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NIGO®とのコラボ!
パリ・メンズファッションウィーク公式日程の初日にあたる1月21日(火)20時(日本時間22日午前4時)、仏パリのラグジュアリーブランド「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」が、2025年秋冬メンズ・ファッションショーを開催。
日本からは平野紫耀(27)と堀米雄斗(26)らが招待され、国内外からも「BTS」J-HOPE(30)ら豪華ゲストが多数来場。メンズの指揮を執るファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が提案するハイ・ラグジュアリーに華を添えた。
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パリコレ初日の最終スケジュール、公式日程では1月21日(火)19時30分から約30分押しでスタートした「ルイ・ヴィトン」メンズ2025年秋冬コレクションのテーマは、仏語では「Se souvenir du futur」であり、英語では「Remember the future」。非常に逆説的である。
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パリ・メンズファッションウィーク(通称:パリコレ)期間中のメインコレクションとしては4シーズン目のランウェイとなるファレル。2年前の2023年2月にメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任し、同年6月の2024年春夏デビューショーから一貫して打ち出している「LVERS」のキーワードは、公式リリースでも健在だった。
平野紫耀、堀米雄斗からメッセージ
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ショー直前のフォトコールに「BTS」J-HOPEが登場。モノグラムの星と頭字語の「LV」を組み合わせて「Lovers」と読むおしゃれな造語「LVERS」は、昨年6月に「ルイ・ヴィトン」から新発売されたメンズフレグランスのボトルにもレタリングとして施されている。「LV ラバーズ」の製品名称で、ようやく“読み”が定着した感がある。
会場にも「LV ラバーズ」の芳香がそこかしこで漂っていた。さあ、ショーの幕開けだ。
JAPAN 尽くしのランウェイ
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一瞬の静けさの後、ランウェイの開始を告げるべく場内に響き渡った爆音は、なんと、1997年1月にプレステ専用ソフトとして発売された「ファイナルファンタジーVII」にて、植松伸夫(1959年~)が手掛けたゲーム音楽「One-Winged Angel(片翼の天使)」のオーケストラ演奏だった。
そして、会場で配布された英字リリースには「LVERS」とともに繰り返し用いられる造語がもうひとつ追加されていた。ファレル(Pharrell)のイニシャルから「Ph」を抜き出した、フレンドシップならぬ「PHRIENDSHIP」である。
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コレクションの正式タイトルとして「LOUIS VUITTON MEN’S FALL-WINTER 2025 COLLECTION BY PHARRELL WILLIAMS AND NIGO」と記されているように、これは30年来の付き合いであるという懇意の日本人デザイナー「NIGO®」との友情に他ならない。数ピースの限定コラボではなく、2025年秋冬は徹頭徹尾、ファレルとNIGO®のタッグコレクションなのだ。
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ショー音楽に関して、“ゲーム音楽界のベートーベン”の異名を持つ植松伸夫だが、ファレルとNIGO®が大ファンであることに疑う余地はない。そして一夜限りのフューチャリスティックなショー会場も、NIGO®が関わる店舗の設計でお馴染みの片山正通・ワンダーウォール代表が手掛けている。
加えて、今秋冬にピックアップしたカラーパレットにピンクがあるが、これもファレルが大好きな日本を象徴する「桜色」の呼び名が適当。イエローも「黄柚子」から抽出しているのだ。
人気確実のデニムピース
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多種多様のクリエイティブで料理したデニムピースは圧巻という他ない。藍染布に白糸で刺繍する刺し子の技術や抜染技法のかすり、ぼろ(hobo)加工など日本の伝統技術が注入されている。
セレブリティやジャーナリストなど、来場客に絶賛された2025年秋冬の「ルイ・ヴィトン」メンズ、日本の大人男子が買わずして誰が買う!?
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フィナーレでは寄り添って登場。
2025年秋冬のインスピレーションを求めて、ファレルとNIGO®が注目した時代は「2000年代初頭」だった。ラグジュアリーとストリートの境界が曖昧になり始めた過渡期を象徴するかのように、ゼロ年代の裏原宿のエッセンスが「ルイ・ヴィトン」伝統のダンディズムによって底上げされたのだ。まさに、「Remember the future」である。
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LOUIS VUITTON
MEN’S FALL-WINTER 2025 COLLECTION
BY PHARRELL WILLIAMS AND NIGO
開催:2025年1月21日(火)20時
(※日本時間22日午前4時)
メンズ・クリエイティブ・ディレクター:ファレル・ウィリアムス
Show soundtrack by Pharrell Williams