ファッションウィーク開催中の仏・パリにて、「吉田カバン」が手掛ける「ポーター」の人気シリーズ「TANKER(タンカー)」のサステナブルなリニューアルが展示会型式で発表された。刷新の鍵を握る革新的な素材とは?
寒波が吹きすさぶ3月の仏・パリ3区。ファッションウィーク開催中で賑わいを見せる繁華街からほどなく離れた場所に、美術館「Musee Picasso」がある。エントランスには世界中の百貨店やセレクトショップのバイヤー、ブランドディレクターなどが集っていた。
このブランドの代名詞的存在が、100%植物由来のナイロン素材で、デザインはそのままに生まれ変わる。東レと共同開発し、世界初の量産化に成功したた強くしなやかで革新的なナイロン糸がその鍵となる。
未来を見据えたメイド・イン・ジャパンの挑戦は、「何も変わらず、何もかもが変わる」の言葉に凝縮されている。発売は5月を予定。続報を待とう!
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Text: Takafumi Hojoh