スターバックスとポーターの初コラボが6月21日(水)に発売。双方の意匠が施されたスペシャルボトルと、ボトルの収納に秀でたコラボバッグを、編集部員のY神とH條がガチで自腹購入。その使い勝手とファッション性やいかに?
米・シアトル発祥のグローバルコーヒーチェーン店「STARBUCKS®(スターバックス)」と、吉田カバンのメインブランドとして1962年に始動した「PORTER(ポーター)」が初コラボ。双方の意匠が施されたスペシャルボトルと、ボトルの収納に秀でたコラボバッグのプレス発表会に編集部員のY神とH條が出席し、大人男子の琴線に響く全10商品を速報した。
H條:そして、6月21日(水)に発売されてほぼ即日完売。23日(金)夜19時には「全てのコラボ商品が完売しました」のインスタストーリーが「ポーター」公式インスタグラムで拡散されました。
Y神:強運のH條さんは買えたんだよね。早朝から並んだあの長い1日を振り返ってみましょう。
Y神:日傘と折り畳みチェアを持ってこなかったことを後悔しとる顔のわたくし。店舗を取り巻く200人もの大行列を目にしてすでにグロッキー状態。
H條:争奪戦の際は在庫量が1番多そうな店の見極めが必須です。「ポーター」管轄の2店舗には「ロースタリー 東京」のコラボバッグとボトルも取扱いがあり、店内に至るまでの導線もシンプルかなと。
Y神:もちろん先着順の販売ではなくて抽選販売なんだけど、ここで想定外のハプニングが…。
Y神:ほんと、H條さんが当たってよかった。もし2人ともハズレだったらここで記事は終わりでした。
本コラボ「STARBUCKS® × PORTER(スターバックス × ポーター)」は行列に並んだ全員が入店できるわけではなく、時間帯を細かく区切った「コラボを購入するための入店権利の抽選制」だった。要は、たとえ当選したとしても、閉店に近い指定入店時間ではお目当ての商品が完売している可能性があるのだ。
Y神:ポーターさん、ひいては吉田カバンさんとはもう20年以上のお付き合いですけども、ヘタなおもねりも忖度もない職人気質がボクは大好きです。
ここでY神副編集長、無念のOUT!
H條:個数制限は全10商品・各1個ずつ。Y神パイセンの好みと被らなければよいわけですし、センスも生き様もまったく違うのでなんとかなるでしょう。
汗だく状態になぜかホットコーヒー。カフェイン注入で眠気が飛んだH條、遂に入店!
H條:えっと、中目黒のおしゃれな「ロースタリー 東京」コラボのドラムバッグの小と、同じく「ロースタリー 東京」コラボのステンレスボトルのブラックとカッパーをください。詳しくは前記事を参照ください!
ポーターくん:完売です。
H條:はわわ…。
H條:大人は慌てない。プランBで。
ちなみに「PORTER OMOTESANDO」では期間限定ポップアップ「STARBUCKS in the PORTER Gallery」を開催。店内の一角が、米国・ワシントン州シアトルの地で1971年に誕生した記念すべき「スターバックス コービー」1号店の壁画がディスプレイされていた。世界中に1万8,000店舗を持つ巨大コーヒーチェーンのスタバだが、1号店だけは今もなお他店とは違った内装で、シアトルの観光名所になっている。
H條:今さらですけども、ボトルは購入したホワイトの他にブラックも、バッグも全色・全サイズをカード限度額いっぱいまで買っておけばよかった。
滞在時間は約5分。スタバ本丸コラボのドラムバッグはサイズが大小、各2色とも揃っていた。3色展開のボトルはオレンジが完売していたが、ブラックは最後の1本が残っていた。浅い眠りにつくときH條の脳裏には、「以上でよろしかったでしょうか?」の声とともにこのレジでの風景がフラッシュバックされるという。
H條:激レア商品を目の当たりにしまして、ゴールが目の前にあるのに、気持ちが妙に縮こまって遠慮してしまうといいますか斜に構えると言いますか、正常性バイアスに近いものを感じました。私も生真面目な日本人なんでしょうね…って、聞いてます?
Y神:では運転手さん、スタバまで。
ドヤる気持ち…もとい、逸る気持ちを抑えきれずに集英社最寄りのスタバに来店。タグと値札を切る儀式を経て、晴れてY神のマイバッグになった。
Y神:スタバコラボのドラムバッグからノートパソコンを取り出しまして、都会派ビジネスマンっぽく意識高くスタバで仕事をしてみようと思います。
H條:それ、ずっとやりたかったやつ。
Y神:いかにも。
ドラムバッグの小(ブラック)を購入したH條も、すでにバッグの中身を入れ替え済み。文庫本、サングラス、マスク入れ、薬、コンタクトケース、充電ケーブル、替えのTシャツまで全部収まった。
Y神:パンパンですがな。
H條:付属のカラビナを奥の持ち手に掛けて締めるという上手いアレンジを思いつきました。あと、よくあるミニバッグはフックでショルダーの取り外しが可能だったりしますが、私は本体の盗難が怖いのでこのバッグのように取り外し不可のほうが好みです。
Y神:確かに。大も取り外し不可で安心。
H條:謎なんですけど、なんでショルダーを取り外せるようにしちゃうんでしょうね?
H條:すべてがコーディネートで繋がるとはお見事です。人魚の顔も笑っているように見えます。
Y神:こっちの向きのほうがいいかも。
H條:わぁ。ポーターくんとセイレーンがご対面。カラーリングまで同じでエモいです。
Y神:さっきは勇気がなくて普通に買っちゃったけど、今後はこのマイボトルを持参して、注文時に「これに入れてください」って言えばよいのね?
H條:常連さんぽくてステキ。
今回のコラボをキッカケにすっかりサステナブルな意識が芽生えてしまったY神。やおらコラボボトルの口を開け、カップのフタも開けて…。
H條:日本でのスタバのサイズはショート(240ml)、トール(350ml)、グランデ(470ml)、ヴェンティ(590ml)ですから、グランデ相当になります。
Y神:H條さんでもなし、グランデサイズなんてとてもじゃないけど一気に飲み干せないもの。残して捨てるのももったいないし、ゴミも減らしたいし、マイボトルのありがたみがわかってきた。
プラスチックごみの削減を目的に、スターバックスでは2020年11月からアイスビバレッジに関して「ストロー不要のフタ」と「紙カップ」への移行をスタート。2021年2月には国内全店舗で実施が行き届いた。この取り組みにより、国内で年間約6,100万杯分のプラスチックカップの削減効果が生まれている。加えて、洗って使えるマイボトルの持ち込みも推奨しているのだ。
Y神:ポケットや仕切り、スナップボタンなど、あるべき機能があるべき場所にある。仕切りは底まで至らずに双方に行き来でき、浅めのポケットにはちょうどエアポッドケースが入る。フカフカ素材だからノートパソコンの収納にも安定感があるね。買ってよかった!
H條:これにて「スターバックス × ポーター」初コラボの「買ってみた&使ってみた」ルポ、終了です。大人に夏日の行列はキツかった…。
Y神:おつかれさまでした。
H上:ところでY神さん、ほとんどの人が買えなかったコラボを、完売したタイミングで「買っちゃった…」って紹介してバズっちゃうってアリ?
Y神:あり。「これだけ話題になればコラボ第二弾も企画せざるを得なくなりますよね。結果、みんなのためになる!」って、ボクじゃなくてH條さんが声を大にして言ってたよ。次はネイビーを作って欲しい!
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発売日:2023年6月21日(水) ※なくなり次第終了
販売店舗:スターバックス公式オンラインストア、
PORTER OMOTESANDO(表参道)、
PORTER TOKYO(東京ミッドタウン八重洲)、
ロースタリー 東京(※ロースタリー 東京コラボのみ)
※PORTER OMOTESANDOとPORTER TOKYOでの販売は
6月21日(水)~6月30日(金)となります。
STARBUCKS® × PORTER