ノルウェー発のジュエリーブランド「トムウッド」が国外初となる旗艦店を東京・南青山にオープンする。
2013年にクリエイティブ・ディレクターのモナ・ヤンセンによって設立されたジュエリーブランド「トムウッド(Tom Wood)」。2023年11月25日(土)、日本初出店となる旗艦店を東京・南青山にオープンする。
スウェーデンのデザインエージェンシー「Specific Generic」とのコラボレーションによりデザインされた本店舗は、2フロア320平米の広さを持つ。
Design and key features ground floor
1階はトムウッドのコンテンポラリーな美学とサステナビリティに対する考えがデザインの中心となっている。床から天井までのスライド式ガラスディスプレイが空間を仕切り、長さ9メートルの木製レジカウンターを設置した。
後ろには背の高いアーカイブウォールが立ち、日本の国旗に敬意を表してデザインされた青山店限定“Mined Ring Red Garnet ”(Large¥72,600、Small¥49,500)を含む、旗艦店でしか手に入らない特別にセレクトされたジュエリーが並ぶ。アルミニウムやスチールなどリサイクル可能で長持ちする素材が優先的に使用されているほか、寿命を終えたテキスタイルをアップサイクルして制作された、クヴァドラ社のREALLYと呼ばれる革新的な製品も展示する。
The Apartment second floor
「アパートメント」と名付けられた2階は、モナ・ヤンセンがキュレーションしたアートや家具を展示するプライベートギャラリー。ここには招待者のみ足を踏み入れることができ、イベントやトークショー、ディナー、そしてツアーなどのために開放される予定だ。部屋の中心にはノルウェーの家具デザイナー、アンドレアス・エンゲスヴィックがデザインした2 脚の黒いパッド入りのレザーソファーが置かれ、ゲストを迎え入れる。
他にも、インビック社製のモスグリーンのウールを張ったロングベンチも配置。スカンジナビアを拠点とするクヴァドラ社との共同プロジェクトの一環として、ラフ・シモンズがデザインしたファブリックを使用したもので、ノルウェーの豊かなテキスタイルの伝統を表現した。加えて、モナ・ヤンセンのオフィスや自宅にあったプライベートな本やルックブック、彫刻などもこのスペースに寄贈され、ノルウェーの文化やブランドの原点を垣間見ることができる。
モナ・ヤンセンは新店について下記のように語っている。
「この空間の目的は、ノルウェー人である私たちの生活スタイルの一部を日本に持ち込むこと、そして、その空間を私自身がキュレーションすることで、素晴らしいクラフトマンシップとデザインに対する情熱を分かち合うことです」
Tom Wood Store Aoyama/トムウッド 青山店
住所:東京都港区南青山3-14-20
TEL:03-6447-5528
営業時間:12:00-20:00(不定休)