ハイスペックなアウトドアアイテムでありながら、持ち前のミニマルなデザインでファッションシーンでも存在感を増すアークテリクス。待ちわびた2024年春の新作のデリバリーがスタート! 注目の5アイテムをお届けしよう。
アークテリクス PR須藤 実奈子さん
さまざまなブランドのPRを手掛けるPR会社スタッフとしてアークテリクスを担当。趣味のヨガに加えて昨年からトレイルランニングを始め、体力づくりのためロードも走る日々。
01.ベータ ジャケット
GORE-TEX ePEメンブレンでリニューアル
「環境に悪影響を及ぼす有機フッ素化合物への取り締まりが世界的に厳しくなっています。アークテリクスでもGORE-TEX製品を順次、環境に負荷の少ない有機フッ素化合物不使用のGORE-TEX ePEメンブレンに切り替えて、製品のアップデートに取り組んでいるんです。この春リニューアルされたベータ ジャケットはその成果のひとつです」(須藤)
アークテリクスを代表するベータ シリーズは、GORE-TEXを採用したオールラウンドに活躍するアウターウエア。剥き出しの止水ファスナーがアイコニックで、胸元とフードのロゴ以外は装飾のないミニマルなデザインが特徴だ。新しいePEメンブレンには従来製品と同じ機能を持ちながら、より薄くて軽いという特性が。リニューアルされた写真のベータ ジャケットは人気の高いブラックサファイア(ネイビー系カラー)。4月の発売が待ち遠しい。
02.アークワード ロゴ ショートスリーブ
プレミアムコットンを使用した新作Tシャツ
「プレミアムコットンを使用し、フロントに大きなロゴグラフィックをあしらったグラフィックTシャツは24SSのNEWアイテムです。通気性に優れ、動きやすさ、多様性を追求したデザインで着心地がよいのが魅力」(須藤)
コットンの肌ざわりや風合いを持つ、化繊混紡のハイブリッドなTシャツ。肌ばなれがよく、インナーとしても申し分がない。デイブレイク(ペールホワイト系カラー)はメタリックなグレーの配色で、大胆なロゴをクールに見せる。
03.ゴア 5 パネル ハット
ジェットキャップにもGORE-TEXタイプが
「GORE-TEX素材の5パネルハットです。透湿防水性はもちろん、防風性も備え、機能の高さは言わずもがな。グレーのプリントロゴがさり気なくアクセントになったこのハットは、小物にもこだわりたい人におすすめです」(須藤)
形のよさにも定評がありファンも多いアークテリクスのハット類。新作のジェットキャップはGORE-TEX製品ながら薄手という点が特筆だ。しなやかな着用感を実現するゴアC-KNITバッカーテクノロジーを組み合わせているので、かぶり心地も最高。
04.ヒリアド 15 バックパック
パッカブル仕様の使えるバックパック
「ヒリアドは軽量、耐久性に優れ撥水加工もされた、普段使いからアウトドアまで万能なバッグシリーズ。ソリチュード(アイシーなライトグレー系)は24SSの新色です。使用しないときには外側のポケットに折りたたんで収納可能で、旅行のサブバッグなどにも便利なんです!」(須藤)
2023年に登場したヒリアド シリーズは、ショルダーストラップをメッシュにするなど、軽量性とカジュアルなルックス、またパッカブル機能で人気を博している。新色のソリチュードは限りなくホワイトに近いペールカラー。合わせる色を選ばず、着こなしをシャープに見せてくれる。縦40×横25×マチ20cm(編集部計測)。
05.マンティス 16 バックパック
マンティスの新色はネオンカラーがアクセント
「逆三角形のルックスでおなじみの定番バックパック、マンティスの24SS新色です。100%リサイクルポリエステルを使用しており、耐久性があって軽量です。写真の新色はキャンバス/ユーフォリア。ネオンイエロー系のユーフォリアがアクセントになって、春先のスタイリングに少しだけ華やかさを添えてくれます」(須藤)
カマキリに由来するマンティス。両サイドにストレッチメッシュポケット、トップに小物用ジップポケットを備え、必要なものがすっきり収納できる。パッド入りバックパネル、フレームシート、人間工学に基づいたショルダーストラップなど背負いやすさにも定評がある。縦45×横26×マチ21.7cm(編集部計測)。
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori