ビームスでは販売しない!
スターバックス実店舗でも販売しない!
大人男子に支持されるセレクトショップの「BEAMS(ビームス)」と、1971年3月に米国・シアトルで創業した世界的コーヒーチェーンの日本社「Starbucks Coffee Japan(スターバックス コーヒー ジャパン)」が2023年7月以来の2度目のコラボ。「BEAMS」と「STARBUCKS」のロゴが刻まれた即完売必至のコラボアイテム全12型(※デジタル版スターバックスカード含む)が、6月26日(水)あさ6時より、「スターバックス公式オンラインストア」で限定発売される。
なお購入制限あり。制限のない「デジタル版スターバックスカード」ほか、制限の詳細に関しては記事最下部に掲載。熟読しておこう。
6月初旬のビームス展示会で小耳に挟んだタイミングから、今回の「BEAMS+STARBUCKS(ビームス+スターバックス)」第2弾の前評判はビッグヒットを予想させるものだった。
そこで発売に先んじて、企画に携わったビームスクリエイティブのプロダクト部に所属する梅田悠貴さん(手前)と、同じくビームスクリエイティブでプロデューサーを務める吉井聖(しょう)さん(奥)に編集部員の北條が直撃。全12型を手触り感満載でリアルに紹介してもらった。
北條:夏も冬もバニラ クリーム フラペチーノ®を飲んでおり、トレンタサイズの日本上陸を心待ちにしております。キャップを被ってよいですか?
吉井:どうぞ。学生時代にスタバでバイトして、キャラメル マキアートに感動して、おしゃれな先輩に出会って、僕の人生は動き出しました。
昨年7月に発売された「ビームス+スターバックス」初コラボと今回の第2弾の大きな違いは、マグやボトルなどのカフェグッズに加えて、「ビームス」ならではの「Champion(チャンピオン)」コラボが存在すること。ファッションブランドを絡めてのトリプルコラボは「スターバックス」としても初の試みなのだ。
①ベースボールキャップ ¥5,000
北條:ロゴの配列がマリナーズっぽい。
吉井:おっと。その視点はお初ですね。
さっそく「ビームス×スターバックス」コラボ第2弾から6パネル型の「ベースボールキャップ」を試着。フロントに「STARBUCKS」、バックに「BEAMS」のカレッジロゴが刺繍されたデザインだ。フリーサイズで、ベージュとネイビーの2色展開。
北條:わりと深めの被り心地だった。
吉井:うちのキャップが基本です。
北條:キャップ以外にもカレッジテイストのグッズが潤沢。大人男子に響きそうです。
②トートバッグ ¥4,500
同じカレッジテイストの「トートバッグ」はベージュとグレーの2色展開。厚みのあるオーガニックコットン素材で、内側に小ポケット、ハンドルにDカンが付く。
北條:ギリシア神話に登場する人魚、サイレン(Siren)のシンボルマークを両ブランドのロゴでサンドイッチしているとは。
梅田:Dカンはこんな使い方もできます。
吉井:さすがセンパイ!
③ミニマルケース付きスターバックス カード ¥3,400
コラボ第2弾を一気通貫する2本柱のモチーフは、「カレッジロゴデザイン」ともう1つ、「ペナントロゴデザイン」がある。タフなターポリン素材を使用した「ミニマルケース付きスターバックス カード」は、価格以上にお得だった。
吉井:えっと、こちらの税込み価格は3,400円ですが、すでに2,000円が入金済みの「スターバックス カード」が付いておりますので…。
北條:実質1,400円ですか。
梅田:ミニマルケースに交通系ICカードを入れてDカンに引っ掛けてもよいかもです。せっかくなのでトートとのセット購入をお勧めしたい。
北條:即完売の空気がダダ漏れですが、買えるのならばいくらでも。どんどんいきましょう。
④リサイクルステンレスボトル 473ml(¥5,500)・⑤マルチケース(¥4,000)
別売りだが、こちらもセット購入がお勧め。「リサイクルステンレスボトル 473ml」と「マルチケース」はともにペナントデザイン。ボトルがケースにちょうど収まるサイズだ。
北條:梅雨時期にこんなマルチケースから極小折り畳み傘を取り出している人を見かけてびっくり。473ミリリットルと言いますと…。
吉井:スタバのカップサイズと容量には基準があります。トール(350ml)とグランデ(470ml)の序列なのでグランデサイズまでいけます。
梅田:さすが、元・学生バリスタ!
⑥リサイクルセラミックマグ 355ml ¥4,500
吉井:こちらの「リサイクルセラミックマグ 355ml」ですと、トールサイズまでいけます。表面張力なみなみですけども。
梅田:底面にマイクロウェーブ耐性とあります。このまま電子レンジで加熱も可能です。ペア持ちしてスタッキングで片付けちゃってください。
北條:マグにブツ切りの温野菜を入れ込んでレンチンしたいところ。あれ? 吉井さん?
⑦バンダナ ¥2,500
これぞ、日本が誇るセレクトショップの雄、ビームス流の小物使い。オーガニックコットンを使用した大判の「バンダナ」は、ハンカチ、ランチョンマット、風呂敷などの用途から、首元に巻くなどスタイリングのアクセントにも使える。ペナントロゴデザインとカレッジロゴデザインの2柄展開。
吉井:去年7月発売の初コラボから担当しておりますが、当初はボトルホルダーやエコバッグ、ミニポーチなどが中心でした。今回はファッションへと舵取りができて、いろいろと感無量です。
北條:シリアスな表情になっている!
吉井プロデューサーの想いを感じ取ってしまった北條。2人は無言のまま丁寧にバンダナを折り畳み、呼吸を整え、次なる「即完売メガヒット確実」アイテムへと意識を向けるのだった。
北條:いよいよですね。
吉井:ついに商品化。これは自信作です。
北條:なまらヤバい。
思わず道産子弁が出てしまった北條が手持ちしたタンブラーに注目。もはや、オフィス街やストリートにおいて「スターバックス」のタンブラーを片手に闊歩するスタイルは、世界はもちろん日本にも広く浸透している。そこに、日々のルーティンを楽しくファッショナブルに演出する「ビームス」が、大人男子待望のコラボでトドメを刺すのだ。
⑧リサイクルステンレスTOGOロゴタンブラー 473ml ¥5,500
2024年上半期の残り運をすべて投入してでも手に入れたい、「リサイクルステンレスTOGOロゴタンブラー 473ml」がこちら。「スターバックス」定番のペーパーカップをモチーフに、微笑みのサイレンとカレッジロゴが共振したステンレスタンブラーだ。ドリンクを注ぎやすい広い口径は洗いやすく、氷を入れる際にも便利。本体にリサイクルステンレスを約80%使用している。
北條:マイタンブラーが夢でした。おしゃれな店員さんと「ベンティを入れてください」「申し訳ありません。このサイズのタンブラーはグランデサイズまでになります」のやりとりをしたい。
吉井:してください。
北條:そうだ、カラバリは?
口に運ぶとき、ちょうどカレッジロゴとサイレンが斜め下からチラ見えする「リサイクルステンレスTOGOロゴタンブラー 473ml」は好配色のグレー・ベージュ・ネイビーの3色展開。最初に完売するカラーはどれになるのだろう?
北條:先に紹介したカフェグッズは2色展開が多かったですが、この3色がコラボ第2弾の基本カラバリと言って差し支えないでしょう。
梅田:そんな感じですね。同色で合わせられるアパレルもありますよ。
北條:そ、その声は…!?
⑨Champion ヘビーウェイトTシャツ ¥9,900
なんと梅田&吉井、お揃いのトリプルコラボ「Champion ヘビーウェイトTシャツ」に着替えていた。今回のコラボ第2弾では、「ビームス」が全面協力した本格的なコラボアパレルの販売もニュースになっている。ホワイト・グレー・ネイビーの3色展開で、サイズはSからXLまで。
梅田:僕のネイビーは完全にタンブラーのカラーリングとリンクしていますね。
吉井:お馴染みのサイズ感。BEAMSオリジナルのスタンダードフィットを採用しています。
北條:お2人の体型別着こなしを見たい!
向かって左の梅田(180cm・68kg)はXLサイズ、右の吉井(173cm・68kg)はLサイズを着用。日本人の標準に近い身長のスポーツマン体型の吉井がLサイズを着ると肩が若干落ちる。180cmオーバーはXLにしておくと安心だ。
北條:これは参考になる!
梅田:サークルの10コ上の先輩が試合を見に来たぞ、みたいな。前面に「STARBUCKS」、背面に「BEAMS」のブランドネーム入りです。
吉井:「チャンピオン」の目玉ロゴが左袖に付く通常仕様に加えて、右袖にサイレンのワッペンをオリジナルで付けました。あとですね…。
吉井:僕らが着ているホワイトとネイビーは、割れたり擦れたり経年変化が味になる「半ラバープリント」の白縁取りでブランドネームを構成しています。でもグレーだけ、古着っぽくインクが馴染む「染み込みプリント」にしているんです。
北條:なんと。グレーが欲しくなってきた。
吉井:スウェットもそうですよ。
⑩Champion リバースウィーブ® クルーネック スウェット ¥22,000
最後の大物、「Champion リバースウィーブ® クルーネック スウェット」を試着。Tシャツと同様、向かって左の梅田(183cm・68kg)はXLサイズ、右の吉井(173cm・68kg)はLサイズを着用。Tシャツのサイズレンジに比べると、XLはかなりのビッグサイズであることがわかる。
北條:あとすいません、リバースウィーブ®とのことですし、オフィシャル画像では見えにくかった「最も気になる箇所」を見たいのですが。
梅田:わかります。
吉井:そのお気持ち。
それは裏地!
吉井:春夏コラボですから。
北條:裏起毛のスタンダードなリバースウィーブ®だと春夏は暑くて着られませんが、「ビームス」コラボは今すぐ着られるライトな「裏編み」仕様のリバースウィーブ®でひと安心。これください!
梅田:申し訳ありません。そもそもビームスには販路はございません。
北條:うっ。
吉井:どの色の生産量が最も少ないかなども言えません。
北條:ううっ。
発売前の「ビームス×スターバックス」最速チェックはほぼ終了。ちなみに今回のコラボ第2弾のテーマは「The Timeless & Uplifting Coffee Styles」。年齢も性別も問わず、誰もが親しみと愛着を持って使い続けたくなるような、毎日のコーヒースタイルに欠かせないアイテムの提案だ。
梅田:そうだ。もっと大物が残っていますよ。
北條:えっ、どれ?
⑪スローケット ¥15,000
北條:イメージよりもデカっ!
これは灯台下暗し。コラボ11アイテム目、リサイクル素材を用いた「スローケット」がアンカーだ。コラボオリジナルのペナントロゴをジャカード織りで表現した大判サイズ。テーブルやソファーに広げたり、敷物や膝かけとしても重宝する。ベージュとオレンジの2色展開。
梅田:水洗いが可能で、ピクニックやアウトドアにもぴったり。隠れ人気商品になる予感も。
吉井:しっかりとしたで肌心地もよいです。ぜひ、包まれてみてください。
北條:このままコーヒーをすすったら、さながらFBI特別捜査官のデイル・クーパー…。
梅田&吉井:どなたか存じませんが、販売は6月26日(水)あさ6時から「スターバックス公式オンラインストア」で。ご武運をお祈り申し上げます。
オマケの1枚は後片付け。
なお、今回のルポ記事で紹介しなかった例外アイテムであるオリジナルデザインの「デジタル版スターバックスカード」については購入制限はなく、専用のオンラインストアで簡単に購入可能だ。
該当リンク先、およびコラボ第2弾の「販売制限」に関する情報は、公式アイテム画像の下に掲載。熟読して6月26日(水)あさ6時に備えよう!
【公式アイテム画像をもっと見る】
BEAMS × STARBUCKS 第2弾
発売日:2024年6月26日(水)あさ6:00〜
販売店舗:スターバックス公式オンラインストア
(※ビームス、スターバックス実店舗では販売なし)
諸注意:
・販売初日のみ1会計あたり各商品1点まで。翌日以降は1人1商品につき10点まで購入可
・アクセスが集中した際に、オンライン上の「待合室」に誘導(※先着順ではない)
・「BEAMS デジタル スターバックス カード」は購入サイトが異なる
デジタル版スターバックスカード
デザイン:
Pennant Design(BEAMS ミニマルケース付きスターバックス カードの色違い)、Logo Design(BEAMS + STARBUCKS®)
発行:オンライン
入金額:1,000円~30,000円(税込)
購入制限:なし