロピカルやポーラといった夏用のスーツ生地を得意とするイギリスの名門ミル(織物製造業者)。細身パンツを合わせてモッズライクに着こなすのも、文脈的にはハマりそう。
Wrangler×TOMORROWLAND|CLEAR TWILL JACKET・CLEAR TWILL PANTS
ドレープ感のある素材でドレッシーに変身
「トゥモローランドでは春夏の定番になっているラングラーコラボ。今回はセットアップの生地を使用して、エレガントなワークウエアに仕上げています。着たときの軽さやドレープが涼感を誘い、初夏のヘビロテになりそうです」(海段)
世界初のデザイナーズジーンズとして誕生したデニムブランドだけあって、Gジャンにもファスナーを取り入れるなど、ほかとは一線を画すラングラー。トゥモローランドがドレッシーなセットアップに使用している「クリアツイル」(ビスコース×ウールの混紡素材)で、定番モデルを別注した。デニムとはまた違った、ドレッシーなルックスで着られる。
A×TOMORROWLAND|SHRINK LEATHER TOTE BAG・SHRINK LEATHER 2WAY BAG
タイムレスに愛用できるシボ革のバッグ
「A(アー)は馬具屋出身の職人デザイナーが手がけるバッグブランド。上質なレザーをシボ革に加工することで、手なじみがよく普段使いしやすいプロダクトに。デザインもシンプルだから、トレンドに関係なく、タイムレスに使えるバッグです」(海段)
洋服の邪魔をしない華奢なハンドルや薄マチで、エレガントに仕上げた。縦長のトートはビジネスにも応用しやすい。スモールサイズのトートはショルダーとしてもハンドバッグとしても持てる2WAY。中はポケットひとつのシンプルなつくり。バッグ左:縦38×横34×マチ2cm・右:縦34×横24.5×マチ3cm。
SANDERS×TOMORROWLAND|EXCLUSIVE LOAFERS
ホワイトローファーはレンガソールがポイント
「サンダースのガラスレザーのローファーを、白いスエードアッパーにすることで、セットアップからカジュアルまで幅広く使えるシューズに。レンガ色のラバーソールが、意外とスタイリングに落とし込みやすいんです」(海段)
ミリタリーシューズでおなじみの、英国ノーザンプトンの老舗シューズメーカー。サンダースはローファーにも実用的なラバーソールを使用している。ホワイトバックスのようなルックスで別注したローファーは、フレイチアイビーやサマープレッピーのようなトラッド感のある着こなしにぴったりだ。
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori